別れ話をしかけてる彼氏についてコメント No.43700

No.437002014-10-06 22:03

nitoさん、こんにちは

相談と日記と拝見しました。

彼から別れ話を切り出されたのは
彼の仕事の多忙さと、連絡に関する二人の考え方の違いが
大きな原因だとnitoさんは思われてると思います。
私もそう思います。

でも彼が「付き合ってる感じがしない」と言ったのは
もっと別のことを伝えたかったんじゃないかとも思いました。

nitoさんの日記などを拝見すると
彼という一個人というよりは〈彼氏という存在〉として
好きになった部分が大きいような気が、私はしたからです。

nitoさんの彼への気持ちを否定したいわけではありません。
辛い気持ちのときに、気分を害したら本当に申し訳ないと思います。

ただなんというか
「会いたい、連絡がほしい、また仲良くしたい」
とnitoさんが今も焦がれている相手は
生身の彼そのものではなくて
〈彼氏という存在〉なのかもしれないと
私には思えてしまいました。

nitoさんの彼をAさんとして、

・自分を食事に誘い、告白してきた〈彼氏〉が好き。
・LINEをやりとりした〈彼氏〉が好き。
・ほとんど会ってないけど〈彼氏〉が好き。
・別れ話はされたけど〈彼氏〉をまだ好き。

上記の〈彼氏〉の中は本当にAさんでなければならないんだろうか。
もしかしたらBさんでもいいのかな。またはCさんでも。

とても極端なのですが、そういう印象です。

nitoさん自身、彼について
「彼が何を考えてるか全然わからない」
「恋愛観や価値観についてもわからずじまい」
「好きなタイプはわからない」
「彼の感情は読み取りにくい」
と書かれています。
でもペアリングがしたかったり
連絡は毎日とって予定を把握したかったり
彼の髪型や持ち物は短い時間にでもチェックできてる。

相談や日記のそういう表現を読むと
等身大の彼という人を本当に見ていたのかな、と
疑問に思えてしまったのです。

手を繋いだり体の関係を持ったりして
ドキドキしたりときめいたりしたことは
まちがいなく本当のnitoさんの気持ちだろうと思いますが、
それがAさんにときめいていたのか
〈彼氏という存在の男の人〉だったのか、ということです。

今、関係をどうにか修復したいと考えているのも
本当にAさんでしょうか。

彼がどんな価値観の人間なのかまだわからない、
何を考えているのかもいまいちわからない、
自分を好きかどうかもわかりにくい、
いつも冷静で感情が読み取りにくい。

こんな風に思える相手を、nitoさんは本当に好きなんでしょうか。
これから何週間後かわからないメールを
自分の恋愛観や時間軸を変えてまで、
苦しい思いに耐えてまで待つほどに、この人を好きなんでしょうか。

もし明日新しい出会いがあって熱心にアプローチされたら
その人が〈彼氏〉に置き換わってもいいということはないでしょうか。
〈彼氏〉という存在が名残惜しいということはないでしょうか。

付き合うということをしたいのか、
彼という人とこれからもいたいのか、です。

もちろんnitoさんが自分で感じている
彼の魅力とか好きな部分は確かにあるのだろうと思います。
「ちゃんと彼という一人の男を好きだ！」と
私に言い返したくなると思います。

でも、私がそういう印象を受けたということは、
彼もどこかでそう感じていた…ということはないでしょうか。

nitoさんは彼を
「いつも冷静というか、そんな感じ」
と書いていますが

彼はnitoさんに
「好いてるよ、わかりにくいと思うけど」
と言ってくれてましたよね。

彼からの好きだという思いを
nitoさんは彼女として、
わかろう、受けとろうとしていたでしょうか。

男の人は、そのままの自分を受け入れてくれるかどうかを
彼女に強く求めるものだと思います。
連絡とか居心地とかより、そのことにまずとても敏感です。

口べたな彼だからこそ、
そういう感覚的なコミュニケーション、
つまりフィーリングを大事にする人じゃないかと思います。

「自分じゃなくてもいいんじゃないか」
という気持ちを、彼が感じてしまったことはないでしょうか。
そういう相手とは
「付き合ってる感じがしない」で当然かもしれません。

彼がそう感じてしまった理由は
会う機会が圧倒的に少なかったとか、
まだnitoさんが緊張していたとか
手に入る入らないの距離を意識して駆け引きしたこととか
いろいろあるとは思います。

でもそれ以上に
nitoさんの瞳にうつっている男が自分じゃないんだと
彼は感じたのかもしれないと私には思えました。

多忙で不器用でわかりにくい自分だけど
それでも好きになってくれた、だから
連絡頻度も合わせてくれて数ヶ月待っていてくれた、
と彼が思えば、

多少、nitoさんがワガママを言ったとしても
それは「自分を好きだからこそだ」と思えた部分もあっただろうし
別れ話を切り出すまでいかなかったのかもしれないと
私は思います。

nitoさんが自分の気持ちをよくよく見直してみて
他の人じゃなくやっぱり彼がいいんだ、
これからまだ彼と良い関係を築いていきたいと思うなら

「彼自身に集中する」ということをもっと意識すると
何か突破口が見えるんじゃないかと思います。

抽象的な言い方になってしまうのですが
〈彼氏とデートする〉じゃなく〈彼に会う〉ということです。
すごくシンプルなことです。

〈彼氏〉という型に彼を当てはめずに
彼というその人自身にもっともっともっと集中したら、
話し合いなどわざわざしなくても
彼の本音がつかめてくるはずだと思います。
少しずつでも。感覚的に。

それができてきたら自然と、
待つことも、今よりラクになると思います。
ペースを合わせていくってそういうことだと思います。

彼という一人の生身の男を好きになったんだという気持ちを
nitoさんがもっと彼に伝えていくことができたら

連絡の頻度の問題があっても
なんとかやっていく可能性が出てくるかもしれないって、
私はそういう風に思いました。

彼を好きだというそもそもの気持ちの部分を
疑ってしまうコメントをすることについて
しばらく迷っていたのですが、思いきってしました。
嫌な気分になったことと思いますが
その点どうぞご容赦ください。