【復縁講座４時間目(1/4)】「沈黙」の意味、ちゃんと理解してる？

復縁したいと悩んでいるあなたに最善の方法を！恋愛カウンセラーで理学博士でもあり、復縁の専門家として知られるぐっどうぃる博士に「復縁するための最善のメソッド」を伺いました。

今回は、復縁のカギとなる「沈黙」をすることによる効果と、それが必要な理由について解説していただきます。詳細は動画をご覧ください。

聞き手は大学時代にぐっどうぃる博士の復縁本を読んで、実際に成功させた保坂さんです。

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■「沈黙」を制する者が復縁を制す

ぐっどうぃる博士（以下博士）：今回は復縁における沈黙についてご説明します。

保坂さん（以下保坂）：ここまで沈黙という言葉がたくさん出てきましたが、改めて沈黙について学ぶ必要があるということですね。

博士：そうです。彼と別れたあと、彼からみて「生きているか死んでいるかすら分からない状態」を作るのが「沈黙」ですが、その沈黙には、別れ方によって、いくつかのバリエーションがあります。

別れ方に合った沈黙をすることが、復縁には重要になるわけです。

保坂：そういう意味で沈黙の意味を知ることが重要なんですね。では深く学んでいきましょう。

■「沈黙」の目的はどこにある？

保坂：沈黙の目的はどういうところにあるんですか？

博士：復縁のための沈黙であれば、「彼女を振った彼に『また彼女と付き合いたい』と思わせること」です。

保坂：離れていった彼の気持ちを自分に向かせるために必要な行動ということですか。ということはどんな場合であっても必ず沈黙をしないと復縁はうまくいかないのですね。

博士：必ずしもそうとは限りません。その男性にとって著しく価値の高い女性の場合、まあ例えば絶世の美女ですかね。そのような女性の場合、少し離れただけでも「手に入りそうで入らない距離」になったと男性が感じるので、沈黙をしなくてもうまくいくことがあります。放っておけば、他の男性に奪われそうと思っちゃいますからね。「私は沈黙をしたことがないけど復縁できた」と言う女性は確かにいます。

保坂：そうは言っても大多数の人が沈黙した方が復縁しやすいということですよね。

博士：そういう意味で言えば、絶世の美女であっても沈黙した方が復縁しやすいです。

■沈黙をするとどんな効果があるのか

保坂：沈黙がもたらす効果というのはどういったものがあるのですか？

博士：３つあります。１つ目は「ネガティブな印象を軽減する」です。たとえば、僕は焼肉が大好きなんです。

保坂：焼肉ですか。

博士：あるお店の焼肉定食がすごくまずかったんですよ。ところが不思議なことに、１～２ヶ月経つとそこの焼肉定食が食べたくなってまた行ってしまうんです。

保坂：まずいと分かっているのにですか。

博士：手軽に通える焼肉を食べられる店はそこにしかなく、「もしかしたらあのお店の焼肉定食はやっぱり美味しいんじゃないか？」と思ってしまうんです。

保坂：不思議ですね。どうしてなんでしょうか。

博士：まず焼肉に対する執着があるんですが、それに加えて数ヶ月の期間を置くことでその料理への悪い印象が薄れているんです。焼肉がまずかったという部分は忘れて、刻みキャベツにたっぷりかかったマヨネーズと一緒に食べると美味しかったな、といったようないい部分だけを覚えている状態になっています。

保坂：でも実際は美味しくはないんですよね。

博士：はい、美味しいかもしれないと思って食べに行くとやっぱりまずいです。これをもう３回は繰り返しました。

保坂：つまり、長い期間そこから離れているとネガティブな印象が軽減されるということですか。

博士：そうです。沈黙して時間が経つと相手のネガティブな印象が消えて良い印象だけが残るんです。

保坂：そうなんですね。

博士：復縁が出来る状態になるということは、まずいと感じた焼肉定食をもう一度食べたいと思わせることなんですよ。

■人は手に入ったものに対して興味を失う

博士：沈黙の２つ目の効果は、「手に入りそうで入らない距離をつくる」です。人は手に入ったものに対して興味を失うんです。たとえばどんなことがあると思いますか？

保坂：以前博士がおっしゃっていましたが、スマホを家に忘れた時に異様に焦ってしまう感じですね。

博士：そうですね。買う前はずっと「スマホがほしい」と考えているでしょうし、買った時も「スマホが手に入って嬉しい」と思っていたはずなんです。でも慣れてきて自分で自由に使えるようになると、スマホという存在を意識すらしなくなります。

保坂：手に入った状態になっているのですね。それが振られたばかりの彼女と同じ状況ということですか。

博士：でも家に忘れたら、急にスマホの存在を大切に感じる訳ですよね。

保坂：手元からなくなってみると、私はスマホに毎日こんなに頼っていたんだと分かります。

博士：人は手に入った距離になったと感じるものに対して興味を失います。一方で手に入りそうで入らない距離にあるものに対して執着するんです。

保坂：沈黙することでその距離を作ることができるんですね。

博士：３つ目は、「リスクへの恐怖を軽減する」です。たとえば、高いところに立っていると怖いですよね。

保坂：怖いですね。

博士：でもそこから何歩か後ろに下がればもう怖さはなくなりますよね。当たり前の話ですが、感じていたリスクがなくなれば、リスクへの恐怖はなくなるんです。結婚したいと言っていた彼女がいなくなればそのリスクは軽減される。つまり彼女に対する怖さもなくなるということです。

保坂：なるほど。男性が女性に別れを告げる時というのはこの３つの逆、つまり「ネガティブな印象が強い」「手に入った距離にいる」「リスクが高いと思っている」ということなんですね。

博士：そうです。

第２回に続きます。次回は沈黙がもたらす効果を最大化するための行動の仕方について解説していただきます。

（文＝北村美咲 / 恋愛ユニバーシティ）

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参考記事：【復縁5】復縁における「沈黙」について

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