男性からよく「セフレになってほしい」といわれる。コメント No.60260

No.602602016-09-23 06:05

初めまして。

厳しい意見になりますが、
超、長文になりましたので、分割してコメントさせて頂きます。

＞おそらくセフレだってものわかりがよさそうだから声をかけたにきまってるんです。

私はこれ、違うと思います。

＞なぜこんなに「セフレになってほしい」という問い合わせばかりいただいてしまうのか

これは貴女自身に問題があるというよりも、
人付き合いのコミュニケーションとして、当然の流れだと思います。

人と人が出会うと、まずは当たり障りのない話題から入りますよね。
「お仕事は何をしているのですか？」というのは王道の世間話です。
自分の職業によって、その後の会話は自然と展開していきます。

あくまでも下記はザックリしたイメージですし、
誰もが必ず口に出すリアクションではないけども。

例えば。

――――――

「お仕事は何をしているのですか？」
「僕は調理師をしています」
「わぁ！すごいですね！どこかオススメの美味しい店を教えて下さい」

――――――

「僕は医者です」
「わぁ！すごいですね！専門は何科ですか？年収高そう！」

――――――

「私は銀座でホステスをしています」
「おぉ、すごいね！じゃあ、やっぱり芸能人とか来るの？
今まで客から何を貢いでもらったの？いいじゃん、教えてよ」

――――――

「私は芸能関係の仕事をしています」
「おぉ、すごいね！性格の悪い芸能人を教えてよ。面白そう！」

――――――

「私はＡＶ女優をしています」
「おぉ、すごいね！親御さんとか泣いてるでしょ？
僕にも一回、お願いしますよ～」

――――――

「私はアダルトサイトを作っています」
「おぉ、女子なのにすごいね！そういうの作っててムラムラしないの？
僕のセフレになってよ～」

――――――

普通の会社員とかなら、当たり障りのない話題になるはずだったのに、
自分の職業が少し特殊だったりすると、当たり障りがある訳です。

聞いてきた相手が一般的な職業であればあるほど、
医者や弁護士、芸能関係や銀座ホステス、水商売やアダルト系など、
俄然、食いつきが良くなってしまうのです。

みんな、未知の世界には好奇心が刺激されるからです。
同業だったら愚痴を言い合うかも知れないけど、異業種だと業界のウラ話を聞きたくなる。
それが人間心理です。相手はその時、こちらを見る目が変わり、ギラギラし始めます。

医者なら「俺の金とステータスに食いつく女たち」にうんざりしているでしょうし、
銀座ホステスでも「金のかかる女」と一括りにされて、良くも悪くもいろいろ言う人はいるし、
芸能関係だと言うと、すぐに「サインをもらってきて」とか言われてうんざりするだろうし、
エッチ系の仕事だと、すぐにヤレると思われてうんざりする･･･ざっくり言うと、みんな同じです。

貴女が自ら、堂々と「アダルトサイトを作っています」と言うのだから、相手は
「え？そうなの？じゃあさ、この近くで美味しい店知ってる？教えてよ」とはならないでしょう？

貴女が自分の職業を答えれば、
そこでエロトークに突入するのは当然だし、自然な流れです。
だってエロい職業なのだから。しかも特殊で珍しい職業なのだから。

彼氏でもない男と寝まくる女のサイトを作っているのだから、
その「作品」と、目の前の貴女が同じに見えても、ある程度は仕方ないのです。

「医者＝金持ち」
「銀座の女＝金がかかる」
「芸能人＝裏がいろいろありそう」
「飲み屋でノリがいい女性客＝すぐにヤレそう」
「アダルトサイト作成＝割り切ったエッチができそう」

世間は、固定観念や偏見や酒の勢いや我欲で溢れています。
相手をぶっ飛んだ目で見る、失礼な人なんて大勢います。

相手の男の「セフレになって」という発言を、イチイチ自分の評価（価値）だと思い込んで
落ち込む必要なんて無いのです。自分の仕事を秘匿する方針ではなく、
自分の意志を持ってやっている仕事ならば、堂々としておけばいいのです。
その代わり、世間からの反応も「１セット」で甘んじて受け入れれることが必要です。

職業を隠せば「セフレになれ」とは言われません。
隠さず言うなら「セフレになって」と冗談でもみんな言って来ます。
「え？アダルトサイト作ってるの？素敵な仕事をしているんだね～。男の役に立っているね。
結婚を前提に付き合って下さい。僕の親にも君を紹介したいです」とはなりません。

職業に貴賤はありませんが、イメージはあります。
それはもう「リンゴ」と言われて赤色をイメージするくらい、
自然でどうにもならない部分だったりします。

その仕事が今の貴女にとって意味あるものならば、誰に何を言われても動じてはいけません。
「エロい仕事をしています」「じゃあ、君もエロいんだね」･･･違和感のない流れです。
相手はエロスイッチが入っただけで、そこに貴女の人間性を評価した部分は無いのです。

自分でその仕事を選んで、それを隠さず自分で相手に伝えているのに
「私をそんな目で見ないでよ」と男性に求めるのは無理があります。
そこで悩んで苦しむくらいなら、貴女はアダルトサイトの仕事は辞めた方がいいです。
悩むということは、その仕事に対する覚悟がない証拠です。

経験者として言いますが、夜の商売や、男女のエロを刺激する職業についたのなら、
男のエロを笑顔で上手にかわせるくらいの能力が必要なのです。
「真面目に」エロい仕事をしてはいけません。ノリと笑顔でバカなエロい女だと見せかけて、
失礼なことを言うヤツらを翻弄し、人間力で上手にかわす戦略が必要なのです。

「男のエロエロパワー」と「女の賢い腹黒パワー」の対決みたいなものです。

貴女にそれが出来ず、真面目に悩んで苦しむのは、セフレうんぬんよりも
今まで一度も彼氏ができたことがない、それが原因だと思います。

自分が選んだ仕事について世間からどういうイメージを持たれて、
どういう風が吹くかをちゃんと理解し、受け入れましょう。
相手の発言が「即、自分の価値だ」と早合点して鵜呑みにするのはやめましょう。
誰に何をどう思われても（自分がすべき仕事だ）と思うなら、気が済むまでやりましょう。

何かを得れば、何かを失います。
アダルトサイトで高収入を得れば、自分の恋愛は展開しにくくなる。当然ですよね。
それは「ホストクラブ経営者を旦那さんにしたい」と思う女性が稀有なのと似ています。
まぁ、いわゆる世間体ですよね。程度によるけど、世間体を気にする人は多いです。

アダルトサイトで得る大金も欲しいし、プライベートでも誰かの正式な彼女になりたい。
「どっちも欲しい」は難しいと思います。

あと、仕事柄、「男女のエロ」は知識や情報をたくさん得てしまうのでしょうけど、
「男女の人付き合い」とか「人として、心の深い部分でのコミュニケーション」は別物です。
男女の恋愛に大事なのは総合的な心の交流であり、その一部分がエロです。

･･･ということで、私の個人的な分析ですが、
貴女の問題は、下記の２点のように思いました。

――――――

（１）エッチな仕事をしているのに覚悟がなく、割り切れていない。世間の風に弱い。

（２）彼氏がいたことがないので、男性とどうやって心の交流をしたら良いのか分からない。

――――――

（１）の仕事絡みの「セフレになって」発言は気にしなくて良いです。

貴女が覚悟を持ち、その発言も「１セット」で自分の仕事だと思えば解決します。
そんな発言に自分の価値を重ねて感情移入しなくても良いです。

自分から（結果的に）男のエロを誘発しといて、そのエロい男の戯言を真に受けて、
ご丁寧に毎年、その人数をカウントしている貴女は真面目だし、ズレています。
そもそも、そんなもん、数える意味ありますか？

（また言われた･･･）
（あぁ、また言われた･･･これで今年は10人目だ･･･なんで？なんで？）って。

それを数えてどうするの？
それを数えて、貴女はどうしたいのですか？

そこで悩んで立ち止まり、自己評価を下げるくらいなら、
それを2014年から数え始めて、もう３年もそういう自分虐待を続けているなら、
貴女はその仕事に向いてないです。

男のエロ発言なんて「犬のおしっこ」くらい可愛いもんだと思えないのなら、
「セクハラ発言されても流して当然」のエロい業界には入らない方がいいです。
男のエロスイッチを入れなくても稼げる業界に移った方が良いです。

水商売をやったことがある女性なら分かると思うけど、
「酒を飲んだ男のエロをどうやってかわすか」なんて、仕事の一環です。

発言だけでなく、体当たりで唇やオッパイやお尻に許可なく触ってくる男もいる訳ですから、
悩んでいる暇なんてありません。さっさとこなし、さっさとタクシーに押し込むだけです。
（あぁ、またオッパイ触られた･･･今年で、えぇ～っと何人目？）なんて思いません。

だから貴女も、そんな発言で悩む必要はありません。仕事柄、仕方ないのです。
それでお金を稼いでいるのだし、自分で話しているのだから。