酒癖の悪い彼と今後の付き合いについて悩んでいますコメント No.110531
はじめまして。
私は以前依存症について勉強した経験があるのですが、それを基にコメントさせていただくと、復縁ライブで博士や他の先生方もおっしゃっていたとおり、この彼と一緒にいてもMIIAさんは地獄を見るだけだと思います。
以下に私がそう思う理由を書きます。
①依存症は進行形の病気で一生完治することはない
彼はアルコール依存症のようですが、おそらく過去に「アルコールを飲んだら辛い精神状態から解放された」という経験があったのだと思います。
が、このようなことを経験することで一度脳に「アルコールを摂取すると辛さから逃れられる」という回路ができてしまうと、それは一生消えることはありません。
彼は気分が落ち込んだり辛いことがあるたびにアルコールに逃げるようになり、その結果「アルコールを常に摂取していないといられない」という状態になります。
彼は今はまだ「飲んだら暴言を吐く」程度で収まっているようですが、このままの状態でとどまっていられるわけではありません。
そのうち「24時間アルコール漬け」になり、会社に行けなくなり、アルコールを買うお金がなくなると家族に暴力をふるってお金を奪い取ったり、さらにエスカレートするとお店からアルコールを窃盗したり会社からお金を横領してアルコールの購入資金にするというような犯罪に手を出すようになります。
そして、肝臓などを病んでも死ぬまで飲み続けます。
依存症の怖さは、このように「どんどんエスカレートして、しかも一生治らない」というところです。
「一生治らない」のですから、アルコール依存症の場合は死ぬまでアルコール摂取はNGですし、料理酒やみりんのような「飲料用でないアルコール」も例外ではありません。
ですが、依存症本人は「アルコールを摂取すると苦しみから逃れられる」という体験をしてしまっているので、例えば飲み屋さんの前を通ったりアルコールのCMを見ただけでもアルコールを摂取したくて自制が効かなくなります。
この状態を、薬物依存症の田代まさしは「脳汁がバーッと出て、欲しくてたまらなくなる」と例えています。
「脳汁」なので、本人の理性では制御できません。
②依存症は「否認」の病気である
復縁ライブで博士もおっしゃっていたように、依存症は「自分の意志ではどうにもならない病気」です。
ただ、やっかいなのは依存症である本人がそれを認めたがらないという点です。
本人が「自分は依存症なんかじゃない」と言い張るのですから、医療機関に連れて行くというのは至難の業です。
このように、依存症の治療を始める前の段階から困難は始まるのです。
また、仮に一度医療機関に繋がったとしても、その後本人が通院してくれるかどうかも分かりません。
よほど本人が「このままではだめだ」という危機感を持たない限り、「治療しなければ」という気になれないのです。
③家族がさらに依存症を悪化させてしまう
①で「依存症はエスカレートする」と書きましたが、そうすると依存症本人が問題行動を起こしたり犯罪に手を出したりして、社会生活を送れなくなります。
依存症治療の第一歩は、このような問題を起こして本人が強い痛みを経験し、「どうにかしなければ」と危機感を抱くところから始まるのですが、世間体を気にして家族がそれらの問題を尻拭いしてしまうことが多々あります。
ですが、これだと依存症本人がいつまでたっても危機感を覚えないので、余計に病気が進行してしまうのです。
このような家族の行動を「イネーブリング」と呼びます。
また、依存症本人に家族が言葉で注意したり責めたりするのも依存症の症状を加速させます。
依存症である本人も苦しんでいる(でも止められない)のに、それを家族に指摘されると心を閉ざしてしまい、さらに孤独になるからです。
ですので、MIIAさんが今彼にしていることは何の効果もありませんし、むしろ彼の病状を悪化させるだけです。
依存症患者と適切に関わるためには、このような正しい知識と強い精神力が必要です。
彼の家族になってしまうとこれらの問題を今後一生背負わなければならなくなりますが、MIIAさんにその覚悟はありますか?
また、今はあったとしてもそれは「恋愛回路」が作られているからであり、その恋愛回路がなくなったあとに後悔することにならないでしょうか?
今は信じられないかもしれませんが、恋愛感情というのは数年で消えてなくなります。
そのときに、アルコールなしではいられない彼のことを家族として尊敬・尊重できると言い切れますか?
私だったら、一刻も早く彼から離れて依存症ではない健全な男性を探します。
そのような男性は世の中にたくさんいますし、「彼でないとだめ」という理由は何もないと思います。
私は以前依存症について勉強した経験があるのですが、それを基にコメントさせていただくと、復縁ライブで博士や他の先生方もおっしゃっていたとおり、この彼と一緒にいてもMIIAさんは地獄を見るだけだと思います。
以下に私がそう思う理由を書きます。
①依存症は進行形の病気で一生完治することはない
彼はアルコール依存症のようですが、おそらく過去に「アルコールを飲んだら辛い精神状態から解放された」という経験があったのだと思います。
が、このようなことを経験することで一度脳に「アルコールを摂取すると辛さから逃れられる」という回路ができてしまうと、それは一生消えることはありません。
彼は気分が落ち込んだり辛いことがあるたびにアルコールに逃げるようになり、その結果「アルコールを常に摂取していないといられない」という状態になります。
彼は今はまだ「飲んだら暴言を吐く」程度で収まっているようですが、このままの状態でとどまっていられるわけではありません。
そのうち「24時間アルコール漬け」になり、会社に行けなくなり、アルコールを買うお金がなくなると家族に暴力をふるってお金を奪い取ったり、さらにエスカレートするとお店からアルコールを窃盗したり会社からお金を横領してアルコールの購入資金にするというような犯罪に手を出すようになります。
そして、肝臓などを病んでも死ぬまで飲み続けます。
依存症の怖さは、このように「どんどんエスカレートして、しかも一生治らない」というところです。
「一生治らない」のですから、アルコール依存症の場合は死ぬまでアルコール摂取はNGですし、料理酒やみりんのような「飲料用でないアルコール」も例外ではありません。
ですが、依存症本人は「アルコールを摂取すると苦しみから逃れられる」という体験をしてしまっているので、例えば飲み屋さんの前を通ったりアルコールのCMを見ただけでもアルコールを摂取したくて自制が効かなくなります。
この状態を、薬物依存症の田代まさしは「脳汁がバーッと出て、欲しくてたまらなくなる」と例えています。
「脳汁」なので、本人の理性では制御できません。
②依存症は「否認」の病気である
復縁ライブで博士もおっしゃっていたように、依存症は「自分の意志ではどうにもならない病気」です。
ただ、やっかいなのは依存症である本人がそれを認めたがらないという点です。
本人が「自分は依存症なんかじゃない」と言い張るのですから、医療機関に連れて行くというのは至難の業です。
このように、依存症の治療を始める前の段階から困難は始まるのです。
また、仮に一度医療機関に繋がったとしても、その後本人が通院してくれるかどうかも分かりません。
よほど本人が「このままではだめだ」という危機感を持たない限り、「治療しなければ」という気になれないのです。
③家族がさらに依存症を悪化させてしまう
①で「依存症はエスカレートする」と書きましたが、そうすると依存症本人が問題行動を起こしたり犯罪に手を出したりして、社会生活を送れなくなります。
依存症治療の第一歩は、このような問題を起こして本人が強い痛みを経験し、「どうにかしなければ」と危機感を抱くところから始まるのですが、世間体を気にして家族がそれらの問題を尻拭いしてしまうことが多々あります。
ですが、これだと依存症本人がいつまでたっても危機感を覚えないので、余計に病気が進行してしまうのです。
このような家族の行動を「イネーブリング」と呼びます。
また、依存症本人に家族が言葉で注意したり責めたりするのも依存症の症状を加速させます。
依存症である本人も苦しんでいる(でも止められない)のに、それを家族に指摘されると心を閉ざしてしまい、さらに孤独になるからです。
ですので、MIIAさんが今彼にしていることは何の効果もありませんし、むしろ彼の病状を悪化させるだけです。
依存症患者と適切に関わるためには、このような正しい知識と強い精神力が必要です。
彼の家族になってしまうとこれらの問題を今後一生背負わなければならなくなりますが、MIIAさんにその覚悟はありますか?
また、今はあったとしてもそれは「恋愛回路」が作られているからであり、その恋愛回路がなくなったあとに後悔することにならないでしょうか?
今は信じられないかもしれませんが、恋愛感情というのは数年で消えてなくなります。
そのときに、アルコールなしではいられない彼のことを家族として尊敬・尊重できると言い切れますか?
私だったら、一刻も早く彼から離れて依存症ではない健全な男性を探します。
そのような男性は世の中にたくさんいますし、「彼でないとだめ」という理由は何もないと思います。
- [47歳]
- はるか ランク圏外
※「酒癖の悪い彼と今後の付き合いについて悩んでいます」の全コメント
- MIIAさんへ
はじめまして。
美々と申します。私の意見を述べますね。
MIIAさ…
美々(mi2) -- (No.110516) 2023-11-18 16:39- 美々さん、丁寧にコメントありがとうございます。
つい先程彼から連絡ありました。「俺達はもう終わ…
MIIA(投稿者) -- (No.110519) 2023-11-18 19:02
- 美々さん、丁寧にコメントありがとうございます。
つい先程彼から連絡ありました。「俺達はもう終わ…
- まだ1ヶ月のお付き合いでそれでは先が思いやられますね。
付き合って1ヶ月なんて、お互い本性まだ…
yuki -- (No.110517) 2023-11-18 16:55- yukiさん、コメントありがとうございます。
そうですよね、仰る通りまだ1ヶ月なのにこんなこと…
MIIA(投稿者) -- (No.110520) 2023-11-18 19:09
- yukiさん、コメントありがとうございます。
そうですよね、仰る通りまだ1ヶ月なのにこんなこと…
- MIIAさん、昨日の博士のyoutubeライブでも同じ質問をしており、博士が丁寧に回答していらっ…
Sayoko -- (No.110518) 2023-11-18 18:00- Sayokoさん、コメントありがとうございます。
昨日の博士のライブでの回答に納得してないので…
MIIA(投稿者) -- (No.110521) 2023-11-18 19:16
- Sayokoさん、コメントありがとうございます。
昨日の博士のライブでの回答に納得してないので…
- はじめまして。
私は以前依存症について勉強した経験があるのですが、それを基にコメントさせていた...
はるか -- (No.110531) 2023-11-19 14:44- はるかさん
コメント、そして依存性について詳しく説明して下さりありがとうございます。
私自身…
MIIA(投稿者) -- (No.110532) 2023-11-19 15:17
- はるかさん
コメント、そして依存性について詳しく説明して下さりありがとうございます。
私自身…