本当の彼がわからなくなりました。コメント No.11570

No.115702012-10-24 22:37

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>No.11566への返信

>むっく(投稿者)さん

 どういたしまして。

 心の病については、割りとあやふやなものだとお考え下さい。病態は、患者の数だけある、というかんじですね。例えばですが、ある自己愛性パーソナリティ障害である男性がいたとしましょう。
 とても自分とは吊り合わない、高嶺の花の女性に恋しているだけで、自己愛を満足させるというケースも、理論上はありえます。勿論、自己愛のために、他人を陥れたり傷つけるような症状ばかり出る方もいます。実例を上げれば、自己愛を満足させるためだけに努力していたら、社会的に成功し、病気でありながらも成功したために安定をしたという方もいらっしゃいます。
 最後の例の場合、彼が社会的に成功している状態を維持さえ出来れば、他人に陥れたりはせず、迷惑をかけることなく、周囲からは精力的で俊英なイメージを持たれたまま、病気でい続ける場合もあります。ただ、成功が崩れて二番目の例と同様、他者を攻撃することでもって自己愛を満足させる傾向に走る事も多いです。二番目の例の場合、ある日唐突に彼の自己愛が満足するような何かがあれば、他人に危害を加えるような真似をしでかさなくなる、なんていうこともありえます。こういうものなんです。

 病気が突然発症するかといえば、そういう場合も勿論ありえます。ここで、最初のコメントに書いた、私の鬱の体験談を読み返して頂けると助かります。
 私の場合は、潜在的に進行しつづけていた鬱が許容範囲を超えた段階で、重症化した症状を一気にあらわしました。周りからはひょっとしたら突然発症したようにみえたかもしれません。

 また、普段は病気とは思えないような方でも、たいていは性格の偏りを持っていらっしゃるもので、こういう人も一度抱えきれないようなストレスに晒されたりすると、その偏りに応じた症状を一過性で見せることもあったりします。

 執着心に関しては、なんとも言い切れません。二度目の別れだからこそ、すんなりと終わったという解釈もできます。

 おっしゃるとおり、全ては、彼が専門家に自らをゆだねる決断をして、はじめて明らかになりはじめることです。私が鬱を発症した当時、離れていった知人も多くいましたが、私は今ではその彼らにも感謝しています。鬱はあんまりがんばれとかいわれて義務感刺激されるときっついもので。いつか、彼も貴女との出会いを振り返って、微笑むことができると素敵ですね。


 執着心について気になっていらっしゃるようですから。そこのみ補足を。また復縁を申し込まれるようなことがもしあらば、その時には断固とした拒絶するのではなく。代案の提案をなさるとよろしいかと。当分は親しいペンフレンドになろうよ、とか、まあそういったかんじです。

 それでは、失礼致します。

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