彼の気持ちを取り戻す方法、開始時期と内容についてコメント No.54396

No.543962016-02-05 18:39

こんにちは、コメント失礼いたします。

相談内容に見覚えがあったのですが、

http://u-rennai.jp/consult/detail/16117/

こちらの後日談ということですね。

状況の改善を図るために、
「恋人の心を取り戻す方法」
を考えているとのことですが、実行する際にはいくつか考えなければならない事があるように思います。

一般に「恋人の心を取り戻す」方法は、ここぞという時の一度きりしか使えません。
しかし、主様の場合、すでに昨年自分の方から中途半端な「距離置き」を提案しているため、余程心してかからなければ、それだけで不利な状態だということを、理解しておく必要があります。
「また、この間のだんまりか」
と、彼に思われてしまったら、一巻の終わりなのです。

また、この方法を使う場合、彼が思うように距離を詰めて来ない場合、例外なく待ち受けているのは「別れ」です。
その覚悟もないままに、
「自分の恋愛回路を小さくしたいから」
という理由だけで行うと、彼が怒り、無視をし、関係を投げ出すこともあり、ついには二度と元の関係には戻れないリスクもありますが、今の主様にそういう覚悟はできているでしょうか。

また、主様は、彼と具体的にどういう関係を築きたいのかが、前回通しても、やはりはっきり見えてきません。
相談文の内容だけでは、単に「自分の話を聞いてくれない」彼に対して不満を募らせているだけのようにも見えます。

根本的な話をしますが、こういった方法は、
彼に自分の要求を通すために黙る「ストライキ」的なものとして利用してはいけないと思います。

「恋愛回路が大きい」という主様の現状は、決して彼のせいではありません。
しかし、この方法は彼にも一定のダメージを与えます。
自分の問題を解決する目的もないまぜになっている状態で、徒らに相手にダメージを与えるような方法を取って良いのか、もう少しよく考えてみる必要があるのではないでしょうか。

どうしてもこういった方法を使いたいという場合も、例えば、毎週会っていた約束を、平気でドタキャンするようになった、バレンタインの手作りケーキを渡しても、お返しはおろかお礼の言葉もない…など、決定的な出来事がない限りは、まだまだ時期尚早のように感じました。
また、お互いある程度長く楽しい、そして居心地の良い時間を共有した状態で、主様に確かな「価値」を感じていなければ、思うようにいかず、方法を実行することで、余計に苦しむ事になってしまいます。

加えて、彼は終始自分の趣味と仕事の話ばかりしているとのこと。
それは間違いなく、彼のサバイバルスキルであり、「主様に褒め、認めて欲しい」ポイントです。
単に相槌を打つばかりで、自分の話を差し込むチャンスばかりを伺うよりは、
「凄いね」「そういう考え方本当に尊敬する」など、些細な事項でも拾って彼に良い気分になってもらう「居心地の良さ」を提供するチャンスにしていったほうが良いように思います。

私なりではありますが、
今後考えられる具体的な方針として

★自分発信の連絡は一切止める
→本来の彼の連絡ペースに合わせる
★週末にも躊躇せず予定を入れる
→彼のために毎週末の予定を空けて待っているのではなく、積極的に自分の予定のために時間を使う
◎彼のサバイバルスキルを認め、徹底的に居心地の良い雰囲気をつくる
→関係改善に努めたいのであれば、しばらくの間自分の話を聞いてもらうことは我慢した方が良いでしょう。
◎彼に要求をしない、独自ルールを作らない
→「1日1回は連絡が欲しい」などと彼に要求してしまうことで、彼は自分の話ばかりするなど、やっつけ仕事になったり、知らないうちに不満を募らせてしまいます。

★は主様の恋愛回路を小さくするため、◎は関係改善のため、現状実行してみると良いかなと思われる方法として挙げました。
こういったことを徹底し、バレンタインデーもいつものようにプレゼントも用意して、楽しく穏やかに過ごせば良いかなと思います。
そしてもしも、バレンタインデー後の反応が悪かったり(お礼の言葉が全くない)、1ヶ月後のホワイトデーに何のお返しもないなど、ということが起きた場合に初めて、覚悟を決めて
「恋人の心を取り戻す」方法を検討してみるという段階を踏んで行ってみてはいかがでしょうか。

先にも書きましたように、この方法は精神的にも非常に苦しく、例えば彼から心ない言葉を投げつけられたりするかもしれません。
思い通りにならないから「とりあえず」やるのではなく、自分の中で筋道を立てるとともにある程度の勝算を見込んだ上で実行しなければ、リスクばかりが大きくなってしまいます。

こういった方法を使う前に、まだまだ今の主様には出来ることがあるように思いますので、まずはそこから始めた方が良いかなと思いました。

コメント失礼いたしました。