「大人の女性」でも男性からモテるファッション“3つの法則” その1

年齢を重ねるにつれて、「なんだか今まで似合っていた服が似合わなくなってきたな…。」と感じることはありませんか。
20代までの女性なら、「キレイ色のカーディガンやふんわりスカート」など、AneCanに代表される赤文字系雑誌に掲載されたコーディネイトを真似ていれば、男性からモテることができました。

しかし、35歳をすぎるとそうはいきません。
年齢を重ねたことによって体型が変わり、顔や体がそげた印象になったり、人によっては肉付きがよくなってしまうこともありますね。そのため、20代当時のモテファッションをそのまま着続けていれば、周りから「イタい」ファッションをしているように見えてしまうのです。

では、そんな「大人の女性」がどうすれば、男性からモテることができ、かつ「イタくない」ファッションをすることができるのでしょうか。

それは、大人の女性がキレイにみえる「美人服」を身に着けることです。

これまで私は、プロのイラストレーターとして、街を歩く「憧れの美人」約3万人以上を観察して、彼女たちのイラストを描きながら研究しました。また、「おしゃれコンサルタント」として、500人以上の女性たちのファッションを「モテファッション」に変えてきました。これらの経験から、気づいたことがあります。
それは、「大人の女性」が男性からモテるファッションには「3つの法則」があるということです。その法則が以下です。

1.<全体のシルエット>服・小物の形を「直線8割・曲線2割」にする
2.<雰囲気>清楚な色気を「ツヤ×ボディライン見せ」で出す
3.<アイテム>体型くずれに負けない「着やせアイテム」を取り入れる

これら、3つの法則を全て含む服を、私は「美人服」と名付けました。この美人服を身に着けていれば、大人の女性でも、男性にモテることができるようになります。

では、まず1つめの「<全体のシルエット>服・小物の形を「直線8割・曲線2割」にする」について見ていきましょう。

CHECK!直線8割でキレイをつくり、曲線2割でカワイイをつくる

美人服になるバランス知ろう
どんな洋服でも、形は、直線と曲線の組み合わせから成り立っています。
この直線と曲線は、着ている人の印象を変える重要な要素なのです。
実は、どんなファッションアイテムでも、直線が多ければキレイ系、曲線が多ければ、カワイイ系に見えるという特徴があります。

私はこの、「直線=キレイ系、曲線=カワイイ系の法則」を、イラストレーターとして女性イラストを描くとき、キャラクター分けを明確にするために、使ってきました。例えば、キレイ系キャラの女性のファッションは、意識的にファッションにもヘアメイクにも直線を多くし、カワイイ系キャラの女性は、曲線を多くして描くようにするのですね。

これらの法則から、大人の女性がキレイさをを保ちつつ、かわいらしさをプラスするためのベストのバランスを、美人服の一つ目のコツとして見つけました。それが、「直線8割でキレイをつくり、曲線2割でカワイイをつくる」ことです。

このバランスについて、さらに以下の2と3で掘り下げていきます。

2.「若作り」に見えてしまう原因を知ろう!
30代になると仕事に本格復帰する人も多くなりますよね。実際に私も子育てが一区切りついた30代半ばに仕事に本格復帰したのですが、それまではローヒールでお腹のかくれるチュニックなど、いわゆるママファッションばかりをしていました。そのため、「仕事では何を着たらいいか?何を着たらこの年齢でもキレイに見えるのか」と悩みました。そこで、試行錯誤した結果、30代半ば以上の女性がキレイに見えるファッションは、やはり直線の多いキレイ系の服だということ気づいたのです。

では、よく「若作りして見える」と言われるファッションにはどのような特徴があるのでしょうか。実は「若く見えること」を重視してしまうと、かわいい系の曲線の多いファッションを選んでしまっていることが多いのです。
具体的には、レースが胸元にたっぷりついているのに、袖までふんわりと丸いパフスリーブに、ギャザースカートを合わせてしまったり…。これらは、かわいい系の印象を与える曲線が多いため、大人の女性が着ると「若作りしている」ように見えてしまい、よけい老けて見えてしまう結果となります。

そのため、大人になったら、曲線のカワイイ系は2割にしておいて、ベースは直線のキレイ系にした方が「美人」に見えるし「キレイ」に見えるものなのですね。

3.美人服をシーン別に着こなそう
では、具体的に「美人服」をどのように取り入れたらいいのかを、確認していきましょう。
例えば、「今日は年上の彼や男性と麻布でデートだから、大人っぽい色気を出そう」と、まずファッションの方向性を決めます。
そこから、「大人っぽい色気」を醸し出すために、直線を意識して、ベースはデコルテが見えるVネック、スカートはタイトスカートにしよう、と選んでいくのです。そこに胸元のタイをリボン結びになるものにして、カワイくみえる曲線を2割分トッピングするのです。

具体的なネックラインやスカートの形、パンツのラインなどの名前を覚えていなくても、形に関してこれだけを頭に入れておくと、コーディネイトを考えるときにとても便利です。

美人服をつくるときの形は、直線8割にして、曲線は2割に
そう、覚えておくだけで、「美人服」のコツの1つめを簡単につくることができますよ。

次回は、美人服の2つのポイントである「<雰囲気>清楚な色気を「ツヤ×ボディライン見せ」で出す」について見ていきます。

※ 柴崎マイの新刊文庫「大人がもっとキレイになれるおしゃれの教科書」(サンマーク出版)をに掲載されている内容です。

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柴崎 マイ

柴崎 マイ (イラストレーター・「愛され美人レッスン」主宰)

10代より憧れの美人を観察しながらイラストを描きはじめる。
女子美術大学卒業後、イラストレーターとして約3万点以上の女性イラストを発表してきた。
2012年より、「愛されたい」と願う女性達へ向けて、イラストを通じて、ファッションやヘアメイクアドバイスをする「愛され美人レッスン」をスタートさせる。その人が本来持つ魅力をより輝かせる「色、形、素材」を分析する「ファッションスタイリングマップ」の資格を使ってのワークショップは、これまでに延べ1000名を動員。全国から受講生が集まる。
受講生からは、ファッションやヘアメイクを変えたことで「彼ができた」「プロポーズされた」「自信がついた」など喜びの声が多数寄せられ、告知後開始直後すぐ満席になる。

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