早く結婚するため、彼と別れたけど。コメント No.11815
結婚において重要になるのは、どういう家庭を築くかというヴィジョンの共有と、実行能力があるかどうかという点について信頼できるかどうかです。
例えば、我が家では、こうした話し合いはともかく。交際中から私が耐え忍ぶ人であったことや、ルームシェアに端を発した同棲生活を送っていた為、お互い気取らないところも見せ合った仲だったので、むしろこの点はスムーズでした。
しかし、普通に交際していた方同士では、こう簡単もいかないことかと思います。
すぐ結婚できる人としたい。私はこのご発言を重視します。ご年齢を考えれば焦る理由もわかりますが、私にとっては最悪な失言です。28歳の一人の自活している大人の男を前に、その生活基盤や収入や、これまでの付き合いの中であった良い事すらも、早さに劣ると断言したのと同じです。今すぐしよう!と言った彼のタフさ加減を評価したいくらいです。
この失言の後の重大なミスは、一週間ほど答えを出さなかったことです。
先の失言とこの態度で、貴女が彼を信用していないことは、はっきりと相手に伝わってしまっています。言動が一致して示された意思表示の意味は、重く受け取るなという方が無理です。貴女の一番のミスは、ここです。その後のきつい言葉の方が、むしろ準備ができている分軽傷でしょう。
貴女にこの言葉を贈ります。
二兎を追う者は一兎を得ず
貴女は、恋愛と婚活という二兎を負いました。その結果がこれです。結婚なら結婚で、結婚に必要な為の交渉を行うべきでした。相手が、かなりきつい失言をも受け入れて、交渉の窓口に立った時、席を外したのは他ならぬ貴女です。その後、戻ったから良いという話ではありません。この時、彼は貴女が自分を信用していないことに、深く傷ついたでしょう。
それでも交際を延長しながら、いつかは結婚したいと言っていたのは、彼が貴女を確かに自分の結婚相手としてみていたからではないでしょうか。
こういう考え方もあります。実は彼は貴女の体が目当てであった。しかし、貴女が結婚を意識して、自分から離れそうになったので、慌てて結婚について前向きに考える振りをしながら、ずるずる引き延ばそうとした、という邪推です。
何故こういう論理になるかは、私がかの不信感をむき出しにしたともとれる言動を重く見ているからです。私がもし、ただの交際相手に、あそこまで言われたら、復縁なんてとても考えられません。恋愛感情以外の部分でも心底必要としている相手出ない限りは、仮にどんなに謝られても友達止まりですし、仮に好きであっても、よりを戻すことはないでしょう。
だのに、彼はよりを戻した。彼が貴女との結婚ではなく、貴女との営みにこそ、重点を置いていた可能性を考えずにおれません。
まあ、彼が本心から貴女との結婚を意識していたとしても、邪推の通りであったにしても、あまり関係はありません。前者であれば、今から砕け散った信頼関係の再構築なんていうものは、難しい事この上ありません。以前とは違い、今度は不信感をお互い持ったところからのスタートです。コストパフォーマンスが悪いので、やめておくのが無難でしょう。後者であれば、それこそ関係を続ける意味もありません。どちらにしても終わりにするのが無難です。
区切りをつけるという意味で、会ってあらためて別れるというのも、有りだとは思います。ただ、私なら、一度別れると言ったことを重視して不要だと思います。付き合っていた時の良い思い出を有難う、位なら言ってもいいかもしれませんね。何故なら、彼が本心から貴女を愛していた場合、あまりにも、今のままの別れは、悲哀に満ちているように思えるからです。
- [年齢非公開]
- イイヒト ランク圏外
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イイヒト -- (No.11815) 2012-11-08 11:19