泣いてしまいました。。コメント No.10348

No.103482012-08-13 22:30

まひろさん、こんばんは。

相談を読ませて頂きました。

>私は、デートがぐだぐだな事で泣いたのではなく、普段会えない分かまって欲しかっただけなんです。
>優しくしてくれましたが、泣いてしまって彼はどう思ったでしょうか？
>また、どういう返信をしたら彼と和解出来るでしょうか？

確かにまひろさんのお気持ちも分かりますが、今回の相談に書いてあるまひろさんの対応は
正直、最善のものだとは言いがたいですね。
ご自分でもそれが分かっているから、こちらに書いているのだろうと思いますが…。

まず、まひろさんが一番問題なのは、いつもご自分のことしか見えてないことです。
彼はどう思っているか、彼とどうしたら和解出来るかと仰るけれど
まひろさんは、失敗しちゃったけど、彼を失いたくないから、彼に媚びて何とかしたいという
思いでいっぱいではありませんか？
そういう思いからどんな言葉をかけても、どんな行動をしても、彼には誠意が伝わらないと思います。

恋愛では、どう行動するか、も大事なことです。すごく。
だけど、その行動の一番のスタート地点は相手のことを、相手の立場で考える心から来るべきだと私は思います。

取ってつけたように謝ったりしても、「なんだこいつ…」と余計にいらつかせるだけでしょう。

いつだって大事なのは、相手に対して真摯に誠実に向かうことだと思います。
人は必ず失敗をします。それはどうしようもないことです。
だけど、そこで見捨てられる人とそのまま関係が続く人とに別れるのは
相手への対応の違いだと思います。
誠意を持って対応し続けることで、相手の心を和らげたり開くことが出来る可能性は高まります。
そういうフリだけしていて、その実自分の欲を満たすだけであったら、相手は離れていくと思います。

>帰省する時間も取るのが難しいと聞かされていたので、
>そこは理解したいですが、私が明日どうする？と聞いたらそう言われたので正直不満です。
>なんで早く言わないのか聞いたら、
>なんで？と聞き返され、
>約束してたでしょ？と言うと、
>昨日話し合って決まったんだと言われました。
>このような急な話が以前にも何度かあったので、私が沈黙すると、

確かにこういう突然予定を覆されると、むかつきますね。
先約があるのですから。

ですが、彼は家族思いの男性でしたよね。
しかも、まだまだ自立しておらず、家族との予定が優先なのは当然だと思います。
そこは、まひろさんは既に知っていたはずです。
前回のご相談であれだけ書いていたのですから。

なので、こういうことがあるかもしれないという予測と、それに対して上手に対応する覚悟は
まひろさんのほうで準備しておく必要があったと思います。
今後は気をつけていくと、より良い関係が築けると思います。

>約束してたでしょ

この言い方は非常に責めていますよね。
こう言ったところで、まひろさんが怒っているのが伝わるだけで
帰省する予定がなくなる訳でもありません。
つまり、デメリットしかありません。

「そうなんだ、残念だなー、会えると思ってたのに～」と軽口っぽく
可愛らしく言えばまだましだったように思います。

以前からあったというのも気になる点です。
ダメ出しをするのは良くないですが、嫌なことがあったら
最初の段階でレッドカードを出しておかないと、彼が何をして良いのか悪いのかが
分からなくなってしまいますから、きちんと自分のどうしても譲れない線だけは伝えておくべきです。

>駅に着いて、気持ちが揺らぎ、やっぱ帰らない。。と言うと

これは良くないです。帰れば泣く姿を見せることもなかったでしょう？
気持ちが揺らぐのももちろん理解出来ますが、歩き疲れていたのですよね？
そういう時は他人への気遣いがしたくてもできなくなっている状態です。

恋人に自分のマイナスな面を見せることは、絶対にしてはいけない…というものではないけど
出し方は上手に出さないと、その恋を破滅させかねません。
ジョン・グレイは二人の関係がかなり深まってからなら良いと言いますが
博士はなるべく出さないほうが良いと言っています。
(リスキーな行動だからです)

>帰る時間が迫ってもかまってくれる様子はありません。

これは、まひろさんが上記の件で彼を責めたから、彼の居心地が悪くなって
恋人を構うという甘いときめきを感じることが出来なかったからではないでしょうか。

男性はその対象から離れることで気分転換するのですから。
帰りたくないということに応えてくれた、一緒にいてくれたことも彼の努力だと思います。
その辺のことは感じ取れましたか？

>彼は抱き締め返してくれました。

これもまひろさんの要求による行動ですよね。
彼の自発的な行動ではなく、彼にはプレッシャーがかかっていると思います。

>泣いた理由をわかってるのかいないのか頭を撫でながらごめんね。。と言われました。

理由は分からないでしょう。読んでいる私にも漠然としか分からないです。

でも、自分が何か良くないことをしでかして、彼女を泣かせた…という罪悪感とか
めんどくさい、逃げ出したい…そういう気持ちを与えたことは間違い無いです。

>私は首を振って答えて、それからの残りの時間は漫画も読まずにかまってくれました。

これも彼の努力ですよね。
帰った後のメールも彼なりにまひろさんを気遣っての行動だと思います。

まひろさんは今回のデートで相当彼が離れていく方向にプレッシャーをかけたと思います。
帰省を理由にメールが返ってこないことは覚悟しておくと良いでしょう。

メールの内容は、当然まひろさんが心から謝ることです。
「この前のデートで、わがままなことをして、あなたを振り回してしまってごめんなさい。
せっかく二人で過ごせる時間をふいにしてしまって後悔しています。
それなのに、○○君が抱きしめてくれたり、一緒にいてくれてすごく感謝しています。ありがとう」
こんな感じの文面にすると良いかと思います。
次いつ会える？とかそういうのは入れないで下さい。余計なことを彼に考えさせず
次のデートを自発的に彼がしたいと言い出すまでは、反省期間だと思って彼に構わずにいて下さいね。

でも、一番大事なことはまひろさんが心から彼に申し訳ないと思えるようになることです。

親御さんのこともあって大変だと思います。
でも、どんなに大変な時でも、自分が被害者だ、だから私は何でもしていい
構われて当然、大事にしてもらって当たり前なのよ…そんな風に思っている限り
まひろさんが求めているものは永遠に手に入りません。
相手のことを、本当に自分と同じ「人」として見ることが出来た時に
初めて人間関係というものが生まれるのだと私は思います。

私が書いたことは博士がおすすめしている「自分の小さな「箱」から脱出する方法」に
詳しく書いてあります。
http://u-rennai.jp/library/detail/38/
ぜひ読むことをおすすめします。

まひろさんの人生は決して楽なものではないでしょう。
他の人と比べれば、ここまで来るだけでも大変だったはずです。
ですが、そのことがあるからといって、まひろさんが何をしても許されるとは思わないで下さい。
そう思った時点で、あなたを苦しめる方たちと同じ精神構造をしていることになります。

中々上手に出来ないことも多いと思いますが、一歩一歩進むことが大事です。
博士理論をめいいっぱい活用して、どうか頑張って乗り越えて下さい。
心より応援しております。