婚約破棄→別れ→同棲解消となってしまいましたコメント No.58906

No.589062016-07-31 02:19

「どうしたら良いか教えて欲しい」
「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことなのでコメントします。

貴女の相談文を読みながら

＞私の母に告げると
＞そのことも母に伝えると
＞そのことを私の母に伝えると

と逐一、母に伝えていて（この人は伝書鳩のように母に伝えているな～。
彼と結婚するのは母じゃなくて貴女だよ～）と思っていたら

＞親と結婚の話を進めるのではなく、彼と2人で決めていくべきだったと。

と書かれていたので（お、賢い）と思いましたので、コメントします。

貴女が今回の大失敗で気付かないといけないことは、下記の４点です。

――――――

（１）結婚とは「大人の男女」が両家の意向を賢く調整できるかどうかが最初の関門である。

（２）結婚とは「大人の男女」が両家の気持ちを上手に配慮できるかどうかが最初の関門である。

（３）結婚とは「大人の男女」が一致団結して互いの親を賢く誘導するのが最初の関門である。

（４）結婚とは「大人の男女」が自分の親から精神的に自立できて初めて成り立つ関係である。

――――――

貴女はそもそも、親離れできていませんよね。
結婚は両家も絡む大きな出来事ですが、貴女は母の意見だけを鵜呑みにし、優先しましたね。

彼のご両親に対しては意見どころか会ってもいない状態なのに、
母に「もう籍を入れちゃえば？」と言われて（早いな）と少し怖くなったにも関わらず、
その自分の本心を見て見ぬふりして彼に相談してしまった。

喧嘩もしたことがない優しい彼は、自分の人生計画を「２年後に結婚する」と決断しました。
貴女も自分のやりたいことがあるから、それを了承していた。
つまり、結婚する当事者２人の意見は「２年後に結婚する」だった訳ですよね。

そこに貴女の母が口を出してきた。
貴女の父が社長なら、貴女の母は社長夫人、もしくはナンバー２の立ち位置。
そして娘の婚約者は、結婚後に我が社の従業員になる予定。
そんな背景を持った母が【　自分の計画　】を話し出した訳です。

彼や、彼のご両親への配慮や気遣いや尊重は全くなく、
自分の思惑だけを自己中にゴリ押しする年配の女性。

その年配の女性を「母親だ」という目線でしか見れていない貴女は伝書鳩になり、
怒らない優しい彼に【　口の上手い独裁者の意見　】を垂れ流してしまいます。
貴女が彼に垂れ流す度、彼は抵抗したい本音を呑みこみ、結婚する意欲を無くし、
最後に彼なりの爆発をして貴女と縁を切ることを選びました。

貴女の親は非常識です。
貴女の母＝彼女は大事な娘の結婚における、大事な時期に、
こういう主旨のことを主張しているのです。

「２年後の結婚は遅すぎるよ」
「１年後の結婚も遅すぎるよ」
「何ならもう、今年中に結婚しちゃえば？」

「え？　私の娘に会ったことがない相手の母親が急すぎて困惑してるって？
実家には来るな？挙式の協力もできないって？

いいよ、いいよ、そんなもん。
顔合わせなんて嫌ならやらなくていいよ。
私としては別に相手の両親に会わなくても、娘たちが入籍しちゃえばいいんだから。
挙式終わりに彼の両親と写真だけでも撮りにいけば？それでいいんじゃね？」

これが貴女の母の本心です。
これは、大事な娘を嫁に出す母親の心境としては異常だし、非常識です。
自分の親の「人としての非常識」を見抜けなかった貴女は、まだ結婚できる器ではないのです。

彼女は何をそんなに慌てているのでしょうか。
彼女には「娘の入籍を急がせたい目的」があるのではないですか？

両家の大事なご縁を繋ぐ時には、慎重に、丁寧に、相手のご家族を充分に思いやって
失礼のないよう、礼儀を尽くさないといけません。「一生のご縁」なのだから失敗は許されません。

でも貴女は失敗してしまった。自分の母の口車に乗ってしまった。
貴女と貴女の家族は、彼の家族に嫌われてしまったのですよ。
嫁という立場になれば、姑さんや舅さんと上手に付き合って可愛がってもらわないと地獄です。

――――――

自分の胸に手をあてて、その本心と向き合い、しっかり自己分析して下さい。

貴女は何故、彼のご両親に会っていないのに母の意見を採用してしまったのですか？
貴女は何故、彼と決めた計画を覆し、母の意見を「２人の人生」に採用してしまったのですか？

貴女は何故、母の意見を聞いて（早いな）と少し怖くなった時に
その胸騒ぎを無視してしまったのですか？

その胸騒ぎの方を採用し、自分の直感に従って
２人で決めた人生計画、その原点に何故、戻らなかったのですか？

貴女は何故、自分の人生なのに母に支配されているのか。
それが貴女の人生の課題であり、克服しないといけない弱さなのですよ。

――――――

今回のケースは「結婚後に夫が義母の言うことばかり聞いているから
妻が冷めて離婚に至った」というパターンと似ています。

貴女は、母の自己中な思惑に従ったから、彼の恋心を冷めさせてしまった。
自分の直感や胸騒ぎを採用しなかったから、彼とのご縁が切れてしまった。

自分の親から精神的に自立できておらず、
親の未熟さや傲慢さを見抜く洞察力を身に付けていなかったから、この結果を引き寄せたのです。

貴女は「母親か彼か」を選ぶ場面で母親を選んだから、彼を失ったのです。
彼への愛はその程度だったから、その結果なのです。

彼だって口には出さないけど、自分の家族が粗末に扱われたのは理解しているはずです。
でも、そうなったのは彼にも原因があるのです。
「NO」と言えない弱さが彼の未熟さであり、事なかれ主義な部分が
自分の違和感や不満を先送りしてしまい、入籍直前にバタバタ、アタフタしちゃったのです。

貴女は彼を優しいと評価しているけど、この結果を引き寄せた彼もまた弱いのです。
本当の意味で優しい人は、毅然とした強さも持っています。彼にはそれが無い。
だから、貴女も彼も「年配の独裁者」に呑まれて縁が切れてしまったのです。
「その程度の絆だった」と言うことです。

私の個人的な意見ですが、貴女と彼は仮に復縁できても結婚はしない方が良いと思います。
彼のご両親は、自分たちを軽視して、ないがしろにした貴女の母とは付き合わないと思います。
両家が不仲な状態で結婚しても幸せにはなれません。夫婦仲も悪くなります。

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彼と復縁して幸せな結婚をする為には、

（１）母の暴走を制圧して、
（２）彼の恋心を再燃させて、
（３）彼のご両親から失った信頼を取り戻す。

この３つを同時に達成しないと無理ですが、貴女はこれが出来ますか？
この３つを同時進行で成功させる能力がありますか？

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大事な場面で大きくこじれてしまい、彼の心も冷めて「別れよう」と言われているので、
これはもう、仕方ないです。「ご縁がなかったのだ」と潔く諦めるしかないように思います。

人生には、どうにもならないこともあります。
「どうにもならないことがある」と知ることで、貴女は諦めることを知り、人格が磨かれていくのです。

（二度とこんな思いはしたくない！）と思い、魂レベルで痛い思いをすれば、
（このままの自分じゃダメだ！本気で変わろう！）と心の奥底から決意できるはずです。

何でもかんでも母に伝えて依存して（母の意見は絶対だ）と思い込む癖とか、
（母には逆らえない･･･）と服従してしまう弱さなども無くそうと思えるだろうし、
彼女の傲慢な過干渉からも一線を引き、その世界から卒業できるはずです。
（ひとつ上のレベルに自分を進化させよう！）と、本気で思えるはずです。

今の貴女は悔やんでも悔やみきれない心境だと思います。
赤の他人の私が読んでいても、かわいそうなくらいの大失敗です。

でも悔やむなら「婚約解消されて、彼の気持ちが冷めてしまったこと」よりも、
【　もっと早く親離れしておけば良かった　】という方を悔やんで下さい。
そっちが今回の失敗原因だからです。

私が思うに、貴女はちゃんと直感にも気付いているし、
反省点も間違っていないので、本来は賢い人なのだと思います。

しかし残念なことに、母の強い支配や悪い影響力から抜け出せていないし、
彼女の本質を見抜けないので、せっかく好きな人が出来て結婚できるはずだったけど、
母に負けて、自分の人生を翻弄されてしまったのだと思いました。

貴女は今後、好きな人と結婚したいのであれば、
暴走する非常識な身内を制御する能力を鍛えなければいけません。
貴女は、母親の傲慢なゴリ押しパワーに勝たないといけないのです。

貴女は「彼の妻」ではなく「母の子供」のままだったから、その視点で生きていたから、
人生の大事な場面で道を選び間違えて、この結末を引き寄せることになったのです。
でもそれが貴女の大きな気付きであり、大事な学びなのです。

彼との恋は、結婚が目的の出会いではなく、
自分の本音や直感を貫けない弱さ、それをあぶり出す為のご縁だったと言えるでしょう。

今後は絶対にお母さんに呑まれないで下さい。
自分の本音を貫く勇気を持って下さい。

自分の人生は、自分の全責任で切り拓いていくものです。

その為に必要ならば、親だろうが兄弟だろうが容赦なく振り切って、
自分の本音を優先して決断し、行動していくことが大事なのです。

母の良い部分や尊敬する部分と、反面教師にする未熟な我欲の部分。
その見極めができる分析力を身に付け、理性的な大人になりましょう。

親よりも大事な男。

そう思える相手が、貴女の一生を賭ける価値のある「運命の人」です。
そういう男性と結婚して下さい。