別れ話のような電話が来たのですが、別れたくありません。コメント No.23384

No.233842013-08-21 08:58

はじめまして、ゆーかりさん。

前回の相談と今回の相談、博士への相談を読ませていただきまして、私が感じたことを書かせていただきたいと思います。良ければ、聞いてください。

まず、ゆーかりさんは、男性に対して絶対やってはいけないＮＧ行動をいくつもおかしているようです。

相談内容に、「彼のレポートを代わりにやってあげた。お金を貸してあげた。授業を代わりに出た」とあります。

男性の身の回りをことをやってあげるのは、「あなたは自分のことすら自分でできない能なしね」という意味になります。女性は「少しでも彼が楽になれば」という親切心でやりますが、その手の行動によって、男性は自分の能力を否定されたと感じます。

更に、彼に愚痴を話すことも絶対NGです。男性は女性の愚痴を聞くことにものすごいストレスを感じる生き物なのです。

この辺りのことは、博士のオススメしているジョン・グレイの本などを読み、男女の意識の違いについて早急に勉強してください。

これらのことをゆーかりさんが日常的にやっていたとすれば、彼は自分のことを「彼女の愚痴を聞く以外に存在価値のない役立たずなんだ」と思いこみます。

これまではただの疑いだったのに、「自分の方が貢献してきた」と彼にいってしまいましたよね？そこで彼の疑いは確信に変わったと思います。つまり、「彼女は本当に自分のことを愚痴をきく以外に能のない役立たずだったと思っているんだ」ということです。

彼の男としてのプライドはズタズタです。

そしてトドメには、「死ねばいいのに」。

彼は「自分には存在価値がないのではないか？」という恐怖に苛まれています。そこへ「死ねばいいのに」といわれたのです。ゆーかりさんは、彼に「あなたには生きている価値もない」と、いったことになります。

泣くほど怒るのは当然です。

では、これほどコケにされても彼がゆーかりさんから離れない理由は何か？

これはとても悲しいことですが、ゆーかりさんの愚痴を我慢して大人しく聞いていさえすれば、少なくとも「自分はまだ誰かに必要とされている」と感じることができるのです。

先にも述べたように、男性は女性の愚痴を聞くことが苦痛です。しかし、彼はそれに耐える以外、自分の価値を見いだせないのです。だから嫌でも離れられないのです。それに縋るしかないのです。

おそらくゆーかりさんとの関係だけではなく、就職活動や他の人間関係で、彼は自分の価値を感じれず、あるいは直接的に否定されるかして、著しく自信を失っている状況なのではないですか？

だとすれば、彼がゆーかりさんの元に戻るには、「彼の自信をゆーかりさんが取り戻させてあげること」です。

文面の中には、彼の魅力について何も書かれていませんが、ゆーかりさんが見つけた彼の魅力があるはずです。
それを具体的なエピソードをつけて、説得力を持たせてから、もう一度彼に伝え、感謝の気持ちをつたえてください。この辺のテクニックについては、デール・カーネギーの「人を動かす」や「道は開ける」を読んでください。

ちなみに、「愚痴をきいてくれること」は、彼の魅力ではなく、彼のコンプレックスになっていると予想します。愚痴をきいてくれたことに関しては「あなたの優しさに甘えすぎてた。ごめんね」とだけ伝えてください。

さらに、これから付き合いを長く続けるのではあれば、

①彼に愚痴をいわないこと

②彼の仕事に手を出さないこと

③彼にダメ出しをしないこと

これは絶対に守ってください。

その上で、彼をよく観察し、彼が自分でも気づいていない魅力を見つけて、彼に折に触れて伝えるようにしてください。ささいなことで結構です。それから、あまりに的外れだったり、自分が思ってもいない褒め言葉を口にすると、逆に信頼を失います。ちゃんと自分が感じたことをいってください。

それと、ゆーかりさんは、その時の感情だけで、よく考えもせず発言する人でしょうか？それなら、電話だとごまかしが効かないので、メールの方がよいかもしれません。

彼に感謝の気持ちを綴ったメールを打ったら、できるだけ客観的な意見をくれる友人にみてもらい、「これで彼は自信をつけられるか？」ときいてください。男性の友人が良いかもしれませんが、くれぐれも彼にみつからないように。

文面には必ず「ありがとう」をいれること。

彼の発言に「自分が辛い時には何もしてくれない」というのがありますね。彼は今大きな悩みを抱えているのだと思います。話をよくきいてあげてください。ですが、絶対ダメだしをしないように。

ただ聞くだけです。

それと、これは一つ念頭においてください。

「彼は自分で問題を解決できる能力がある」

私は彼を知りませんが、人間は誰でも素晴らしい能力や才能を持っているということは知っています。そのことをちゃんと信じてあげてください。決して、彼の悩みを解決しようと、自分が出しゃばらないこと。

彼は自分で何でもできます。ただ、話をきいてあげて、それを信じさせてあげてください。

彼が何か失敗した時は、こう声をかけてください。

「試すことに失敗はない」

これは、博士オススメの本「仕事は楽しいかね？」に書いてある言葉です。読んでみてください。

彼は今、ゆーかりさんに上のような理由で縋らざるをえない状況にあると思います。なので、沈黙は逆効果になると予想します。

他の女が彼を勇気づけたら、その時点でアウトだと思います。

彼のことを思いやって、ただ話をきいてあげてください。

長文失礼致しました。