彼の何気ない言動で嫉妬してしまう自分を変えたいコメント No.104489

No.1044892022-10-31 16:38

>みな(投稿者)さん
彼は、みなさんが逃げ出すと感じない限り、みなさんを試しながら、自分のエゴを最大限拡張しようとしてきていました。
彼は別に悪人とは思いませんが、みなさんの人の良さに乗じてみなさんを搾取している感があります。
搾取というと金銭的なものを思い浮かべがちですが、精神的な搾取もあって、それをされると神経をすり減らします。
彼は自信がないと言いながら、一方で自己愛が強そうです。
すごく悪い人、という訳ではないのですが、付き合うにはあまり良さそうではありません。
この件を機に変わると良いですが、徐々に戻っていきそうです。

今は彼が変わる事に期待をしている段階だと思うので、私の意見をうざったく感じるかもしれませんが、
気になる点、頭の片隅に置いて欲しい事柄を以下に書いておきます。
もし今後、悩むことがあったら読み返してみてください。

＞自分の好みや性癖も、本気で言ったのではなく、現実的には全然好きではない。
＞時々みなの気持ちがわからなくなって不安だった。それ故に気持ちを試すような言動もとってしまった。
風俗接待も仕事のうちと言う人はいますが、実際は断れます。彼の好みや性癖は具体的で、まるきり嘘とは思えません。
また、みなさんの気持ちが知りたかったのなら、今までに気持ちを聞いてくるはずです。
みなさんの気持ちが分からないことと、彼がみなさんを試していたことは繋がりません。
これから話し合いをするとのことですが、彼の言う事をあまり真に受けないでください。

＞母親にもみなの写真を見せたり、みなの話をしたり、将来同棲して結婚したいことも伝えている。
将来って何年後の話でしょう。
また、同棲は女性側にとって不利です。
家計の負担は等分なのに、家事の負担は女性側になりがちですし、
結婚制度の保護がなく、男性にとって責任がとても軽い（道徳的なものしかない）です。
男性側に都合の良い状態なため、これを覆して結婚しようというインセンティブがなく、ずるずると同棲が続いてしまうリスクがあり、女性にとって時間の損失が大きいです。
今はみなさんのスペックが彼より上の状態であっても、みなさんの年齢が３０歳に近づいてくると、そうでもなくなってきます。
彼はそれに乗じて、みなさんに対し、よりわがままに振舞おうとするようになるかもしれません。

自己肯定感の低い人は、誰かに必要とされることで満たされた気持ちになり、自分を肯定することができるので、自分を必要としてくれる人や状態に依存する傾向があります。
もし、彼と付き合う動機が、自分を必要としてくれること以外に思いつくことがないようでしたら、それはあまり健全な状態ではありません。自分の肯定感が彼に左右されてしまうからです。
この点にも気を付けて欲しいです。

私は先のコメントで、「ある点が決定的に嫌になって半年も経たずにお別れしました」と書きました。
当時の彼は「自分という人間を一言で言うなら優しい人間だ」とよく言っていました。
そして若かった当時の私は違和感を持ちつつも、彼はお節介を焼くことが多いので、それは優しさなのかなと思っていました。また、彼も本気で自分は優しいと信じているようでした。
一方で、彼はよく嘘をついていました。
目的を達成しようとする時に、正攻法では面倒だと感じると、ズルもします。
そのため、よく相手を怒らせていて、相手が怒ると平謝りしますが、裏では悪態をついていました。
仕事のできない人だという評も聞きました。
ある日「君とは結婚したいと思っているけど、同じスペックをもっているなら君でなくてもいい」と言われました。
とても合理的な考えだし、とても正直です。
ただ、こんな現実を突き付けてくる彼より、嘘でももう少しましな現実を見せてくれる人と一緒にいたいと思い、その場で別れました。

彼は悪人という訳ではなく、普通にどこにでもいる人で、ちゃんとした会社に勤める正社員ではありましたが、
この世の中や、人の心、また自分を正しく見積もる能力が劣っていたようです。
たぶん彼は、ズルのおかげで少し得をして、でも多くの事はうまくいかず、なぜ自分はいろんな事がうまくいかないんだ、それは世の中が間違っているせいだと不満を膨らませながら生きているだろうと予想します。

当時の私の彼とみなさんの彼がまったく同じタイプだとは思いませんが、彼との将来を考える上で役に立つのではないかと思って書きました。
みなさんの人生はみなさんのものですから、私はせいぜい参考になるような事を書く事しかできません。
ただ、もし、私がみなさんの傍にいる友人なら、
「この彼に望みをつないでも、心と時間をすり減らすだけじゃないかな。もう少し器の大きい人はいくらでもいるよ。探しに出かけようよ」
と言っていると思います。