“別れた”からこそ見えることがある！「離婚実例」から学ぶ、“別れたほうがいい恋愛”の見分け方
結婚したカップルの3組に1組が離婚という選択肢を選ぶ時代。縁あって一緒になったけれど、別れを選ばざるをえなかった「選択」の背景には、なにが隠れていたのでしょうか。
モラハラ・夫の浮気・セックスレス・夫のうつ…そんな様々な原因によって、実際に離婚を経験した7人の女性の離婚実例が働く女性のファッション誌Domani11月号（10月1日発売）に特集されていました。
なぜ離婚すると決意したのか、その後どうなったか、彼女たちの経験は実際の恋愛にも通じるヒントがたくさんです。“別れた方がいい恋愛”の見分け方を、その特集の一部も交えてご紹介します。
1. モラハラ傾向のある男
世の中にはモラハラ傾向のある男性が一定数いることは事実です。とくにやっかいなのが、彼らは最初優しく接してくるということ。しかし、手に入った距離になるにつれ、次第に相手の心を傷つける発言が多くなっていきます。
Domani11月号の記事にあるAさん（40歳）は、同じ職場で知り合った年下の夫に強くアプローチをされて結婚。
しかしその後、もともと「強烈な学歴コンプレックス」があった夫は、仕事で独立すると「お金、地位、名誉」を手に入れ、変わってしまいます。年下の女性と浮気をくり返し、「いい大学出たくせに子育てしかしていない女はバカ」とモラハラが始まるように。
このようなコンプレックスの強い男性の場合、彼が欲しいのは“自分のコンプレックスを補ってくれるだけの妻”という可能性があることを知っておきましょう。また、記事にはありませんが、お付き合いしている時に、些細なことをいつも指摘してくる男性、女性はこうあるべきだと決めつけている男性、年上の彼で「妻を一人前にしよう」という姿勢を感じる男性は、そのうちあなたを傷つける発言や行動がエスカレートする可能性があるので要注意です。
2. 浮気症の男
男性の離婚原因の常に上位にあるのが、いわゆる「異性関係」。結婚後に浮気をする男性はかなりの数いるようです。
記事では、同じ職場の「6歳年上の先輩」と結婚したBさん（40歳）の例が。Bさんは、「入籍して3年、夫の浮気が発覚」します。最初は浮気相手と別れると言っていた彼でしたが、その後も浮気はずるずると続き、そんな夫にすっかり愛想がついたBさんは離婚を決意。
浮気症の男性は、結婚しても浮気をする可能性が高いとよく言われますね。付き合っているときに浮気をされた場合は、結婚後も浮気をする可能性が高いでしょう。また、記事にはありませんが、女性にモテるための努力を欠かさない男性、女性との出会いをいつも求めている男性も要注意でしょう。“私と結婚したら変わるはず”、と淡い希望を抱く前に、一度冷静に相手を見つめなおしてみてください。
3. 婚活疲れの時に知り合った男
30代になると婚活をしている人も多くなりますが、そんな女性がどうしても避けられない“婚活疲れ”。お見合いパーティや、合コン、ネット婚活などどれだけ頑張っても、なかなか理想の相手が見つからず、婚活自体に疲れてしまう状態です。
記事にある例は、「婚活に疲れきったころ、現れたのが元夫」というCさん（35歳）。しかし、結婚後に彼が、「突然、「地元に戻って実家を継ぐ」と言い始め」ます。Cさんは「仕事にやりがいを感じていた」ため、何度も話し合ったけれど、話し合いは平行線。結局、将来の子育てや介護でも夫は妥協しないのではとCさんは離婚を決意しました。
とくに婚活がなかなかうまくいかない時は、結婚を焦ってしまいそうですが、もしこの人でもいいかなと思える人が見つかったら、一番大事なのは「人生プランは入籍前にとことん話し合う」ことなのだそう。
婚活疲れの時に出会った男性は、それだけハードルが低くなってしまうもの。焦りや不安だけで衝動的に行動せず、結婚後の幸せを冷静に考え、相手と人生プランを話し合うべきでしょう。何を妥協できて、何を譲れないか、普段から自分に問うているのもいいかもしれません。
Domaniの記事を交えて紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。そのほかにも、セックスレス・夫がうつに、など様々なケースの離婚実例がDomani本誌には掲載されています。結婚をする前に、相手をもう一度見直すきっかけになるので、一度目を通してみては。
出典：「いい女7人「バツイチ」物語」
「Domani」11月号 2015年 P.253〜257
（文＝知花きのこ / 恋愛ユニバーシティ）
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