彼の気持ちを動かしたい

ドルチェさん、こんにちは。

彼は日本の方でしょうか？それとも別国の方でしょうか。
彼のプロファイルが何も書かれていないのですが、普通に良識がある男性だと思って話を進めます。

彼の年齢と状況と、ドルチェさんの状況を考えた場合、彼は必要ないからいえないのではなく、
言いたくてもいえない状況なのだと思います。

よい男性ほど誇り高く、女性を守ってあげたい、女性を守り支える事で自分の存在価値を見出すものです。２０歳も年下の、まだまだ女性としては美しい年齢の女性に、無職の定年真近の自分が国と仕事を捨ててついてこいというには、あまりにもプレッシャーと隔たりが大きすぎると考えての事だと思います。

その気持ちは、ドルチェさんにより良い未来を掴んでほしいという思いやり半分、
ドルチェさんのより良い未来を奪う責任を負う勇気が無い気持ち半分と言った所だと思います。

彼に素直に聞いてみたら良いでしょう。
『私とあなたの未来についてはどう考えている？』
その答えによって決めたら良いと思います。

健闘お祈りします。

> No.11015のコメントへの返信

>アミィさん

アミィさん、ありがとうございます。
すみません、書き忘れましたが彼は南米出身です。
ラテン系特有の明るさ、人当たりの良さ、年齢を感じさせない若さと行動力があります。
あまり社交的でない私に比べてものすごく社交性があるのですが、本人曰くそれは仮の姿だそうで、誰とも話さないでひとりで何週間も平気で過ごせる、と言っていたことがあります。
また、外見からはとても自信のあるように見えるのですが、結構小心なところもあって、自分の提案や誘いなどが拒否、却下されるのをとても嫌います。
知的で社会的地位も財力もそれなりにあり、また容姿も良いので、若いときは随分女性にモテたようです（現在もモテます）。ただやっぱり女性と違って、恋愛の優先順位は低いように感じます。仕事、自分のこと、自分の家族（元妻との間に一人娘がいます）、それに自分の健康が最も大切で気になるようです。なので仕事を辞めることも帰国することも私の意見を聞くことなく決めてしまったのだと思うし、私を連れて帰るという選択は最初からなかったんだと思います。

なので、彼にとっての私の優先順位を上げたいんです。
それもちょっとだけじゃなくって、彼の気持ちが動くくらいに上げたいです。
そのために何をすべきなのかアドバイスいただければと思いました。
その上で、二人の将来についてどう考えているのか彼に聞いてみようと思います。

>ドルチェ(投稿者)さん

つまり、彼に『仕事を辞めて一緒に帰国してくれ』と言わせたいわけですね？

今、ドルチェさんは彼にとって居心地良くできていますか？
それともダメだしをしていますか？もし今居心地良くできているなら、私はなるべく速く『私たちの未来についてどう思う？』と聞く事をお勧めします。

彼がまだ近くにいる時の方が沈黙した場合にドルチェさんの大切さに気がつき、またよりを戻そうとする可能性が高くなります。

反対に、もし離れてしまえば、ドルチェさんの国籍問題やその他いろいろを乗り越えてよりを戻そうとはしないかもしれません。

そして、彼の市場価値ですが、ドルチェさんは恋愛回路があるので高いように思われるかもしれませんが、たとえ財産があろうとも、健康を損なったバツ一子持ち、５０過ぎの男性にお金目当て意外で近づく２０歳も年下の女性は、それほど多くないと思います。

ので、実際の相場はどうであるにしろ、彼に自信が無くドルチェさんを誘えない可能性もあると思います。
小心物で、自分の意見が通らないと気がすまないのは、自分に自信が無い人に良くある性質です。

私は、あなたが好き、いつまでもあなたを支えていきたい。
でも、私一人ではどうにもならない問題だから、あなたは私との未来をどう考えているのか。

とはっきり聞くのが良いでしょう。若さと純真さ、真っ直ぐさというのは、長く生きてきた倦んだタイプの人間には何より聞きます。

身体的に弱っている彼は、今何よりもサポートを必要としている筈です。彼を支え、何があっても彼の味方である。あなたを最後まで看取りたい、あなたの介護をしたい、あなたとどんな時も一緒にいたい。とドルチェさんが思っている事を彼が感じ取れば、心を動かす事はできるのではないかと思います。

弱っている時に、人のぬくもりが欲しくない人はいません。
彼に必要とされてない、と嘆く必要はないと思います。
３年間も付き合っているのですから、こういう時こそ、彼を支えてあげて下さい。


健闘お祈りします。

> No.11083のコメントへの返信

>アミィさん

アミィさん、どうもありがとうございます。

そうです。彼に一緒に来てくれと言われるか、もしくは今いるこの国にとどまると考え直して欲しいです。

ダメだしはしていません。居心地良くできているんじゃないかと思います。ですが、彼のほうも察する能力が非常に高く居心地の良さを提供してくれるので、その点は彼のほうが上だと思います。

3年も付き合っているのにお恥ずかしいのですが、これまであまり心をぶつけ合うようなことがありませんでした。お互いバツイチのせいか、お互いの気持ちの深いところに踏み込むのを恐れる気持ちがありました。今も。

でもアミィさんの仰るように、もっと真っ直ぐに純粋に相手と向き合うべきですね。

>私は、あなたが好き、いつまでもあなたを支えていきたい。
>でも、私一人ではどうにもならない問題だから、あなたは私との未来をどう考えているのか。

>身体的に弱っている彼は、今何よりもサポートを必要としている筈です。彼を支え、何があっても彼の味方である。あなたを最後まで看取りたい、あなたの介護をしたい、あなたとどんな時も一緒にいたい。とドルチェさんが思っている事を彼が感じ取れば、心を動かす事はできるのではないかと思います。

>弱っている時に、人のぬくもりが欲しくない人はいません。
>彼に必要とされてない、と嘆く必要はないと思います。
>３年間も付き合っているのですから、こういう時こそ、彼を支えてあげて下さい。

このメッセージをいただいて泣けました。
弱っていてもそれを見せない彼、見せたくない彼なので、私も彼の弱い部分は見ないようにしてきました。
それが彼の気持ちに対するリスペクトだと思っていました。

でも来週難しいものではないのですが検査を控えているので、そのときのお世話をしたいと申し出たらすごく感謝され、迷惑でないなら是非そうして欲しいと言われ、それが正直ちょっと驚きでもありました。これまでは『自分は大丈夫だから』と言われることが多かったので。
それだけ彼の心が弱っているのかも知れませんし、私に心を開いてくれているのかも知れませんよね。
精一杯彼をサポートしようと思います。

アミィさん、本当にありがとうございます。
今後のことも・・・できるだけ早い時点で彼に聞いてみようと思います。

最後に投稿してから1ヶ月以上過ぎましたが、ようやくつい最近になって彼に今後のことを聞いてみたので報告します。
私のほうから彼について行きたい、と伝えました。彼は私がそんなことを言い出すとは全く思っていなかったようでとても驚いていました。
ですが、結果的には私を連れて行くことはできないということでした。

理由は

－帰国して仕事が見つかる保証がない。退職金で食べていくには自分一人が精一杯。そして、外国人の私が彼の国で仕事を見つける可能性は高くはない。
－健康上の理由がありいつ具合が悪くなるか分からないし、いつまで一緒にいられるかも分からない。
－彼の国は治安の良くない所なので、そこに私を連れて行って面倒を見る責任が持てない。

ということでした。

私を連れて行くことの責任を負えない、というのが最大の理由のようでした。
20年前、10年前ならそうしたかも知れないけれど、今の自分ではもうその元気がないと。

彼にそう言われるたびに「私の存在はそこまで重要ではない」と念を押されているようで辛かったです。確かにそうなのかも知れません。それでもまだ私は彼と一緒にいたいという気持ちは変わらないのですが・・・。

まだつい最近の出来事なので、これからまだ事態が変わるかも知れません。
読んでいただけた方、メッセージやアドバイス、コメント・・・なんでも頂けたら嬉しいです。

>ドルチェ(投稿者)さん

　重要だからこそ、連れていけない、という事でしょう。幸せを願う相手を、みすみす不幸にする真似は出来かねる、という彼の意思を感じます。

　南米のどこ、とは書いてないので、全体的な話をしましょう。国籍を維持したままのつもりであれば、社会福祉はまず期待できません。日本国籍を失うことも覚悟なら、ちょっとましになる程度です。もっとも、皮膚にできるちょっとした良性の腫瘍の切除等の場合でも、その治療費は日本の十倍かかったとておかしくはありません。別にぼったくりでなくとも、です。

　次に犯罪率ですが、南米の大抵の国では、旅行者狙いの犯罪は、極めて多くあります。大抵の場合、警察にかけこんでも、被害届の受理までに、ちんたらちんたらやられてしまうので、滞在日数が惜しくなって、被害届をださずに泣き寝入りしています。ですので、統計の実数よりはるかに多くの犯罪があります。さすがに団体ツアーが狙われるということはありませんが、2-3人で１０日ほど滞在すれば、３組に一組は、ぼったくり程度には当然のごとく、引っかかっています。現地の言語を、流暢に話せないのであれば、旅行者同様にみなされますので、貴女も狙われる事でしょう。
　さらに、欧州や日本と違い、大半の国は人種差別が酷く。もし貴女が、現地でそこそこの仕事を見つけても、求職中の見知らぬ他人に恨まれます。他国人が少ない仕事を奪いやがって、という種類の恨みはこれまで貴女が遭遇したどんな恨みよりも恐ろしいものです。相手は生活がかかっていたりしますので、凶悪犯罪の被害者となる確率は、飛躍的に上昇します。

　ちなみに、南米の国に嫁いだ、日本人女性の内、八割を超える人が離婚して日本に戻り、その後、一度日本国籍を捨てたことで発生する様々なトラブルでもって、嫁いだ事はおろか、相手の男性と知り合ったことすら呪って生きていくことになっています。

　三十年後に旦那さんに先立たれたとして、その後の生活が立ち行かなくなったと仮定します。
　まず、国籍離脱とともに、国民年金の一時金が受け取れますが、これは半額です。また一度これを受け取れば、国民年金の支払い履歴はクリアされます。受け取らずにおいても請求の権利が消えるだけで、支払履歴のクリアから逃れる術はありません。
　次に、南米の国で、日本と社会保障協定を結んでいる国なんてきいたことがありませんので、あちらで何かに加入したとしても、その支払履歴を日本に帰国後役立てる事は無理です。
　こうなると、あなたは６１歳で、仕事を見つけることも絶望的なまま、年金支払履歴もなにも失っていることになります。将来、現状の日本より、確実に社会保障が厳しくなっている日本で生活保護がどの程度受けられるかも見通しはまったく立ちません。
　それこそ、十年以内にベビーブームでも起きて、支える世代が大量にということでもあれば別ですが、その時はその時で少なくなっている就職の口を若い世代が奪いあっているだけかもしれませんしね。
　まあ、とりあえず、この未来に到達する確率はかなり高いといえますので、御覚悟を。


　これでもまだ、その彼が、貴女のことが重要ではないと思いますか？貴女が大切であれば上記の未来が高い確率で来るようなこと、できません。好きだから別れるということも、あるということです。
　ここまで書いた厳しい未来を覚悟の上で、それでもついていきたい、と言えるのでしたら。現地の言葉をネイティブレベルまで話せるようになった上で、日本語を役立てられる高給の仕事を探すと良いでしょう。観光地近辺でなら、そういう仕事の募集もあるはずです。インターネット上でひょっとしたら探せるかもしれません。

> No.11846のコメントへの返信

>イイヒトさん

具体的なお話とアドバスをありがとうございます。
イイヒトさんからのアドバイスをきっかけに、彼の国の様々な事情を自分なりにいろいろと調べてみました。
いろいろと調べれば調べるほど厳しい状況があからさまになり、彼についていくのは無理かも・・・と思うようになりました。
彼の国に行ったとしても少なくともしばらくのうちは100パーセント彼を頼りにするしかない状態で、しかもその彼からの協力が今現在得られていないのですから、彼と一緒に帰国するという選択は物理的にほぼ不可能・・・と諦めの境地に至りつつあります。

好きだからこそ別れる・・・というのも愛情のひとつなんでしょうか。
私は、好きだからこそ何とかして一緒にいられる方法を探すものだという思いがあるので、彼が私から離れていくという事実は、様々な状況を鑑みてもやはり私に対する愛情がそこまで強いものではないということなのだと思ってしまいます・・・。

今はあまりこの話には触れず、お互い共有できる時間をできるだけ楽しく過ごそうとしていますが、ふと近い将来のことが頭をよぎってどうしようもなく落ち込みます。

> No.11910のコメントへの返信

最後に投稿してから更に数ヶ月過ぎましたが、変化がありましたのでご報告致します。
彼が気持ちを変え、現在の仕事を続け、今いるこの国に私と一緒に留まってくれることになりました。
なぜ彼が気持ちを変えたのか、彼は詳しいことは語りませんでした。私もあえて聞くようなことはしませんでした。きっと彼なりにいろいろと考えて結論を出したのだと思います。

あれから私のしたことと言えば、彼の出身国の事情をいろいろと調べるほどに、自分には彼について行くことは難しいと思うに至り（そもそも彼から一緒に来て欲しいとも言われていませんでしたが）少しずつ彼を手放す心の準備をし、彼と離れたときに後悔のないように、今彼と共有している時間に感謝し、できる限り楽しく心地良く過ごそうということでした。
3年間も一緒にいますが、彼から帰国の話をされてから初めて心の底から彼と向き合えたと思います。

まだこれから何が起こるか分かりませんし、将来どれだけ彼と一緒にいられるかも分かりませんが、今現在一緒にいるこの時を大切に過ごしたいと思います。
そうやって過ごしたらもうどんな結果がきても受け入れられるような気がします。

貴重なアドバイスをいただいた皆様本当にありがとうございました。