創価学会の彼との結婚を迷っていますコメント No.52867

No.528672015-11-10 16:57

初めまして、コメント失礼いたします。
私はその境遇上、主様とほぼ同系統の宗教に比較的深く関わっている観点から思った事をコメントさせていただく次第です。

既にhoneyさんも的確に指摘されていらっしゃいますが、主様がこの彼との結婚を心から望み、今後の生活を共にしたいと考えていらっしゃるのであれば、現時点で主様が思われている以上の覚悟が必要だとお見受けします。

価値観の多様化等々に伴い、さまざまな事が個人の自由と謳われるようになっている現代であってもなお、結婚が家と家との結びつきだという認識は完全になくなっていない事も手伝い、こういった宗教の問題は想像以上に根深い事が多いです。

結婚を持ちかけて来るまで自身の宗教の話題を出して来なかった時点で、結婚を考える上である程度マイナスになるだろうということは彼も考えての事だと思います。

彼自身の信仰度合いにもよると思いますが、結婚したら(ひとまずは)入信して欲しい、という彼の希望を鑑みても、おそらく彼の親や親戚も絡んでいる可能性は高いとみてまず間違いないでしょう。
信者以外との結婚は認めないと定める宗教も往々にしてあります。

しかし、
「合わなければ辞めても構わない」
という彼の言葉は、信用しない方が身のためです。
実際、一度入信したら宗教を辞めるというのは周囲からの様々な軋轢も生じ、想像以上に難しい場合が多いと聞きます。
現時点では、主様を手に入れるための方便でしかないと思った方が良いです。
こういった結婚前の軽い約束は、往々にしてうやむやになり、流されてしまいがちです。
彼も
「結婚さえしてしまえばこっちのもの、後は何とでもなる」
くらいにしか思っていないかもしれません。

また、彼は経営者でもあるとのこと、表向きでは見えて来なくとも、経営や取引にその宗教や信者が絡んでいる可能性もゼロだとは断言できません。
そうなっている場合、利害関係をも盾に、その配偶者や子どもも入信するのは当たり前、といった状況になることも容易に想像が付きます。

そうでなくとも、信仰度合いによらず、他の宗派や宗教に対して非常に排他的な姿勢であったり、戒律や日常生活の制約が多かったり…といったような宗教は、付き合い含めて相当な覚悟が必要だと思います。
親や親戚ばかりでなく、これまで続いてきた大切な人間関係も壊れてしまう可能性さえあるのです。
私自身、こういった事で人間関係が歪んだ例を周りで幾度となく見てきました。しかしこうして一度壊れた関係は、将来的にみても修復はほぼ絶望的、と言っても過言ではありません。

また、今の段階でご両親は、彼に対して概ね好意的だとの事ですが、こういった問題があることについては周知の状態でしょうか？
相手側の意向によっては今後、異教徒である自分の両親、親戚との付き合いは著しく制限されたり、また逆に、主様側の親族の方が今後、主様方との関係断絶を申し出て来るケースも考えられます。

今の段階で、彼に色々と深い話を持ちかけても、おそらく釈然とした答えは返って来ないでしょう。
深い話をすればするほど、主様は離れて行くと彼にも想像が付くからです。

しかし、今回のケースの場合、いざ結婚してみて
「こんなはずじゃなかった」
と思ったとしても、引き返すのは非常に困難な事が予想されます。

好き合っているだけではどうしても上手くいかない事も起こりうるのが結婚です。

宗教の違いは、考え方の違いから、やがて(どうにも埋めがたい)価値観の違いへと変貌します。

「どうしても彼じゃなきゃダメ、たとえ親親戚と絶縁状態になったとしても…」
という固い意志があるのならこれ以上申し上げることはありませんが、もし今の段階で少しでも迷いがあるのなら、まずはご両親はじめ周りの人とよく話をし、その時点で彼と話をして、慎重にお決めになった方が良いように思いました。

今、自分の恋愛回路のみに惑わされて全てを決めてしまうのは得策ではありません。
決して彼のペースにのまれたり、言いくるめられて流されるようなことだけはないようにする事です。
後悔だけはないようにしてほしいな、と思います。

コメント失礼いたしました。