虚無感？孤独感？に飲み込まれそうになりますコメント No.71371

No.713712018-02-20 08:48

みおさん

初めまして。

普段こういう場所でのコメントは控えているのですが、あまりにも昔の私を見ているようで、思わずコメントを書き始めました。

ものすごく長い上に、みおさんが望んでいるような答えではないかもしれません。
でも、それでもよろしければお付き合い下さい。

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当時私は17歳、彼は29歳。
片思いから始まった恋でした。

何度か車で県外のテーマパークに出掛けたり、夜ご飯を食べたりしてデートを重ねました。
彼に見合う大人の女になりたくて、認めてもらいたくて、たくさん背伸びをしました。

「高校を卒業したら告白してくれるかな？」
してくれませんでした。

「二十歳になったら告白してくれるかな？」
やっぱりしてくれませんでした。

それでも大好きでした。
大好きで大好きで、彼の一番になりたくて。
「付き合おう」って言葉はなかったけど、いつか言ってくれると淡い期待を胸に、真っ直ぐ彼のことが好きでした。

でも、彼がその言葉をくれることはありませんでした。

そのうち、彼に求められるのが嬉しくて体の関係を持つようになりました。

彼の家、ラブホ。

言葉はなくても女性として受け入れてくれてる。そうと思うと幸せでしたし、彼に一番近いのは私。他の人が知らない彼を知ってるっていう優越感もありました。
(今思えばセフレでしたが….笑)

それから2年ぐらいは幸せでした。

でも、ある時から少しずつ彼とのバランスが崩れ始めました。

会ってる時は幸せ。愛されてるって思う。でも、別れた後にすぐまた会いたくなる。私は彼女？

確実な立場がない不安。
一緒にいるのに感じる孤独。
寂しさ、悲しさ、虚無感。
もう会ってくれないんじゃないかという恐怖。

この感情たちは、彼と一緒にいる幸せな時間の中でも常に心の片隅にありました。
また会えるのに、離れた(帰った)後のことを考えて恐怖に押し潰されそうになる。一緒にいるのに辛い。

一人になると不安の暗闇に転がり落ちて行くのは簡単でした。

「もっと愛して。もっと安心させて。不安にさせないで。もっともっともっともっと…。」

「私のことを好きならこうするはず。もしかして、他に女性がいるの？」

彼女じゃないし、彼にそんなことは言えませんでした。
でも態度に出ていたんだと思います。

会えない不満を言えば「重い」と言われ、勇気を出して誘っても「タイミングが悪い女だなー(笑)」と言われ、ドタキャンされたり、忙しいのを理由に会う回数が減っていきました。

彼の顔色を伺い、否定されないように嫌われないように言いたいことは我慢する。そんな日々が続きました。

「彼に依存しないで、もっと一人の時間を楽しみなさい♪」って言ってくれた人がいましたが、私の心は頑なに理解しませんでした。

そしてある日、私と彼の共通の知人から聞いたのです。彼が結婚すること。相手の女性は私も知ってる人で、お腹に赤ちゃんがいること。

それからの日々は壮絶でした。

拒食、不眠、動悸、自分が起きてるのか寝てるのかも分からなくなりました。
彼の話題、彼を思い出すようなキーワードを目や耳にしただけで吐きたくなり、身体が拒絶反応を起こし、胃に何もなくてもオエッってなりました。
私の7年はなんだったんだろう。
こんなに苦しいなら消えてなくなりたい…と思いました。

でも、そんな私のことを好きになってくれた(本当はそうじゃなかったんですが、当時の私はそう思ってました)人がいました。

彼となら幸せになれる。
でも、私はまた不安や恐怖に襲われました。
どんどん負の感情に心が占められ、行動するのが怖くて、自分で何も決められなくなりました。

誰かに相談し、答えを求める。
誰の答えがより的確で正しいか。
占いの先生？友達？恋愛ハウツー本？
どうすればフラれないか。
私を受け入れて幸せにしてくれるのは誰か。どこかにそんな男性がいる？
私の居場所はどこだろう？

結局その彼も他に女性がいて、その女性と結婚しました。
(後から知りましたが、最初から私が浮気相手でした)

ここまでくると精神が崩壊しました。

どうして私だけこんな男性に引っかかるんだろう。見る目がないのか。

そして同時に気付いたんです。
私が変わらなければ、相手がどんな男性でも同じ(＝不安になる)ってことに。

そこから自分を立て直そう、強くなろうと決めました。
カウンセリングに通い、私の私生活に全く関係のない人に話を聞いてもらったり、失恋、執着を手放す、復縁、潜在意識、アファメーション、引き寄せの法則、自己啓発、アダルトチルドレン、恋愛依存、男性心理、パーソナルカラー、メイク、ネイルなど思いつくことの全てを調べたりやってみました。

そして知識を得ました。
メイクはもちろん、ピアス・ネックレス手足のネイルで外見も完璧。隙がない。惨めじゃない。

でも苦しかった。

なぜなら、最初の彼との傷を私自身が本当の意味で受け入れ、癒してあげることができてなかったから。

身にまとっていた物は、強くて綺麗で完璧な、惨めじゃない自分を演出して守る鎧でしかなかったから。

「彼を他の女に取られた惨めな自分」そんな自分が嫌でした。

「自信もない。他のことはそつなくこなせる私がこんなことで悩んでるなんて情けない。こんな私が幸せになっていいわけない」って心の奥底でずっと思ってました。

私を受け入れてないのは、私自身でした。

それに気付いた時、ずっと止まってた時が動き始めました。
日本には四季があって、世界には色があることに気付きました。
なんて美しいんだろうと。

「心の傷に目を向けるよりずっと悩みの中に沈んでた方が楽だ」と思い、答えがない悩みを永遠と製造してたこともあります。
「M」っていう失恋ソングをずっと聴いて、彼を想いずっと泣いてたことも。

結婚をして家を建て子どもが3人いる友達や、旦那さんがイケメン消防士の友達と比べて落ち込んだりもしました。

そして、私もみおさんと同じで「どうして恋愛だけ上手くできないんだろう。他のこと(家族・友人・仕事)はこんなふうにならないのに。むしろ強いくらいなのに。どうして私だけ？」って思ってました。

それは今でもふと思います。完全にはなくなりません。

本当に苦しいですよね。
考えても分からないから。

でも、みおさんが私と違うのは

・今の段階で自分の負の感情に気付いてどうにかしようとしているところ。
・彼にどうにかしてもらおうと思ってないところ

だと思います。

私は博士理論に詳しくもなければ、恋愛経験が豊富なわけでもありません。
誰かに意見できるような資格も持ってないし、心理学を学んだこともありません。
そして、私の意見が正しい！と言い切れるような立場でもありません。

でも、私は「私が私でいられる安心」を求めて、今も過去の傷に向き合っています。
誰のためでもなく、私自身の幸せのために。

新しい恋愛で不安になった時は、何が不安なのか、恐怖は何に感じてるのか、自分で自分に聞いています。

正直みおさんの過去は分かりません。
でも、過去のみおさんに寄り添って受け入れてあげられるのは、彼でも他の誰でもなく、みおさんだけだと思うのです。

彼を失うのが怖いとありますが、それは表面であって、失った後にやってくる苦しみや辛さを元彼との別れで経験して知っているから、本当はそういう気持ち(自分)になるのが怖いんじゃないかと、勝手ながら感じました。

恋をすれば誰しも不安になるし、辛い思いもする。
人の数だけ人生や生き方、考え方があります。

何が正しいかなんて分からないけど、
それでも過去を受け入れて、新しい恋から何かを学んだり、趣味を楽しんだりしながら人として成長できたらと、いくつになっても思います。

アドバイスなんだかよく分かりませんが、みおさんよりちょっと長く生きてる私の体験談でした(笑)

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。