別れ話のような電話が来たのですが、別れたくありません。コメント No.23458

No.234582013-08-22 10:58

>ゆーかり(投稿者)さん

コメント読んで下さり、ありがとうございます。

彼の発言に「付き合う前からお前を支えたいと思っていた」とありますが、これは「誰かにとって自分は必要な人間であると実感したい」という意味です。

これもジョン・グレイの本にありますが、男性は悩み相談を受けると、「自分はその道の専門家だと思われている、自分の能力を評価されている」と感じ、気分がよくなります。

つまり彼は元々「誰かにとって必要とされている自分を実感するため」に、ゆーかりさんと付き合ったといっていることになるのです。

しかし実際問題、彼には申し訳ないけど、悩みを聞いてもらうだけで、トラブルが解決するわけがありませんよね。

私も家庭にトラブルがたくさんありました。ウチの場合は姉貴でした。ですが、私は姉貴が心の底から嫌いだったので、そのまま放置しつづけました。

解決したいというより、トラブルと向き合いたくなかったのです。そのトラブルの解決法があるとも思えませんでした。その時私が思っていたことは「これはいつまで続くんだろう？家を出れば逃げられるけど、逃げたら母親が殺される」と思っていて、ただ慢然と日々を送り、ただ関わらないようにしました。

ある日姉貴が死にました。肺炎にかかっていたらしく、いつの間にか死んでいたのです。そのことがわかった時、最低ですが私は、「やっと終わった」と思いました。

今から１１年も前の話ですが、未だに死んだ姉貴を許せないでいます。なぜなら、姉貴が嫌いだということも、憎いということも、何も伝えられなかったからです。死んだら、その時の感情のまま時間がとまってしまうのです。また、家族に対してそういう感情を持っている自分も許せないままです。

今年姉貴が亡くなった歳を超えました。10代の頃から見ると、31歳というと物凄く大人に感じていましたが、実際若いころと内面はあまり変わりません。変わったのは、「明日いきなり世界が滅ぶわけじゃない。自分には帰る家がある。ケイタイも持ってる。友達もいる。ちゃんと生活出来てる。ゆっくり一つ一つ自分ができることからやっていけばいい。いつまでも辛い日は続かない」と考えれるようになったことぐらいです。

話がそれてしまいましたね。

彼はゆーかりさんに自分の価値を認めてほしい、評価してほしいと思っています。その代わりに愚痴や悩みを聞いてやっているのです。その労働の対価として、ゆーかりさんに金をせびったり、自分の仕事を押し付けたりしているのでしょう。

彼はそのことをフェアなことだと思っているので、謝らないし感謝もしないのです。

ゆーかりさんはそれで良いのですか？

彼がゆーかりさんの問題を解決してくれることは絶対にありません。彼は、ゆーかりさんが就職も決まらず、家庭内で理不尽に暴力に耐え、友達関係もうまくいかない可哀想な女でなければ都合が悪いのですよ。

ゆーかりさんが可哀想な人だから、彼はゆーかりさんとつきあっているのです。相手が可哀想で救いようのない人であればあるほど、ゆーかりさんは彼を頼り、その結果彼は自分の価値を感じることができるのです。

彼の家庭環境がどういうものなのかわかりませんが、あまり愛情を感じることができずに育ったのではないですか？

ゆーかりさんも彼を頼っているけど、彼もゆーかりさんに救いを求めていることになります。

私は、一度二人の関係を綺麗にリセットすることをおすすめします。

つまり、前にもいったように、彼にお金を渡さない。彼の仕事を肩代わりしない。彼に悩み相談をしない。彼に駄目だししない、ということです。

彼は自分に自信がない、何もできないと思っています。でも、彼はちゃんと自分でできる人です。やらないだけです。小さな問題からで良いので、自分の面倒は自分で見させ、自信をつけさせましょう。

人付き合いのポイントで大事なのは、はっきりとNOをいうこと。

そして、これも前にもいいましたが、彼は自分で問題を解決できる力があると信じること。

「大丈夫、あなたならできる」それだけいえばよいのです。

彼は自分が見放されたと思うかもしれませんが、今の苦しい関係のまま、二人が付き合っていくのは無理だと思います。

彼は自分が支えているといいながら、ゆーかりさんに縋り付いているのです。

ゆーかりさんの今の家庭の状況で、彼まで面倒をみるのは無理です。冷静になって考えてください。彼のことは、ゆーかりさんが抱える必要のない問題だし、手を出してはいけない問題です。

今は沈黙期間中でしょうか？彼からもしもう一度連絡が来たら、「今までいっぱい支えてくれてありがとう。無理させて嫌な想いさせてごめんね。自分で色々頑張ってみる。今までありがとう」と伝えてはみてはどうでしょう。

彼が「友達でいいからつながっていたい」というならそれでも構いませんが、何度もいうように、これからは彼に悩み相談はせず、金も貸さず、彼の仕事に手を出さないことを徹底してください。彼が自分で自分に価値を見いだせるようになるまで、ゆーかりさんは彼を信じ、放っておいてあげてください。

そして、ゆーかりさんは自分の心が少しでも平穏にいられるように、いろんな人に出会ってください。同じような家庭のトラブルを抱えている人は結構います。出会う人の中には、現実的に問題を解決できる能力や経験を持った人が必ずいます。博士の本にもありますが、自分の目標を叶えてくれるハブを見つけるのです。

そういう人達を見つけ、力を借り、一刻も早く、殴られ続ける日々を終わらせましょう。

親は子供にとって絶対的な存在ですが、子供を殴るのは間違っています。あなたは罰を受けなくていい。相手がボクサーや空手有段者ではないなら、その動きをよく見て、腕を捻り上げてやってください。そのぐらいやっていいです。もう我慢して殴られないでください。ゆーかりさんも、小さな何もできない子供ではありません。嫌なことには嫌だといっていいのです。

暴力については、直接駆けつけて解決することはできないので、心苦しいです。また、私はその術も持っていません。私は失敗した方ですから。今もどうすればよかったかわかりません。

私がいえるのは一つだけです。「今起こっていることは、いつまでも続かない」。あまり良い経験者ではないですが、まだ解決できる時間があるなら、チャンスはあると思います。

長文になって申し訳ありません。

参考になったかもわかりませんが、応援してますね。