【図解 恋愛】ピラミッド理論 その7 上書き保存と別名保存

上書き保存と別名保存

上書き保存別名保存という言葉をご存じであろう。女性は新しい彼氏で元カレを上書きし、男性は新しい彼女ができてもまだ忘れずにいる、という意味である。
これは確かに事実であるように思える。ところが、これを拡大解釈して、女性は別れに対して思いっきりが良く、男性は未練がましいととらえる向きがあるが、これは正しいとは言えないだろう。事実別れた後苦しむのは女性の方が多いように思える。
それではなぜ女性の上書き保存、男性の別名保存のような現象が起きるのであろうか。

今回はこれをピラミッド理論で説明してみる。

女性は上書き保存

【図解 恋愛】ピラミッド理論 その1 概要にて女性のマッピング形状は棒状であると説明した。基本的に女性は好きな男性は一人であり、その男性が同時にセックスしたく付きあいたい男性である、という意味である。
これは別れた後、そのマッピング内で再配置できず、また代替の男もいないことを意味する

 図1.別れた直後の女性のマッピング状態
 
従って女性が元カレを忘れるには基本的に時間の経過とともに価値が薄れるのを待つしかない。そして十分価値が薄れたタイミングで価値のある男性が現れたとき、初めて元カレに代わってその男性が新たにマッピングされるのである。

 図2.元カレを忘れ、新たな男性を好きになるプロセス

図で分かるようにピラミッド内の男性が配置されるスペースは基本的にひとつしかないのであるから、当然のことながら元カレは新しく好きになった男性に上書きされる。

上記のように元カレがマッピング形状の中に居座っている間は、なかなか新しい男性の価値を感じるのは難しい。したがって、別れた直後元カレをマッピングから外してしまうことが、新たな恋愛には有効となってくる。復縁を望まないのであれば、きっぱりと元カレを忘れ、配置スペースを空けておくことが望ましいということが分かる。

 図3.きっぱりと元カレを忘れ、新たな男性を好きになるプロセス

この場合は図2のプロセスのような上書きとは異なるが、いずれにしても元カレは配置の中には存在しない。

男性は別名保存

これに対し男性の新しい恋愛が始まるまでのプロセスは、女性のそれとは全く異なる。【図解 恋愛】ピラミッド理論 その4 別れの際の男性心理と復縁のメカニズムで述べたように、男性は別れた直後彼女をピラミッド内で再配置しようとする。男性は同時に好きな女性を複数持つことができるのであるから、元カノを無理に忘れる必要はないのである。

 図4.別れた直後の男性のマッピング状態

すなわち男性の場合、元カノをマッピング形状の中に置いたまま、すなわち好きな状態のまま他の女性を好きになることが可能となる。

 図5.元カレが好きなまま、新たな女性を好きになるメカニズ

このように男性はピラミッドという複数の女性を配置できるスペースを持っているがため、一度好きになった女性をよほどのことが無い限りピラミッドの中に確保しているのある。

これが男性は別名保存と言われる理由であり、男性がいつまでも別れた彼女を忘れずにおり、ときおり思い出したかのように連絡する理由なのである。ただし、それはあくまでもピラミッドの中に配置されているということであり、本命はそのときの付き合っている女性ということになる。

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