婚約者が薄情な気がする…コメント No.61885

No.618852016-11-19 07:49

「何でも良いので意見が聞きたい」とのことなのでコメントします。

貴女は、お金のことで
過去に「心の傷」になるような経験をしているのではないですか？

例えば、親にお金がなくて行きたい学校に行けなかったとか、夢を諦めたとか、
自分にお金がなくてみんなが持っているものを持てなかったとか、
貴女は過去、どこかの時点で（お金さえあれば叶えられたのに！）という、
悔しい思い、悲しい思い、ミジメな思いをしているのではないですか？

もしくは、自分の女友達が金持ちの彼氏にたくさん奢ってもらっているのを見て
（男に愛されれば、ああいう美味しい思いができるんだな）と学習してしまったか、
それとも自分の元彼に金持ちがいて、奢ってもらえたときの喜びが、愛情の量だと確信してしまったか。

貴女のお金観（＝お金に対する考え方）は歪んでいます。
それが恋愛観にも影響して歪んでしまっているし、
結婚観にも影響して、歪んだまま、悩んでいます。

貴女には「お金のトラウマ」があるので、
お金という存在に、自分の魂（＝自分の人生）を売ってしまっている状態です。

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お金がない＝不幸、負け組。
お金がある＝幸せ、勝ち組。

相手の愛情＝自分にいくらお金を出してくれるか。

――――――

貴女はそういう短絡的なモノサシで相手を判断し、自分の人生を選択していますが、
お金と愛情がそこまで直結してしまったのは何故ですか？
そういう無意識の固定観念が出来上がったのには理由があるはずです。

貴女はお金で嫌な経験をしてきたのでしょう。悲しくミジメな経験をしてきたのでしょう。
（お金さえあれば、あんな嫌な思いはしなくて済んだのに！）という思いがあるから、
貴女はそこまでお金に執着するのではないですか？

世間には、そこで自分の経済力を上げようと奮起する女性もいるけれど、
貴女は思うように行かなくて、手っ取り早く、男の金に依存することを決めました。

しかし、そういう女性ほど（貴女の価値観で言う）ケチな男性を見抜けずにハズレを引くのです。
彼のお金観も歪んでいるので、恋愛観も結婚観もそれに影響されて歪んでいるのですが、
貴女も彼と同じように３つのテーマが歪んでいるので、お互いの歪み具合を見抜けないのです。

貴女は、経済力のないご両親を憎んではいませんね。
むしろ、お金に苦労した彼らを喜ばせる為、幸せにする為、
婚約者である彼のお金を使って、親孝行したがっていますね。

結婚すれば、彼の金が手に入る。
彼の金を自由に使えれば、親にも少しは分けてあげられる。
貴女に自覚はないけれど、そういう無意識の思いが貴女を突き動かしているのでしょう。

「貧すれば鈍する」という言葉を知っていますか？
貧乏すると、生活の苦しさのために心まで貧しくなるという意味の言葉です。

親だろうが、兄弟だろうが、旦那だろうが、
自分以外の人間＝「他人」の金を当てにするほど恥ずかしいことはないのですよ。

――――――

貴女もそうだし、彼もそうだけど、

【　お金ですべてを解決できる　】
【　お金ですべてを手に入れられる　】

そういう無意識の考えで結婚すれば、各自が自分の首を絞めるだけです。

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貴女は彼を、というより、「彼の金」を手放せず、このまま結婚するでしょう。

そして、「お金では解決できないことがある」ということを、結婚して初めて知るでしょう。
「愛情とお金は直結していないんだ」ということを、結婚して初めて知るでしょう。

そこで貴女は初めて、「お金とは何か」
「愛情とは何か」ということを真剣に考え始めるでしょう。

人生には、経験しないと理解できないことがあります。
私はそれで良いのだと思っています。

今の貴女は、私が言っていることは全くピンと来ないと思います。

「愛情の量＝お金の量」という、貴女の価値観は
骨の髄まで染み込んでしまっているので、意識的に変えようとしても無理だと思います。

そういう価値観は、貴女だけの問題ではなく、恋に悩む女性の多くが抱えています。
「愛情の量＝メールの頻度」とか、「愛情の量＝言葉の量」とか。

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愛情というのは、モノやカネなどの目に見えるものではなく、
そこに込められた見えないエネルギーを、自分の感受性や想像力で感じ取るものなのですよ。

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感受性や想像力が鈍っている女性は、
目に見えるもので愛を確かめたくなってしまうのです。

それに対して、感受性や想像力をちゃんと自力で育ててきた女性は、
目に見えないものなのに「見えた」と確信しているし、ちゃんと見えているのです。
だから、自分や相手の中で愛が「消えた」こともちゃんと見えるので、相手とスッパリ縁を切れるのです。

貴女の「婚約者から愛されたい」という恋愛観は自然な感情ですが、
「婚約者の金を自分のトラウマ解消の為に使いたい」というお金観は、だいぶズレています。

貴女は「彼のお金が欲しい」という動機でこの彼を選んでいるので、
「彼のお金の使い方」とか「彼のお金がどこに流れるか」には興味津々ですが、
彼自身のことは興味がなく、愛していないのです。
私が指摘するまでもなく、自分でも自覚はあるでしょ？

彼のお金が欲しいから、貴女は彼の未熟さや傲慢さを呑み込んでいます。
彼のお金が欲しいから、貴女は下手に出て我慢しているのです。

貴女は今、
彼が持っている【　お金に媚びを売っている　】のですよ。

＞溺愛されている友人が羨ましいです。

溺愛されている女性は、貴女のように「彼のお金」に恋してはいないはずです。
その女性は、貴女のように惚れた男の金が自分や家族に回ってこないからって

＞なんかセコくないですかσ(^_^;)？

と言っていますか？

＞正直、彼に金銭的に余裕があるところにも惹かれています。
＞それがなければ、この性格の人は選ばないかも…

と言っていますか？

貴女はお金観の歪みが深刻なので、まずはそこを自覚することから始めましょう。
溺愛されているお友達の「お金観」や「恋愛観」を聞けば、自分の歪みに気付くかもしれませんね。

お金観が歪んでいる人は、お金の流れを知らないし、エネルギーの扱い方を知らないので、
そこを治さないと、一生、お金に苦労しますよ。