アラサーの恋愛は「ときめき」がない方がうまくいく その2

立川ルリ子先生「なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか」1枚目

「運命の人」はたくさんいる!?

恋愛コーチをしていて、気づいたことがあります。それは、女性が共通して「恋に落ち、感情の起伏がまるでジェットコースターのように急上昇・急降下する時」にうまくいかなくなるということです。
つまり、ときめきこそが、恋愛の“要注意のサイン”だということ。
 

あなたは「ときめき」という言葉にどんな印象を持ちますか? 「胸がときめく」 「彼しか見えない」 「恋に落ちる」 そんな言葉がぴったりですね。 恋愛をする上でこの気持ちは欠かせない。そう思っている女性は多いでしょう。

でも実は、30代の恋愛にこのような過度の「ときめき」を求めることは、結婚や素敵な恋愛を遠ざける要因の一つとなるのです。

このような、ときめきを追い求める心の状態を、私は「ときめき中毒」と呼んでいます。

前回は、「このときめき中毒が、日頃から『満たされない思い』を抱えていたり、『自分はダメだ』と思っていたりする背景の中で生じる」というお話をし、「自分を満たす」ためのレクチャーをしました。

今回は、拙著『なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか』(SBクリエイティブ)の中から、「彼の視点を持つこと」についてお話しします。 第一回目の「自分を満たす」とともに参考にしてください。

では、以下のCHECK!を見ていきましょう。

CHECK!運命の人に出会うために「彼の視点」を持つには

立川ルリ子先生「なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか」2枚目

1.「彼の視点」を持つ
たとえば、彼から毎日たくさん送られてきたメールが、急に1日1通に激減したとき、あなたはどう考えるでしょう?
「愛しているなら、もっと送ってくれるはず!」「もう愛してくれなくなったの?」 そう思ったりしませんか?
でも、彼の視点で考えると、一日に10通も20通もメールを送ってきていたとき、彼は仕事の合間を縫って無理をしていたのかもしれません。 一日一通のメールは「ふだんのペースに落ち着いた」のでしょう。
もし仮に気持ちが冷めていたら、毎日メールを送ってくれるでしょうか?
そもそも、ずっと同じテンションで、数十通もメールを送ってくれる彼だったら、あなたは本当にうれしいですか? 「仕事はしっかりやっているのかな」と心配になりませんか。

彼の視点に立ち、彼が仕事の合間にメールを送っている姿を想像するだけでも、自分の視点で考えていた時とは違う見方ができるはずです。
「私だったら、忙しい仕事中でも2~3分あればメールの返信ができる。彼も同じことができるはず」
という人もいるかもしれませんが、これも「自分の視点」で彼を見ています。

「私ならこう思う」「私ならこうする」という前提で彼の行動を見るのではなく、「彼の視点に立って状況を見る」という努力をしてほしいのです。
次にその手助けとなる「男性心理と女性心理の違い」をお話ししていきましょう。

2.男女の「動機」の違いを理解する
男性と女性では、何かをするときの「動機」が違います。
女性は「ただしたいから、そうするだけ」です。自分自身がワクワクしたり、晴れやかな気持ちになったりするから行動していることが多いわけです。これに対して、男性は「成果を得たい」という動機で行動しています。

例えば、女性は人を好きになると、ワクワクしながらその彼に会いに行きますよね。
もちろん男性にもワクワクする気持ちは働いていますが、その気持ちの中身が、女性とは違っているのです。
そのときの男女の心理の違いをまとめると、次のようになります。

女性が好きな男性と会う→私がワクワクする→うれしい
男性が好きな女性と会う→好きな女性がオレのした言動に喜んでいる→オレが彼女に影響を及ぼしている→うれしい

女性は、好きな男性に会うと「私がワクワクする」ので「うれしい」と感じますが、男性は、デート中の自分のふるまいによって彼女が喜んだり、彼女から感謝されたりすることで、「成果」を感じます。 ちなみに、男性の心をつかむのが上手な女性、いわゆるモテる女性は、男性が「成果を考えてしてくれたこと」以外の点にもよく気がつき、褒めているものです。

例えば、デートの場面で、男性が「喉が渇いたでしょ?」と言って、自動販売機でアイスティーを買ってきてくれたとします。それに対して、「ありがとう」と感謝されるのは、彼にとって想定の範囲内です。でも、女性が「どうしてアイスティーが飲みたいってわかったの? ○○くんってエスパー!?」などと、アイスティーを選んでくれたことをことさらに称賛されたら、そこは彼にとって想定外のことでしょう。 ポイントは、男性が意識していなかった点を褒めたり、感謝したりすることです。彼の自然なふるまいの中で出た言動が、女性を喜ばせることを知ったら、予想もしなかった「成果」に、彼の喜びもひとしおでしょう。

3.コミュニケーションで男性に「成果」を感じさせるには
男性が「成果」を感じるのは、次の3つのパターンです。

1.認められたとき
2.存在意義を感じたとき
3.ステイタスを感じたとき

コミュニケーションにおいて、この3つをどう用いるかを説明しましょう。

1の「認められた」に関しては、女性が「聞き上手」になり、「わかる、わかる」と理解を示すことです。そうすれば、男性は気持ちよく話をしたくなります。

2の「存在意義を感じた」に関しては、「お願い上手」になりましょう。
男性は「必要とされたい」という欲求が叶ったときに存在意義を感じます。男性に何かをお願いをして、「ありがとう」と感謝を伝え、彼の「必要とされたい」という欲求満たしてあげることが重要です。

3の「ステイタスを感じた」は、男性に対して「あなたが一番」という言動を示すこと。それには、女性が「持ち上げ上手」になることが重要です。
彼に対して、「すごい!」「あなたじゃなきゃダメね」といった言動は惜しみなく示してあげるといいでしょう。

「聞き上手」「お願い上手」「持ち上げ上手」の3つすべて出来るのがベストですが、どれかひとつでも大きな効果があります。ぜひ、今日から意識してこの3つを使ってみてください。
さて、次回は最終回。「運命の人」に出会うためのレクチャーの3回目、「ふたりの世界を充実させること」について、拙著『なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか』の中からお話しします。

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立川ルリ子

立川ルリ子 (恋愛ソウルミッションアドバイザー)

25歳よりラウンジを経営。のべ200人以上の接客業の女性たちをコーチングの技術で魅力的に育て上げる。
その後、ネイルサロン経営に転身。施術中に恋愛相談をすると「必ず結果を出せるアドバイスがもらえる」と話題になり、恋愛カウンセリングが人気に。
急性リンパ性白血病を患い7ヶ月間の闘病生活を余儀なくされる。臨死体験を通じいままでの人生のあらゆる経験や困難が、すべて「愛」を知るためのものだったことに否応なく気付かされる。
「愛は相手に与えてもらうものではなく、そこにあるものだ」という本質が腑に落ちたとき、神様からもう1度生きることを許された気がした。移植手術を経て命拾いしてからは、恋愛テクニックだけにとどまらず「愛するとはどういうことなのか?」を心底理解してもらえるような内容に刷新した恋愛セミナーや、結婚を目指す女性のためのパーソナルコーチング(個人セッション)を再開。中でも、思い通りに男性の反応を引き出せる「メール添削講座」と「個人カウンセリング」が好評でファンが急増中。
恋愛ユニバーシティでも、数ヶ月間コラムランキング第1位の話題の超人気講師。
書籍も4冊出版。大和出版からの執筆書籍『「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法』も大好評。

ブログ:http://ameblo.jp/angeblanc-tokyo/
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■立川ルリ子先生著書のご紹介
「この女に愛されたい」と思われる“彼女"になる方法(大和出版)

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