幸せなカップルになるためにー幸せなSEXライフ
番外編 幸せなSEXライフを送るために
紹介書籍:愛が深まる本
著者:ジョン・グレイ
結婚をして、何年もたち、子供ができてその世話に追われ・・・ふと気付くと、最後にSEXしたのはいつかしら??となっていませんか?
女性が性を語るのは恥ずかしい。や、女性には性欲はない。などと思われていますが、そんなことはなく、健康な女性であれば性欲はあってしかり、性についてもパートナーと語り合える関係を築くのはとても良いことです。
もし、今あなたがパートナーとのSEXについての悩みがあるのなら、ぜひ上に紹介した『愛が深まる本』を読んできただきたいと思います。
この本は、ジョングレイ博士の性についての指南本であり、男と女はSEXに対する考え方や感じ方も全然違う!ということを知ることが出来ます。
この本では、男女のSEX観の違いが説明されており、
男は空っぽにしたい。女は満たされたい・・・
なぜ、男は体だけを求めるのか?←これは交際中でもよく感じますよね?
また女はどうされると、心からSEXを楽しむことができるのか?
ここでも男女のSEX観の違いを知ることによって、コミュニケーション不足や誤解から生じる問題を解決できます。たとえば
彼は私にSEXしか求めない?
女性は、まず精神的な充足感を得た上で、愛されている実感がないとSEXが出来ないのに対し、男も愛を真剣に求めていているが、その精神的な充足感をSEXの最中に手に入れることができるので、男性にとっては、精神的なつながりよりも肉体的つながりがより重要になり、また男性はSEXをすることによって、ストレスが解消でき、自分を取り戻すことができる。からだと。
そして
男女にとっての素晴らしいSEXの定義とは
男にとっての素晴らしいSEXとは、愛する女を満足させること
そして、女にとっての素晴らしいSEXとは、満たされたSEXをすること。
SEXは二人が一緒にするどんな行為よりも、男らしい気持ちと、女らしさをはぐくんでくれるものではありますが・・・
男女がそれぞれ、そのSEX観についての違いを知っていないと、ほんの少しの誤解や解釈の違いから大きな問題に発展する場合も多い!?とあります。。
前回、紹介したルールズ3やサレンダードワイフでも、
SEXは夫婦関係においてとても大事なこと!であり、また、どちらの本にもイニシアチブと取るのは男性で、お誘いがあった時には出来るだけ、断らないのが良い!と書かれています。
男性から誘わせる方法として、
二人でいるときは出来るだけ女らしく、物腰の柔らかい、優しく繊細で包容力のある女性であること。
そうすることで、男性はあなたに惹きつけられ、SEXの意欲も掻き立てられます。
しかし、女から言葉に出して誘うと上手く行かないことが多いのは、男性からすれば、女性からSEXに誘われる=コントロールされる?と感じ、SEXでさえ要求される!コントロールされる!!と男が感じるとその気も萎えてしまうそうです。
なぜなら、コントロールする女=母親。を連想させるため、母親を抱きたいと思うことはない。からと・・・笑
それよりも、女が男をコントロールするのを止めれば、男らしさが顔を表し、女に対してより優しく、寛大になり与えるようになり、女に対する関心が高まれば高まるほど、女は男に感謝し、満足する。
女が感謝の気持ちを表せば、男は自分が評価されていると感じもっと与えようとする・・・
ここでも、女が男を立てることによる相乗効果が表れます。
また断らない方が良い!というのは、“愛が深まる本”に詳しく書いていますが、男性はSEXについてはとても感傷的になっており、断られるとものすごく傷つくのだとか・・・汗
(女に悪気はなくても)何度も断られるうちにだんだんとSEXをしたいという衝動に駆られなくなっていくものであると・・・
自分がしたくないときや、どうしても嫌な場合でも『できるだけ男が傷付かない言葉を使う』気遣いが必要なのです。
たとえば『SEXしない?』と誘われて、よく使うお断りの文句が
『さぁ~』
『わからないわ』
『だめよ、時間がないわ!』
『今は、乗り気じゃないの』
『忙しいの』
『ダメ、頭痛がするの!』
これらの言葉、女性にまったく悪気はなく・・・苦笑
そして、これらの言葉が男性のSEXしたい気持ちを萎えさせている!?ということさえ知らなかったのでは?
女性からしてみれば、なぜ出来ない(したくない)のか?ということを述べていますが、男性からしてみれば、頭ではその意味はわかってはいても
“拒絶された!!”
と受け取り、それが長く続くうちに、その気をすっかりと失くしてしまい、妻に興味をなくし、SEXレスになったり中には、簡単にさせてもらえる女を作ったりすることも・・・
そうなると、今度は反対に女が焦り始め、女からSEXを誘うようになり、そのたびに余計に男はやる気をなくす・・・という悪循環に陥ります。
それらを防ぐには、男性がいつ誘っても“女性がいつでもOK!ばっちこぉ~い!!”であれば、男性は断られる心配がないため、ますます性欲が沸いてくるようになり、また女性も男性から求められることで、精神的に充実し、彼からの愛情を感じ、性欲もみずみずしく保たれる。
SEXが二人の性欲をも若々しく保つ役目もしてくれます。
しかし、家事や育児、仕事で忙しい日々にどうやってすべてのお誘いを受けるのか?どういう言葉で受け答えれば良いのか?ジョングレイ博士は、そのために
1、ファーストフードSEX
2、普通の食卓SEX
3、豪華なディナーSEX
と3種類のSEXを使い分ければ良い!と提案しています。
1、ファーストフードSEX(ショートSEX):読んで字のごとく、さっと終わるもの。笑
前戯もなく、男にさっと行ってもらう。爆笑!
女が感じる必要もなく、ただ男が射精して終わるもので・・・これは時短だけでなく、男女双方に“満足させるように頑張らくては!”という思いや“行かなくては!!”や“仕方がないから演技しよう!”と言うような気持ちを持つ必要がなく、男は気分のままに、女は、断る罪悪感なしでSEXを楽しめるというもの。
2、普通の食卓SEX:普通のいつものSEX。説明の必要はありませんね。笑
3、豪華なディナーSEX:こちらはたっぷりと時間を掛け、ロマンチックな演出や、非日常的なシチューエーションであったり、特別に手間暇をかけたSEXをすること。
この複合により、SEXのバリエーションも広がり、また男性も断られる恐れがなくなり、いつでも情熱の赴くままに、妻とのSEXを楽しめる。という特典が・・・
『SEXしたい』と男性に言われた時に、あなたにその気がなかったり、時間がなかったりする場合の言い方として・・・
『簡単にならいいわ!』
『今はその気じゃないけど、少しならいいわ』
あなたの体の調子が悪い場合は・・・
『今日はちょっと具合が悪いけど、明日なら大丈夫よ!でも手でしてあげるわね。』
などなど、また女性はホルモンの関係で、行きやすい日もあれば、行きにくい日もあるので、SEXの途中に行くのが難しい。気分がどうしても乗らない・・・と思うときには・・・
『すぐに入れて欲しいの。あなたが満足してくれたら私も嬉しい。』
『今夜は簡単なSEXにしましょう』
と言えば、彼も喜んで協力してくれるはず。
SEXにおいても、一方通行にならないコミュニケーションも夫婦間では本当に大切であり、どうしたら素晴らしいSEXライフを送れるのか?また、どうしたら気持ちがいいのか?どうしたら感じるのか?なども、夫婦でお互いに話し合いが出来るのが理想であり、そのために、男性のテクニックなどに関してのダメ出しや男性のみに任せるSEXではなく、女性自らが“ここが感じる”ということを言葉だけでなく、態度や行動で示してあげることが必要です。
それらの方法は、18禁の内容になるので(笑)、詳しく知りたい人は本をお読みくださいね。
シリーズ最後の手前味噌談義になりますが・・・(^^;)
私は、コントロールとダメ出しの嵐で、元夫たちの男気をことごとく削いできました。
でも、この部分だけは、サレンダードワイフや愛が深まる本を知る以前から実行していました。
元夫からは
『同僚の話を聞くと、いつも拒まれる!というけど、なんで断らないの?』
という質問を受けたほど・・・笑
当時の私は、ただ単に
『妻としての義務だから!家事や育児を完璧にしたいのと同じ!』
という頭でしかなかったのですが・・・苦笑
これらの本を読んでから、日々の生活でケチョンケチョンにされても、この部分だけ・・・野性的な基本部分だけは“男”でいることが出来たので、嫌がられもせず愛されていたのかも?と思うようになりました。
今夫は50歳を過ぎ、私自身もアラフィフの身ですが、いつでもOK!ばっちこぉ~い!がポリシーの私なので、夫の性欲もSEXに対する情熱も落ちることなく、ホントにいつでもお誘いがあります。笑
朝でも昼でも、少しでも時間が出来れば“ファーストフード”そして夜は・・・普通の食卓だったり、豪華なディナーだったり・・・笑
会社が近いので、お昼休みに帰ってきては、さっとリフレッシュしてまた会社へ行って仕事を頑張る!ことも多く・・・
“愛が深まる本”で男性のSEX観を知ってからは、男にとってのSEXとは、愛を確かめる行為以外に、ストレス解消であったり、煮詰まった時のリフレッシュである。ということも理解できました。
女がいつでもOK!!なことで、男は“断られる”絶望感やいら立ちを心配せずいつでも誘えるようになる→いつも性欲が沸いてくる→自分の腕の中で悶え、満足する女が愛おしい。大事にしたいと思う=女は愛されてる!と自信を持つことができる。
と、たった一つ“お誘いを断らない!”ということを変えるだけで、これだけの特典があるということは、私自身も体験しています。
もちろん、年齢からくる体の衰えや個人の体力差や性欲の多少などで、一概には言えないことも確かにありますが、SEXに対する意欲は“男女のSEX観の違いを知る”ことによって衰えることがない!ということも私自身の体験からも間違いはないと思います。
日本では、性についての話題は夫婦間であってもタブー視され、結婚すればSEXは少なくなる。またはなくなる。のが当たり前のように思われていますが、本当はそうではなく、愛のある結婚生活を送る上でも、一方通行でない愛情のあるSEXは非常に大切な要素である。と、この本からも今夫からも教わりました。
最後に・・・・“幸せなカップルになるために・全9回”
お読みいただきましてありがとうございました。
結婚するのは簡単、続けるのは至難!を身をもって知っているだけに、このシリーズで紹介した本を勉強したおかげで、上質で愛のある結婚生活を送るためにどうすればいいのか?を考えられるようになりました。
手前味噌な話も多くはさみましたが、どの話もどこの家庭でもどこのカップルでも起きうる問題でもあると思います。
しかし、その解決法や予防法を知っていれば、多くの問題が円満解決するのも事実です。
このシリーズを通して述べて来た
女が賢く動くことで、二人の関係が変わる!
ということを知って頂きたいと思います。
すべての愛し合うカップルが、幸せで楽しい日々を過ごせますように!!