婚約者が薄情な気がする…コメント No.61909

No.619092016-11-19 19:33

アリスさん、初めまして。

過去の相談から存じ上げています。
既に皆様から良いコメントがたくさん付いていますが、少々失礼いたします。

これまでのご相談、皆様とのやり取りを拝見していて感じたのですが、
今のままの考え方、今のままのアリスさんでは、彼に限らず、例えどんなに優れている(と言われる)人と結婚しても、迎える顛末は全く同じになってしまうのではないでしょうか。

つまるところ、
不平、不満、悪口のオンパレード。
「見る目がなかった」と嘆き
「こんな人にしなければ不満もなく、もっと幸せだったかもしれないのに」と後悔の嵐。
こういった将来が、容易に見えてしまいます。

今の婚約者が
高学歴高収入でも
◎デリカシーが「ない」
◎思いやりが「ない」
◎溺愛して「くれない」
◎自分にお金を使って「くれない」

条件ではないと気づき始めて、婚活を仕切り直し、(アリスさんの思う)溺愛してくれそうな相手を選んだら選んだで
◎お金が「ない」
◎学が「ない」
◎自慢できるところが「ない」
◎満足した生活ができ「ない」

となる可能性だってあるのです。

相手の足りないところ、至らない部分にばかり目が行ってしまう。
自分の今あるもの、手に入れられるもので満足することができない。
いつ何時も、口から出てくるのは不平、不満、悪口ばかり。
そうではなくて、
自分が今あるもの、今手に入れているものに心から満足、感謝し、愛おしく思えるような
「足るを知る」
という考え方にシフトできない限り、結局は成長も発展も望めないのだと思います。

人間、生きている限り欲望や煩悩は尽きないものです。
「あれもこれも」となりがちな中で、自分の欲を上手にコントロールして、今あるもので満足できるかどうかが幸せになれるかどうかの鍵だということはひとつ言えるかもしれません。

コメントされているどの方も、条件で相手を選ぶことそのものを否定しているわけではないと思うのです。
ただ、「こういう基準で相手を選んだらどうなるのか」という、アリスさん自身の分析、見通し、覚悟が足りていない結果に過ぎないのではないかと思ってしまいます。

自分に持っていないもの、足りないものを相手を利用して埋めよう、手に入れよう、という事が大前提になってしまっているために、全てがおかしくなってしまっているのではないでしょうか。

結婚相手は、自分のこれからの人生を保証してもらうサービスでも、相手のステータスを利用して自分の地位をも彩ったり、ランクアップさせたいがためのアクセサリーでもないと、私個人的には思います。

ですが、
「相手からの愛情も欲しい」
と気づいた今のアリスさんにとって、上記の考え方はもう捨てなければならないところまで来てはいないでしょうか。

アリスさんはご自身のことを「見る目がない」と分析していますが、そうではないかもしれません。

彼のこと、男性のこと、将来の結婚相手になりうる人のこと。さらには、自分自身の立ち位置を本当の意味できちんと見ていないからに過ぎないと思います。
見る目がないというのなら、それは、

相手を「結婚してくれる」ための商品やサービスとしてしか考えていなかったから。ひとりのヒトとしてきちんと見ることを怠ってきた結果なのではないでしょうか。

既に色々な方から指摘があり、アリスさんも気づき始めているとは思いますが、今、アリスさんが向き合うべきは、彼ではなく、アリスさん自身であり、ご自分の考え方そのものです。

相手の至らないところを責めていれば、自分が少しでも上に立てている気がするし、ある意味ではとても楽なのだと思います。
ですが、それでは先に書いたように何の成長も、発展も望めません。

これまで、同じ相手のことを再三にわたって相談されてきていますが、それら全て、ご自分の相談文をいちど読み返してみて欲しいです。

不特定多数の人の目に付くリスクのある場所で、
彼に対する不平、不満、悪口にしか思えないような内容をこれでもかというほどたくさん書かれていますが、もしも、万一、こんなことを再三書かれていたのだと、何かの拍子で彼が知ったら、彼や彼の家族はどう思うでしょう？

アリスさんも、未来の夫になるかもしれない人に対して、ここまで色々書いてしまっていることに対して、思ったり考えたりすることはありませんか？

私がお伝えしたいのは、彼にバレる、バレない、現実に見られるか否か…という話ではなく、そういう自分自身に対する心持ちを振り返ってみてはどうかという話です。
ここで無闇に相談をしてはいけない、ということでもありません。

「話し合いが上手くいかない」
というお悩みもあるそうですが、それも至極当然だと思います。

多くの男性は、「話し合い」そのものを好まないということもそうですが、
そもそもアリスさんが望んでいるのは、「話し合い」ではなく、
いかに口のうまい「彼を打ち負かし」
「自分の要求を最大限上手く通すか」
という話術、テクニックなのではないかと思われるからです。
残念ながらそういった方法はないですし、あったとしてもますます彼との溝を深めていくだけでしょう。

彼のような人の心を動かすのは、揺るぎない尊敬と(自分の至らない部分を認め、相手の持っているものを尊重できる)素直さ、無償の愛、くらいしかないのではないかと思います。

更に
この人に幸せにしてもらいたい
よりも
この人を幸せにしたい
よりも
不幸なことがあっても、この人となら乗り越えられる
というところが、相手を選ぶ基準としては重要になるかもしれません。

どうしても彼との「幸せな」結婚を諦めたくない、それでいて愛情も欲しいということなら、演技ではなく、本当の意味でアリスさんの相手に対する考え方を変えるとともに、彼への接し方、発言の一切も改めることしかないと思います。

私の両親を見ていてもそうなのですが、高学歴と言われるような男性に対しては、心から尊重、尊敬する態度で時には相手を立て、温かく接することができなければ、必ず諍いが起きます。
彼にぐさりと刺される発言をされる、とのことですが、そういう発言に至る態度を無意識のうちにでも取ってしまってはいないでしょうか。

こういった男性は、
「学習しない」「努力しない」「何度も同じ過ちを繰り返す」人間を心底嫌います。
つまり、彼に同じような発言をされないように、言い負かす方法を考えるのではなく、アリスさんの方が態度を改める必要があるということです。

今までの「やってきた【つもり】」「変えてきた【つもり】」では、不十分なのだとお見受けします。

これで彼が変わるかどうかの保証はありませんが、今のままのアリスさんでは、今後どれだけ相手を変えても、必ず同じところでつまずくような気がしてしまいます。

そういったことも踏まえ、アリスさんご自身は一体どうされたいのか、皆様のコメントを深く読み込み、真摯に向き合って考えていくことをお勧めしたいです。

コメント失礼いたしました。