復縁できるか自然消滅をねらっているか。

もち米さん

彼に相手してもらえないなどの原因で別れを切り出し、破壊行動、後悔、距離を置かれた。三ヶ月後、連絡が来ました。その間は、一切連絡を取らなかったのです。

沈黙の間は、連絡を我慢するのが非常に辛くて、1日を乗り越えられたらカレンダーに印をつけるなどしたりしました。

もち米さんの彼は自分を強く持ってる人かな？距離置こうと言われたら素直に従った方が良いと思います。彼の気がすむまでには耐えなければなりません。期間一年内で、頑張りましょう。

ちなみに私たちの場合、連絡をしてきた彼は復縁を求めてきたが、沈黙の間に私の気持ちが冷めてきたので、断りました。

人生って何が起きるかわからないので、手放すことは、悪いことではない。
常に自分を大事にしてください。
応援してマス！

もち米さん、こんにちは。
前回に引き続き、コメント失礼いたします。

https://u-rennai.jp/consult/comment/62822/

こちらの後日談ですね。
同一の相手との相談に関しては、既存のトピックを利用するか、以前のトピックを貼り付けて利用することをお勧めします。
その方が相談の経緯が分かりやすく、コメントも付きやすくなるはずです。

今回の相談文を拝見して率直に感じたのは、もち米さんはまた、ご自分の行動で「復縁の可能性を著しく下げてしまった」のではないかということに尽きます。

前回、私は、
◎彼から反応があるまでもち米さんからは発信をしないこと
◎博士理論のプロトコルを全項目読み込み、正しい対応について学ぶこと
といった趣旨のアドバイスをいたしました。

「新年のメッセージを送ること」
「返事がなければ、2〜3日後にまたメッセージを送ること」
「相手の別れをほのめかす申し出に縋ること」

これらは、アドバイスもとい博士理論のプロトコルからは掛け離れた、真逆に近い行動と言えるでしょう。

復縁もとい、恋愛が上手く行きにくい人の典型的な特徴として
◯感情のコントロールが正しくできない
◯不安を抑えられず、相手にぶつけずにはいられない
◯時間軸(相手の返事や反応を待つ時間)が極端に短い
◯相手の希望を尊重できない
といったようなことがありますが、これまでの経緯を拝見する限り、もち米さんは、特に彼に対してこの全てを発揮してしまっているように思います。

そして、
相手をコントロールする目的で言葉を使わないように
とも、前回お伝えしたのですが、もち米さんはその真意をきちんと読んでくださいましたでしょうか。

彼は何故、最後のメッセージでもち米さんを半ば戸惑わせるような、希望を持たせるようなメッセージを送ってきたのか、本来はもち米さんご自身がその理由を自覚していなければならないところです。
それは、もち米さんご自身が彼をコントロールするようなメッセージを送ったから
に過ぎません。

私は、彼からメッセージを待ち、今後の関係に対する判断も、彼に委ねるような意のアドバイスをしていたと思います。
それを、もち米さんは

メッセージだけでは踏ん切りつかない
→別れるならはっきり言って、黙って見捨てるなんて許さない

距離を置いてみようか
→このまま別れるなんて嫌だ、まだ好きだから納得できない

と、彼に無言の圧力を与え、コントロールしようとしてしまっています。
彼が心底うんざりしたであろう「鬼のようにメッセージを送った」あの時と、結局何にも変わっていないということになってしまうんです。

辛いかもしれないけれど、
「自分のどういう(嫌な)部分が相手を冷めさせて、今の状況に陥ってしまったのか」
を冷静に分析、反省して、自分と向き合いながら少しずつでも改められるような心持ちでいなければ、関係修復は夢のまた夢ということになってしまいます。

もち米さんから責められることで受けるダメージやデメリットが、お付き合いを続けるメリットを上回れば、例外なく待ち受けているのは「別れ」だと、前回説明いたしました。
「もう付き合っていくのは難しい気がする」
という彼のメッセージ。
その通りになってしまっていないでしょうか。

彼は、これ以上何もしなければ
「またもち米さんに騒がれる」と危機感を覚えて、もち米さんを怒らせないように、機嫌が取れるようにメッセージを送ってきたのが真意のように思います。
彼も彼で、自分が積極的に悪者になってしまうような展開は避けたい。
◯もち米さんを怒らせず
◯自分が悪者にならない
絶妙な立ち位置で反応をしてきたに過ぎないと、そんな風に思ってしまいます。

私はもう、現時点でもち米さんにできることはありません、と前回お伝えしました。
手放す決断こそできても、完全な別れを回避すべく距離を置く提案をするような権利は、本来もち米さんにはなかったはずなのです。

それを理解できていなかったのだとしたら、少々残念に思ってしまいます。

彼は、おそらくどんな状況下であっても多くの女性を「好きにさせておきたい」タイプなのでしょう。
それはもち米さんのことも例外ではないと思います。
ただ、だからと言って本命の彼女としてずっと側に置いておきたい存在かどうかはまた話が別である可能性もあります。

1.結婚したい
2.付き合っていたいが結婚はしたくない
3.体の関係は持ちたいが付き合いたくはない
4.好きにさせておきたいだけ
5.生理的に無理

ぐっどうぃる博士は、このように男性が女性に対して持つ距離感を以下の5つのように分類しているのですが、ここに照らし合わせるなら、本来1か2の近い位置にいたはずのもち米さんが、一連の行動により、度重なる破壊行動やそれに伴う居心地の悪さを提供し続けてしまったことで、現状3もしくは4にまで遠ざかっていることが予想されます。

「彼はステータスも高く、女性にもモテるから、何かしないと本当に離れていきそうで不安」
とのことですが、
自らが感情的に振る舞えば振る舞うほど、不安をぶつければぶつけるほど、彼の気持ちは遠のき、恋愛関係は蝕まれ、壊れていくこと、その危機感を持った方が良いです。

上記の「上手くいかない」人の特徴は、未だ大勢の女性が陥りがちでもありますが、モテる彼、ステータスの高い彼の本命でいたければ、客観的に見て「その他大勢」と同じように、もしくは感情的に振舞っていて果たして勝ち目はあるのかどうか？ということを冷静に考えられるようになると良いかもしれません。

今後に関してですが、
今もち米さんが急務で取り組むべきは、とにかくこれまでの自分の言動を振り返り、反省すべきところは反省し、これ以上同じ過ちを繰り返さないこと。
自らの感情を適切にコントロールし、これ以上彼に対しても(もちろん彼以外の誰に対しても)感情的に振舞わないこと。
それに尽きます。
外見のイメチェンをしたり、当てつけのように男友達と遊ぶようなことを最優先にすべきではないと思います。
モテる彼、高ステータスな彼を惹きつけておきたいなら、そういう小手先のことではなく、本当の意味での努力が必要だったということです。

今度こそ、もち米さんからの発信はせず、今後は
彼の言葉ではなく「彼の行動」で全てを判断するようにしてください。

メッセージ(言葉)では
「もち米さんをまだ好きな気持ちがある」
と言いつつ、何の連絡もしてこなかったり、誘ったりもせず、他の仲間との交流ばかりを優先させていたら、それが彼の真意であり、行動での答えだということです。

彼の最初の方の言葉
「今後付き合っていくのは難しい」
こそが、彼の真意であり、それに従った行動でしか返って来ない可能性は覚悟していなければならないと思います。

そして、今度こそは、彼に縋らず、あっさりと手放す覚悟を持ってください。
今後数ヶ月間様子を見て
「やっぱり好きだ、やり直そう」
という意の行動や申し出がない限り、もち米さんの方からあっさりとお別れを切り出して、速やかに半年〜1年の沈黙に入ることが最善であると私は考えます。

私も経験がありますが、相手がはっきり言わないのを良いように解釈してしまい、別れを引き延ばして付き合ったとしても、メリットは全くありません。
彼の中では別れをほのめかしたその時点で、「もう終わり」になっている可能性が極めて高く、延長期間は、相手に気持ちがないことを確認する作業にしかならないからです。
遅かれ早かれ結局は辛い思いをすることに変わりはない上に、引き延ばせば延ばすほど、執着や余計な感情が強まり、予後が悪くなっていってしまいます。

これ以上の失敗はしたくない、本気で何とかして復縁の可能性はもう下げたくないともち米さんが本気で思っていらっしゃるのなら、この辺りの詳しい手順は、いま一度、ぐっどうぃる博士のプロトコル「復縁」の項目を読み込んで適切な行動選択をすることをお勧めします。

今までとまた同じことを繰り返してしまうと、今度待っているのは「(一時的な)別れ」どころか「(永久の)拒絶」です。
彼のストレスは現時点で相当たまっており、もち米さんに対して半ばうんざりしてしまっていることは間違いないと思います。

素敵な彼につい執着したくなってしまう気持ちは理解できますが、その執着こそが仇となり、本来楽しくて幸せな恋愛を壊す元凶になってしまうという事実は重いものです。
その辺りも併せて、よくよく考えてみてください。

私からのコメントは以上です。
失礼いたしました。