結婚したいけどできないコメント No.105324
こんにちは。
お返事ありがとうございます。
いきなりですが「結婚」って、「夫婦」って、なんだと思いますか?
婚活していてどうもうまくいかないときや結婚を強く考えるようになったときなど、私たちは折々で不安や悩みにぶつかりますね。そんなとき、「別に恋人同士でもずっと一緒にいられるのに、なんで結婚なんだろう?」とか「そもそも夫婦って何なんだろう?」とか考えたことはないですか?
私はありました。
たぶん人によってそれぞれの答えが浮かぶのでしょうが、当時婚活していた私は、考え抜いて「今の日本の制度では恋人同士は知人同士でしかないから相手の生命や遺志に関わる責任を負えない。相手の人生に深入りするには配偶者になるしかない」と思いました。(すごく真面目ですよね。)
今は少し違う答えなんですけどね。
昔の結婚は「家と家の結びつき、子孫繁栄」という目的が強かったですよね。
でも今は自由に結婚相手を決められるし、結婚しなくても文明の発達で便利に暮らせるようになりました。結婚したとして子どもが生まれても、そうでなくても、最終的な家族の単位は「夫婦」という男女一対(じゃない場合もありますが恋愛ユニバーシティ的にこのように固定します)で、家族構成が何世代にも渡って色んな人生のイベント事に溢れ、目まぐるしかった昔の頃と比べたら、長い長い時間を夫婦だけで過ごすような状況になってきました。
だから、今はたぶんみんなそれぞれが「結婚とは」「夫婦とは」などと、自分や相手や二人の関係について向き合う時間がちゃんとあって、一緒にいる意味について考えるようになったのかもしれないですね。別に意味なんてなくてもいい、という答えすらひとつの意味付けですしね。
うーん、恋愛と結婚の定義の違いですか。
こんな前置きをしておいて、あなたの疑問にきちんと答えられる自信がありません。
たぶんベルさんも何となく察しておられるでしょうが、私も「人それぞれの答えがあるんだろう」と思っています。なので人が誰かを見初めて、何回か二人きりで会うなかでロマンチックな雰囲気になって恋愛感情が生まれて、お付き合いした先に結婚が待っているという解釈も間違いだと言うつもりはありませんし、素敵だと思います。
でも「恋愛と結婚が地続き」がただひとつの正解だとすると、世の中のカップルはもっとたくさん結婚しているはずなんですよね。
(今、国や自治体ががんばって結婚支援金とか婚活サービスを整えようとしていますよね。たぶん国側が思うほど婚姻件数が伸びていないんでしょう。)
ある統計によると、恋愛結婚のうち約3割が離婚しているのに比べ、お見合い結婚の離婚率は約1割だそうです。
必ずしも「恋愛→結婚→幸せな結婚生活」になるわけではない、ということですし、どうも「恋愛をすること」と「恋愛から結婚につなげること」は別々のようだ、と考えた方がしっくり来る気がしませんか?(もちろん恋愛の先に結婚したカップルもたくさんいると思います。素敵ですよね。)
私個人が考えているのは、恋愛は「したいなぁ」と思って色々動いても出来るわけではなくて、ある日突然「恋に落ちる」ものなんじゃないでしょうか。
勉強や仕事で忙しいとか、既に決まった人がいるとか関係なく、突然あの人のことが気になってしまって、連絡先が知りたくなって、恋人がいるのか探りたくなって、会いたくて仕方ないと思ったときに「これは恋だ」と自分の気持ちに気づいてしまう。
「恋人関係」とは、言うなれば相手に対する未来への責任がありませんよね。二人の数年先のことは分からない。でも「今はあなたのことが誰よりも好き」が明日も明後日も続いている関係。なので「結婚は考えられないけど付き合い続ける」が成立しますよね。(こちらのサイト主宰者であるぐっどうぃる博士によると、男性は相手女性を「好き」と「好きじゃない」だけでなくもっとグラデーションに位置付けています。女性もですが人の気持ちとはシロクロ割り切れず、とてもグレーなものですよね。)
「結婚」は「お互いの良いところもそうでないところも認め合って、二人でずっと一緒にやっていこう」という契約じゃないでしょうか。
完璧じゃない私(自分)が、完璧じゃないあなた(相手)と手を取り合って、このどうしようもなくて面白くもない世の中を二人でどうにかして面白くして乗り越えていこうよ、というのが、今私が考えている夫婦の在り方です。
ところで、以下はお返事を読んでちょっと気になったんですが
>恋愛と結婚に対する私の解釈にお気付きの点があればご指摘いただきたいです。
>私はこの二人に対して自分の心に、満たされない部分があり、それを彼を通して埋めようとして失敗したのではないかと。この、満たされない部分を埋めようとする行為も、恋愛と呼ぶものなのでしょうか?
>そうすると、そこを埋めない限り、私は一生恋愛しかできず、どうやっても結婚に辿り着けないのではないかと。
もしかしたらベルさんには正しさを求めてしまうような真面目で完璧主義な一面がおありなのではないかと思いました。(私もそうなので)
そもそも婚活は見知らぬ人同士が出会って、仲良くなる前から「お付き合い、結婚」に向けて自分のスペックを開示したり内面をさらけ出すので、どうしても移し鏡のように相手を通して「自分の生きざま」や「見ないふりをしていた自分」と対峙してしまうんですね。なので
>相手の欠点が見えるのは、自分に対する欠点がみえているのではないかと思い当たりました。
ベルさんのこの見立ては婚活の本質を良く捉えていると思います。
タイプの違う二人の男性とのお付き合いで感じた欠点は、もしかするとあなたが自分に対して至らないと感じていた懸念点だったのかもしれないですね。
そこを自力で解決して自立することも大切ですが、でもそれ以上に、努力とは真逆の方向にある「ベルさんが自分の欠点を許す」のが何よりも大事なことのように思います。
真面目な人ほど自分の良いところよりも欠点や至らない部分に目が向きがちで、直そうと努力に努力を重ねてしまうんですが、本当は欠点や至らない部分こそが人間らしさであり、その人らしい、愛される部分なんですよ。
そのままのベルさんでいいんだ、
がんばってもいいしがんばらなくてもどっちでもいい、
考えてもいいし考えすぎなくてもどっちでもいいんだ、
とご自分を許してあげるように努めてみてはどうでしょうか。
そうすれば、相手の欠点を含めた相手らしさが見えてきます。そのままのベルさんを愛してくれる方にきっと出会えるはずですよ。応援しています。
※よろしければこちらの書籍をチェックしてみてください。
『「いつも無理してるな」と思った時に読む本』根本裕幸 著・ 大和書房・2020
※やっぱり結婚したい、でも私に結婚て必要なのかな…とお悩みになったら、こちらの書籍もチェックしてみてください。
『やっぱり結婚しなきゃ! と思ったら読む本: 35歳からのナチュ婚のすすめ』トイアンナ、金沢悦子、川崎貴子 著・ 河出書房新社・2021
- [年齢非公開]
- suono ランク圏外
※「結婚したいけどできない」の全コメント
- あくまで自分の経験ですが、私も婚活中は男性の欠点ばかり目につくタイプでした。
ぐっどうぃる…
アミィ -- (No.105235) 2022-12-24 15:34- アミィさん、貴重な経験談を教えていただいてありがとうございます。
確かに期限を区切るということ…
ベル(投稿者) -- (No.105236) 2022-12-24 16:24 - アミィさん、過去にあなたの発言に傷つけられた者です。私の真面目な相談にあなたは「一つ覚え」とコメ…
ビーズ -- (No.110195) 2023-10-29 11:16
- アミィさん、貴重な経験談を教えていただいてありがとうございます。
確かに期限を区切るということ…
- こんにちは。
特に書かれていないので、
例えばベルさんが惚れっぽい性格なので一人に絞…
suono -- (No.105267) 2022-12-27 16:13- suonoさん、丁寧なご回答ありがとうございます。
実は、私は恋愛と結婚の違いが良く分かってな…
ベル(投稿者) -- (No.105307) 2022-12-29 11:57
- suonoさん、丁寧なご回答ありがとうございます。
実は、私は恋愛と結婚の違いが良く分かってな…
- ベル(投稿者)さん
こんにちは。
お返事ありがとうございます。
いきなりです...
suono -- (No.105324) 2022-12-31 19:16- suonoさん
お返事ありがとうございました。
suonoさんのおっしゃる、夫婦のあり方…
ベル(投稿者) -- (No.105390) 2023-01-03 15:42
- suonoさん
お返事ありがとうございました。
suonoさんのおっしゃる、夫婦のあり方…
- こればかりは運と縁とタイミングだから、こうしたらいいよとかはないですよね。
たしかに婚活は疲れ…
yuki -- (No.110200) 2023-10-29 14:49 - 公開日:2022-12-24 15:03
>結婚したいけどできない
▼ コメントを見る(9)…
Ted -- (No.110202) 2023-11-02 09:56