告白された同僚先輩と私の間で揺れる彼。考えたいと言われているけれど、行動した方がいいでしょうか…？コメント No.56150

No.561502016-04-12 11:18

「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことなので、コメントします。

自分の気持ちに向き合ったり、気分転換するだけでしたら、
彼はまた他の女性に気持ちが行ってしまうと思います。

何故なら、貴女が【　自分の問題の本質　】に気付いていない今のまま、
時間だけが経過するからです。

貴女は何故、自分が同僚女性に負けたのか、その「敗因」を正確に把握できていますか？
彼をただの優柔不断な浮気者みたいに間違って解釈してしまうと「本質」を見誤ります。

＞彼からすると、今は私の気持ちが前向きに、彼との将来に向かおうと思っているが、
＞また戻って慣れてくると、元の私（彼よりも他の用事を優先してしまったり…）に
＞戻ってしまうということを想像してしまうようです。

彼の言う通りだと、私は思います。
貴女は彼が戻ってきたら、また「いつもの自分」に戻ると思います。

貴女の敗因は、彼よりも他の用事を優先したことが原因ではありません。
同僚女性のようにガツガツ愛を語れなかったことが原因でもありません。

貴女は「交際が上手に長続きする仕組みを知らない」のだと思います。
それが今回の敗因です。

私の個人的な意見なので鵜呑みにしないで欲しいのですが、
私は、恋愛が長続きする上手な方法とは、下記のようなものだと考えています。

――――――

（１）惚れた男の人間性をしっかり見極め、彼の気質を分析する。
（２）自分の人間性と照らし合わせて、彼が惚れてくれたポイントを維持し続ける。
（３）彼が自分に何を求めているのか、その都度、臨機応変に的確に察知する。
（４）上記を実践した上で、自分の人生を優先し、彼に媚びない。
（５）「人として」腹を割って本音を言い合える関係を維持する。

――――――

ひとつずつ説明します。

（１）惚れた男の人間性をしっかり見極め、彼の気質を分析する。

彼の気質を分析した時に、精神的に強い部分と弱い部分があるはずです。
人にはみんな長所と短所があります。そういう彼の気質を貴女が立体的に把握しているか。
それが大事です。

（２）自分の人間性と照らし合わせて、彼が惚れてくれたポイントを維持し続ける。

約半年前に彼と付き合うことになった時、彼は貴女の「どこに」惚れたのでしょうか。
貴女を彼女にしたいと思った「決め手」があるはずです。

その決め手があったから、約１ヶ月前まで、つまり５か月間は我慢できたということです。
貴女の魅力は５ヶ月で消滅しました。もしくは、貴女への不満の方が彼の中で上回りました。
だから彼は悩み始めました。

彼にしてみれば、貴女の魅力が低下し、冷める部分が浮上した。
貴女自身がそこを自覚できた上で維持する能力がなければ、同じ失敗を繰り返します。

（３）彼が自分に何を求めているのか、その都度、臨機応変に的確に察知する。

＞寂しいと言われていたのに、大丈夫だと思ってしまっていました。

貴女は彼を見ていません。

「大丈夫だと思った根拠」は何でしょうか。
（彼は私を好きなはず）という驕りだったのではないでしょうか。

高校の後輩だった彼は年下ですよね。
年下の男性は、年上の女性に包容力や癒しを求める傾向があります。

いくつになっても男という生き物は、
女以上に繊細な部分があるのに、それを言語化しません。
貴女の「恥ずかしくて好き好き言えない気持ち」以上に、
男にはもっと言えない部分があります。

「僕をもっと甘えさせて」という欲求です。

多くの男性の本質は、甘えん坊です。
惚れた女の前だけは心を開くことができ、無防備に甘えてきたり、
子供に戻ったような表情をして、女に黙ってハグされたりしています。

大人の男として仕事をするプレッシャーや、男だから泣いちゃいけないという固定観念など、
それを全部取っ払ってもドン引きしないで抱きしめてくれる女の元に、男は居続けます。

自分のそんな恥ずかしくて情けないと思うような姿を見せても大丈夫だと思える女。
その女から癒されて元気になり、またガツガツと仕事を頑張るのが男です。

彼の「寂しい」という発言の本質を、貴女はどれだけ汲み取っていたのでしょうか。
ただのワガママなのか、繊細な男心なのか、的確に察知する能力が必要になります。

（４）上記を実践した上で、自分の人生を優先し、彼に媚びない。

＞私が前向きになって、彼との結婚もイメージしていること、
＞戻って来てくれたらすぐにでも実行に移していきたいことを話しました。

１ヶ月前にはそう思っていなかった、もしくは思っていたのに行動できなかったのに、
彼が他の女に目が向いて居なくなりそうになって初めて危機感を覚えて手紙を書く。
「戻って来てくれたら」すぐに動くよと話している。

これは貴女の本心ですか？
それとも彼に戻って来て欲しくて媚びているだけでしょうか。
自己分析して下さい。

本心であるなら、何故、このタイミングで本音を言うのでしょうか。
貴女の愛が溢れたタイミングではなく、彼が去ろうとしているタイミングで何故、言うのか。

彼が自分の「手に入った距離」にいる時には
（恥ずかしくて言えない）という自分の気持ちを優先していたのに、
彼が「手に入らない距離」に行こうとしているのを知ったら、
自分の恥ずかしさを乗り越えて、彼に本音を言うことを優先する。

「媚びる」＝他人に気に入られるような態度をとる。機嫌をとる。

媚びた時の発言は実践できないことが多いし、長続きしないのでやらない方がいいです。
結果的に不誠実な発言にしかならないので、
自分の気質と違う発言で彼の気を惹こうとしないことが、お互いの為です。

（５）「人として」腹を割って本音を言い合える関係を維持する。

彼は貴女に本音をぶつけることが出来なかったから、同僚女性に貴女のことを話しています。
そして貴女も、彼に素直な気持ちを伝えず、本音をぶつけていません。

付き合っている男女が、お互いの本音を付き合ってる相手に言わずに、言えずに、
他の女性や、こういうサイトで、自分の本音を吐露して、恋人との距離を測りかねている。

こういう恋愛をしている人は、結婚したら尚更、
複雑で生々しい結婚生活での問題を当事者同士で解決できずに悶々としがちです。
パートナーよりも赤の他人の方が、自分の本音を理解してくれるとなれば
そっちにどんどん心を開いてしまう訳ですから、先の展開は容易に想像できると思います。

――――――

「人として」腹を割って心を開けない男女の恋愛は脆い。

――――――

いろんな男女の行く末を見てきた私は、そう思っています。

彼との今後がどうなろうとも、
大事なのは貴女が恋愛の本質を理解し、実践できるかどうかです。

我欲で「言わない、言えない」ということになれば、自分の首を絞めるだけです。
我欲で「言いたい、言っちゃえ」ということになれば、自分の首を絞めるだけです。

何を言って、何を言わないか。
「誰の為に」何をして、何をしないでおくか。

惚れた男ひとりだけを「攻略」すればいいのだから、本来は簡単なはずなのです。
ずっと見ておきたい男の気質を、じーっと、よーく見極めればいいのだから、
嫌いな上司の機嫌を取るより何倍も楽しいはずなのです。

それが出来ない、我欲に溺れた女は、
惚れた男を攻略して（君のそばにずっと居たい！）と思わせることで
両者がますます幸せになっていく、その醍醐味を知りません。

年上女性の魅力で「高校の後輩」に恋する楽しさを
経験させてあげるくらいの度量を持てるよう頑張って下さい。

今のままでは、彼が戻って来ても同じ展開を繰り返すだけです。
自分の恋愛観や考え方、解釈の仕方、言葉や行動を変えなくてはいけませんよ。

自分の幸せの為に、そして彼に（戻ってきて良かった！）と痛感してもらう為にも
まずは、彼を手放したくない貴女から先に、精神レベルを上げていきましょう。

応援しています。