「恋愛回路」とは

最終更新日:2012年02月09日

れんあいかいろ
［名］

定義

「好きな相手が思い通りにならず、それを思い通りにしようと考えているうちに、その相手の事を考える回路が脳の一定領域に出来る」という概念上の回路。

内容

人は「思い通りになりそうでならないもの」を思い通りにしようとしたり、「手に入りそうで入らない距離」にあるものを手に入れようとすると、そのことで頭がいっぱいになる。

この状態が一定期間続くと、放っておいてもそのモノやその人のことを考えずにはいられなくなる。

これが恋愛において起きたとき、「恋愛回路が出来た」と呼ぶ。

恋愛回路は強い執着を生み、病的な依存状態を作る。

恋愛回路が出来た時、たとえ「こんな酷い男は止めとけ」とか「もっといい人がいるよ！」と友達に言われても、それを信じる事ができないし、「絶対に手に入らない相手」と言われても、その相手を諦めることが出来ない。

それどころか、本人が相手を酷い人だと分かっていたり、手に入らないだろうと分かっていたりしても、離れる事が出来ない。

この恋愛回路が自分に出来た時、駆け引きは難しくなり、冷静な判断も難しくなるので、恋愛回路を無くす行動が必要となる。

一方、この恋愛回路を相手に作れば、相手を簡単に思い通りに出来るので、駆け引きにおいては相手にどう恋愛回路を作るのかが、一つの大きな課題となる。

ただ、恋愛回路の出来た相手を上手にコントロールしないと、相手にストーカー行動を起こされたり、ドメスティックバイオレンス(DV)をされたりするなど、異常行動をされる事があるので要注意。

恋愛回路の作り方、無くし方

この恋愛回路を作るには、「相手にとって価値のある貴重な存在が、手に入りそうで入らない距離に居続けること」である。

従って、価値のない人は価値をつくり、貴重でないなら貴重になり、「手に入りそうで入らない距離」にいない人はその距離になる事が必要となる。

相手の恋愛回路を無くすには、相手に価値のない存在になるか、貴重で無くなるか、「手に入った距離」もしくは「手に入らない距離」になれば良い。

自分の恋愛回路も同様で、相手が価値のない存在と気づくか、相手が貴重でない状態を作るか、相手が「手に入った距離」もしくは「手に入らない距離」なれば良い。

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