避妊をする彼コメント No.39703

No.397032014-06-25 14:39

くまさん、はじめまして。

堕胎についてですが、母体保護法によって妊娠２１週と６日までは認められてはいます。

２１週以降になると、自然早産を仮にしたとしても、自力で生きていける可能性があるため
それ以降の堕胎は堕胎罪が適応となります。それを施行した医師も、当然罪に問われることとなります。

堕胎（人工中絶）は一定の基準の元で行われます。
以下が母体保護法１４条の該当箇所です。

第三章　母性保護

（医師の認定による人工妊娠中絶）
第十四条　都道府県の区域を単位として設立された公益社団法人たる医師会の指定する医師（以下「指定医師」という。）は、次の各号の一に該当する者に対して、本人及び配偶者の同意を得て、人工妊娠中絶を行うことができる。
一　妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの
二　暴行若しくは脅迫によつて又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの
２　前項の同意は、配偶者が知れないとき若しくはその意思を表示することができないとき又は妊娠後に配偶者がなくなつたときには本人の同意だけで足りる。
（受胎調節の実地指導）

くまさんの場合、これらの条件に該当するとは思えません。

医師は、中絶理由や処置内容を国に届ける義務があります。
不当な堕胎を防ぐためです。

確かに誰であってもどんな条件でも堕胎をする医師は多いですが、医師によっては堕胎を拒否することもあるかと思います。

わたしは長年看護師として婦人科に勤務していました。
その時に一緒に同じ医局に所属していた医師たちの多くが開業をしていますが

母体保護法指定医を取得していない医師も存在します。
堕胎に加担したくない、場合によっては犯罪となる症例に加担したくないという医師もいるのです。

日本における、現在の堕胎方法は掻爬もしくは吸引方法です。

掻爬って、わかりますか？
おなかの中に居る胎児を機械でガリガリと引っかき出すんですよ？

妊娠１２週までは「人」とみなされないため、掻き出された胎児は《医療廃棄物》として破棄されます。
いわゆる、《医療ゴミ》として捨てられるんです。

しかしながら、１２週であってもちゃんと人の形、しているんですよね。
頭も手の形もわかりますし、伸びをしたりキックしたりの動きもあって、エコーを見ればああ、生きているんだな・・・と実感できるくらいになっているんです。

いくら２１週目まで中絶が認められているからといって、ちゃんと生きているのが確認できるのに、機械で無残に掻き出すことを、あなたは平気で出来るのでしょうかね？
２２週目といえば、もう母体側（あなたです！）に赤ちゃんの胎動を感じることができる時期ですよ。

敏感な妊婦さんだと、赤ちゃんと気持ちが通じて話（感覚的に）ができる人もいるくらいの時期なんです。

それに、今ではエコーも３Dの時代。
２２週くらいになると、もう退治の顔立ちもはっきりわかります。
鼻が高いとかわかりますし、口をもごもごさせたり、あくびをしたり。
愛らしい仕草も見せてくれるようになっています。

おなかの中にいるだけで、赤ちゃんに変わりない。
生きているに変わりないんです。

掻爬された胎児の体を、あなた見ることができますか？

わたしは何度も見ましたよ・・・。
とてもじゃない、凝視出来ませんでした。

初めて見たときは、掻き出された・・・肉片と指らしい突起のある小さな塊と・・・
わたしは嘔吐しました。

看護師になった頃、助産師資格まで取得したかったのですが、わたしは堕胎がどうしても受け入れられず、産科から離れ、婦人科単独の病棟に移りました。

みなさんの意見に、わたしは激しく賛同します。
その上で、くまさんが「堕ろせばいい」と、安易に考えていることに、著しく憤りを覚え、コメントはしないでおこうと思っていたんですが、怒りが抑えきれず投稿しました。

キーボードを打つ手の震えが止まりません。
胸の鼓動が収まりません。

世の中には産みたくっても産めない、産めなかった女性がわたしを含め、大勢いるんです。

＜＜でも、私は子供は産めばいいってもんじゃないと思います。
ちゃんと整った環境で、両親が望んでいて、両親の愛をしっかり受けられないのなら
産まれてくる子がかわいそうだからです。＞＞

あなたにこんなことを言って欲しくない。
本当にわかっているとは到底思えません。