付き合うべきか?コメント No.56461
「厳しくお願いします」とのことなのでコメントします。
>人を見る目をどうしたら養えるのか
今回の相談の場合は「人を見る目を養う」というよりも
「男を見る目を養う方法」ということになると思います。
「男を見る目がない」ということは【 恋をすると目が曇る 】ということですよね。
つまり、恋は盲目状態になりやすいのが、今の貴女であるということです。
多くの女性は何故、恋をすると目が曇るのでしょうか。
私の個人的な意見ですが、その理由は3つあると思います。
――――――
【1】精神的な意味で、いつも同じ場所に立ち続けることが出来ない。
【2】同じ場所に立ち続けることが出来ない大きな原因は、寂しさである。
【3】自分の寂しさに翻弄されて、自分の首を絞める。
――――――
ひとつずつ説明します。
【1】精神的な意味で、いつも同じ場所に立ち続けることが出来ない。
同じ場所というのは、イメージでいうと「プラスマイナスゼロの地点」だと考えて下さい。
誰を見ても過大評価しないし、誰を見ても過小評価しない、
精神的に動じない地点のことです。
嫌いな人を見ても感情的に激怒しないし、
好きな人を見ても感情的に鼻息が荒くならない精神状態のことです。
好きとか嫌いという自分の感情はあるけど、それに呑まれないという意味です。
普段から、多くの人は この地点に冷静に居続ける努力をしていません。
この大前提がいかに大事で、自分を幸せに導いてくれるのか、その威力を知りません。
この地点に居続ける努力をした人は、自分の感情に呑まれないので
相手の言動だけを客観的に見極め、分析し、的確な対応を実行できます。
多くの人は「嫌いな人に感情的になって暴言を吐いてはいけない」と認識していますが、
「好きな人には感情的に、舞い上がって、想いが溢れたら愛を伝えても良い」と
勘違いしています。好きだと言われて憤慨する人は少ないという事実があるからです。
しかし、「嫌い!」でも「好き!」でも、
どっちの感情であっても相手に感情的になって何かを伝えること、
その行動自体が自分を苦しめることに繋がっている真実を、多くの人は知りません。
――――――
【2】同じ場所に立ち続けることが出来ない大きな原因は、寂しさである。
【1】の大事さを知らない人は、漠然とした寂しさを抱えたまま、日々を生きています。
そして好きな人が出来た途端に、その寂しさを埋めて欲しいという「甘えたいスイッチ」
「私を知って欲しい、受け入れて欲しいスイッチ」が入り、
プラマイゼロ地点から簡単に移動し始めます。
寂しさの種類は、例えば下記のようなものです。
その質や量は各自でまったく違います。
(1)自分を自分で好きになれない寂しさ
(2)自分に自信を持てない寂しさ
(3)心の傷や過去のトラウマを昇華できていない寂しさ
(4)自分の直感を信じきれない寂しさ
(5)自分が判断したことを信じきれない寂しさ
(6)自分は愛される価値がないと思い込んでいることでの孤独
(7)自分の何がつまづく原因なのか、分からない苛立ちと孤独
どの寂しさであっても、
それが恋愛感情と1セットで引き金になり、冷静さを失います。
恋をして目が曇り、男を見る目が無くなる女性は、
恋をする以前に上記の寂しさを抱えています。
だから、ちょっと口説かれたり、うっかり寝ちゃった男に簡単に惚れてしまう。
(え?こんなダメな私の寂しさを癒してくれるなんて、どうもありがとう!)と舞い上がる。
一度でも、少しでも、彼女の寂しさを癒しちゃった男なら、
それが薄っぺらい口説き文句だろうが、テキトーなセックスだろうが、
彼女はもう、彼を離さない。
1回でも、自分を癒してくれた実績のある彼に、上記の寂しさを無意識に訴えて
「君はもう独りじゃないよ。寂しく思う必要はないんだよ」という意味合いの言動を
「もっとくれ!」「どんどんくれ!」「休まずにくれ!」と、
わんこそば状態で求めてしまう。
――――――
【3】自分の寂しさに翻弄されて、自分の首を絞める。
独りで「わんこそば」を始めちゃった その女性は
プラマイゼロ地点に戻ることはない。
彼に既読スルーされただけでマイナスのドン底まで堕ちて
(もう終わりだ・・・)と絶望する。
彼からメールが来ただけでプラスの絶頂まで駆け上がり、
(私はまだ愛されてる!大丈夫だよ、うんうん!
彼を信じたい!だってこんなに好きなんだもん!)と狂喜乱舞する。
その一喜一憂する精神状態を続ければ、誰だって疲弊するし、
【 自分の機嫌の良し悪しは彼次第 】という思考回路が確定され、
自分の人生を主体的に生きられなくなる。
彼にしてみれば、プラマイゼロ地点にいた彼女に魅力を感じて口説いたのだが、
それは単に強がっていただけ、寂しさを封印していただけだということを知る。
気付けば彼女はマイナスやプラスに激しく行き来していて、それをイチイチ報告してくる。
マイナスを報告されればうっとうしいし、プラスを報告されても暑苦しい。
「もっと そばを入れてよ!」という面倒くさい圧力を感じて、恋心も冷めていく。
結果、彼女は彼に振られて【2】で示した寂しさをより大きく、確固としたものにしていく。
【1】の重要性を知らないので、孤独や苛立ちを抱えたまま、それを放置する。
以下、ずっとこの内面世界で足踏みしている。
――――――
男を見る目がない女性、恋をすると目が曇る女性の思考回路は
上記のようになっている方が多いので、人を見る目を養いたいのであれば、
【1】の重要性を知り、普段から地道にコツコツ【1】を強化していく努力が大事だと、
私は思っています。
普段から「背が低い男はイヤだ」「低収入の男は男じゃない」
「この上司は臭いから指示に従いたくない」「このお局は性格が悪いから挨拶しない」
「この同僚は私に優しいから、私も優しくする」というような稚拙な判断力で
相手によって態度を変える感情的な女性は、男を見る目も曇りがちです。
「イケメンだから口説かれたい」「学歴がいいから口説かれたい」
「金持ちだから結婚したい」「友達に自慢できる男だから結婚したい」
「子供が欲しいから、この男でいいや」など、すべて自分の感情に呑まれている状態です。
>相手が何を考えているのか知りたい
【2】を自力で癒して【1】を確立できれば、
彼の言動を見ただけで、彼の人間性を客観的に見抜けるようになります。
>27歳の彼との今後の関係
これについては、ご自分で書かれたトピ文に答えがあるように思います。
>その言葉に信用はありませんでした。
>私は昔は正直いって彼に興味がなかった
>乗り気になれなくてドタキャンしてしまいました。
>今まで彼に対して興味が無かった
>私がこんなに彼に対して、ためらっているのかというと、
>その言葉にあまり信用ができなくて
これだけ多くの直感が降りて来ているにも関わらず、
>ここまで追いかけてくれるなら、
>ちゃんと向き合ってみようかなぁって思ってみました。
こういう気持ちになるのは、情に流されているだけではないですか?
自分の直感より、彼の言動で、情(=他人に対する思いやりの気持ち)に流されて
そっちを優先するのは何故ですか?
その思いやりや優しさのような、申し訳ないような気持ちは、
果たして【 貴女が本当に欲しいもの 】に繋がっているのでしょうか。
そして「追いかけてくれる」という行動にも、質やレベルがあるのです。
彼の貴女を追いかける質やレベルを、貴女はどれだけ冷静に見極めていますか?
今の貴女を例えるなら、「何度もポストにチラシが入るので、
そのスーパーに行ってみようかなぁって思ってみました」と言っているのですが、
そんな判断基準で恋愛を始めても良いのですか?
そこに、貴女が手に入れたい恋愛や結婚のビジョンはありますか?
チラシの質や内容を、よーく見る。
他の、もっと良い店、高い店のチラシの質や内容を知ることで
ポストに入ったチラシの質やレベルを的確に把握する。
この作業をしないでスーパーに行ってしまうと、安物を掴んでしまいます。
店内に入ってしまえば直感も鈍くなります。その前に、やるべきことをやりましょう。
>人を見る目をどうしたら養えるのか
今回の相談の場合は「人を見る目を養う」というよりも
「男を見る目を養う方法」ということになると思います。
「男を見る目がない」ということは【 恋をすると目が曇る 】ということですよね。
つまり、恋は盲目状態になりやすいのが、今の貴女であるということです。
多くの女性は何故、恋をすると目が曇るのでしょうか。
私の個人的な意見ですが、その理由は3つあると思います。
――――――
【1】精神的な意味で、いつも同じ場所に立ち続けることが出来ない。
【2】同じ場所に立ち続けることが出来ない大きな原因は、寂しさである。
【3】自分の寂しさに翻弄されて、自分の首を絞める。
――――――
ひとつずつ説明します。
【1】精神的な意味で、いつも同じ場所に立ち続けることが出来ない。
同じ場所というのは、イメージでいうと「プラスマイナスゼロの地点」だと考えて下さい。
誰を見ても過大評価しないし、誰を見ても過小評価しない、
精神的に動じない地点のことです。
嫌いな人を見ても感情的に激怒しないし、
好きな人を見ても感情的に鼻息が荒くならない精神状態のことです。
好きとか嫌いという自分の感情はあるけど、それに呑まれないという意味です。
普段から、多くの人は この地点に冷静に居続ける努力をしていません。
この大前提がいかに大事で、自分を幸せに導いてくれるのか、その威力を知りません。
この地点に居続ける努力をした人は、自分の感情に呑まれないので
相手の言動だけを客観的に見極め、分析し、的確な対応を実行できます。
多くの人は「嫌いな人に感情的になって暴言を吐いてはいけない」と認識していますが、
「好きな人には感情的に、舞い上がって、想いが溢れたら愛を伝えても良い」と
勘違いしています。好きだと言われて憤慨する人は少ないという事実があるからです。
しかし、「嫌い!」でも「好き!」でも、
どっちの感情であっても相手に感情的になって何かを伝えること、
その行動自体が自分を苦しめることに繋がっている真実を、多くの人は知りません。
――――――
【2】同じ場所に立ち続けることが出来ない大きな原因は、寂しさである。
【1】の大事さを知らない人は、漠然とした寂しさを抱えたまま、日々を生きています。
そして好きな人が出来た途端に、その寂しさを埋めて欲しいという「甘えたいスイッチ」
「私を知って欲しい、受け入れて欲しいスイッチ」が入り、
プラマイゼロ地点から簡単に移動し始めます。
寂しさの種類は、例えば下記のようなものです。
その質や量は各自でまったく違います。
(1)自分を自分で好きになれない寂しさ
(2)自分に自信を持てない寂しさ
(3)心の傷や過去のトラウマを昇華できていない寂しさ
(4)自分の直感を信じきれない寂しさ
(5)自分が判断したことを信じきれない寂しさ
(6)自分は愛される価値がないと思い込んでいることでの孤独
(7)自分の何がつまづく原因なのか、分からない苛立ちと孤独
どの寂しさであっても、
それが恋愛感情と1セットで引き金になり、冷静さを失います。
恋をして目が曇り、男を見る目が無くなる女性は、
恋をする以前に上記の寂しさを抱えています。
だから、ちょっと口説かれたり、うっかり寝ちゃった男に簡単に惚れてしまう。
(え?こんなダメな私の寂しさを癒してくれるなんて、どうもありがとう!)と舞い上がる。
一度でも、少しでも、彼女の寂しさを癒しちゃった男なら、
それが薄っぺらい口説き文句だろうが、テキトーなセックスだろうが、
彼女はもう、彼を離さない。
1回でも、自分を癒してくれた実績のある彼に、上記の寂しさを無意識に訴えて
「君はもう独りじゃないよ。寂しく思う必要はないんだよ」という意味合いの言動を
「もっとくれ!」「どんどんくれ!」「休まずにくれ!」と、
わんこそば状態で求めてしまう。
――――――
【3】自分の寂しさに翻弄されて、自分の首を絞める。
独りで「わんこそば」を始めちゃった その女性は
プラマイゼロ地点に戻ることはない。
彼に既読スルーされただけでマイナスのドン底まで堕ちて
(もう終わりだ・・・)と絶望する。
彼からメールが来ただけでプラスの絶頂まで駆け上がり、
(私はまだ愛されてる!大丈夫だよ、うんうん!
彼を信じたい!だってこんなに好きなんだもん!)と狂喜乱舞する。
その一喜一憂する精神状態を続ければ、誰だって疲弊するし、
【 自分の機嫌の良し悪しは彼次第 】という思考回路が確定され、
自分の人生を主体的に生きられなくなる。
彼にしてみれば、プラマイゼロ地点にいた彼女に魅力を感じて口説いたのだが、
それは単に強がっていただけ、寂しさを封印していただけだということを知る。
気付けば彼女はマイナスやプラスに激しく行き来していて、それをイチイチ報告してくる。
マイナスを報告されればうっとうしいし、プラスを報告されても暑苦しい。
「もっと そばを入れてよ!」という面倒くさい圧力を感じて、恋心も冷めていく。
結果、彼女は彼に振られて【2】で示した寂しさをより大きく、確固としたものにしていく。
【1】の重要性を知らないので、孤独や苛立ちを抱えたまま、それを放置する。
以下、ずっとこの内面世界で足踏みしている。
――――――
男を見る目がない女性、恋をすると目が曇る女性の思考回路は
上記のようになっている方が多いので、人を見る目を養いたいのであれば、
【1】の重要性を知り、普段から地道にコツコツ【1】を強化していく努力が大事だと、
私は思っています。
普段から「背が低い男はイヤだ」「低収入の男は男じゃない」
「この上司は臭いから指示に従いたくない」「このお局は性格が悪いから挨拶しない」
「この同僚は私に優しいから、私も優しくする」というような稚拙な判断力で
相手によって態度を変える感情的な女性は、男を見る目も曇りがちです。
「イケメンだから口説かれたい」「学歴がいいから口説かれたい」
「金持ちだから結婚したい」「友達に自慢できる男だから結婚したい」
「子供が欲しいから、この男でいいや」など、すべて自分の感情に呑まれている状態です。
>相手が何を考えているのか知りたい
【2】を自力で癒して【1】を確立できれば、
彼の言動を見ただけで、彼の人間性を客観的に見抜けるようになります。
>27歳の彼との今後の関係
これについては、ご自分で書かれたトピ文に答えがあるように思います。
>その言葉に信用はありませんでした。
>私は昔は正直いって彼に興味がなかった
>乗り気になれなくてドタキャンしてしまいました。
>今まで彼に対して興味が無かった
>私がこんなに彼に対して、ためらっているのかというと、
>その言葉にあまり信用ができなくて
これだけ多くの直感が降りて来ているにも関わらず、
>ここまで追いかけてくれるなら、
>ちゃんと向き合ってみようかなぁって思ってみました。
こういう気持ちになるのは、情に流されているだけではないですか?
自分の直感より、彼の言動で、情(=他人に対する思いやりの気持ち)に流されて
そっちを優先するのは何故ですか?
その思いやりや優しさのような、申し訳ないような気持ちは、
果たして【 貴女が本当に欲しいもの 】に繋がっているのでしょうか。
そして「追いかけてくれる」という行動にも、質やレベルがあるのです。
彼の貴女を追いかける質やレベルを、貴女はどれだけ冷静に見極めていますか?
今の貴女を例えるなら、「何度もポストにチラシが入るので、
そのスーパーに行ってみようかなぁって思ってみました」と言っているのですが、
そんな判断基準で恋愛を始めても良いのですか?
そこに、貴女が手に入れたい恋愛や結婚のビジョンはありますか?
チラシの質や内容を、よーく見る。
他の、もっと良い店、高い店のチラシの質や内容を知ることで
ポストに入ったチラシの質やレベルを的確に把握する。
この作業をしないでスーパーに行ってしまうと、安物を掴んでしまいます。
店内に入ってしまえば直感も鈍くなります。その前に、やるべきことをやりましょう。
- [53歳]
- 月岡奈津子 ランク圏外
※「付き合うべきか?」の全コメント
- リナさんこんにちは。
一般的に、自己肯定感が低い精神状態のときは、厳しいコメントを望んだり…
アミィ -- (No.56451) 2016-04-25 10:45 - リナさん、こんにちは。
>出会った当時から、好き、とか、付き合って、とか言われてきました。…
honey -- (No.56452) 2016-04-25 16:44 - 「厳しくお願いします」とのことなのでコメントします。
>人を見る目をどうしたら養えるのか
...
月岡奈津子 -- (No.56461) 2016-04-25 19:02