ケンカの原因は「ダメ出しの公式」によるものだった!愛されコミュニケーション術
どうしてケンカになるの?
彼にもっと愛されたいのに、なぜかケンカばかり…そんな人は、彼とケンカが生まれる仕組み=「ダメ出しの公式」を知らないからかもしれません。
男性は自分が一緒にいて「居心地がいい」と感じる女性とは、お付き合いを長く続けたいと思うもの。
でも、いつも顔を合わせればケンカばかり…という女性では、決して居心地がいいとは言えませんよね。
どうすれば居心地がいい女性だと思ってもらえるのか?
そもそもケンカになってしまう原因とは?
今回は、恋愛ユニバーシティの電話相談で最も人気の先生のうちの1人であり、恋愛理論や心理学、そしてカウンセリングやコーチングの技術などを使い、恋愛がうまくいくお手伝いをしているhoney先生に「彼とケンカになるダメ出しの公式」について教えていただきました。
1.「居心地いい女性」と思われるためのポイント
大好きな彼に嫌われたくなくて、言いたいことがあっても「敢えて」我慢してしまい、それがたまりにたまって、ある時爆発し、これまでの努力が水の泡…というケースは少なくありません。
とくに、今付き合っている彼と結婚をしたいと強く思っている人、「もう年齢的に私にはあとがない」と思っている人、彼にとって一番の女性になりたいと思っている人が陥りがちなパターンです。
このような状態に陥らず、「居心地いい女性」と思われるためには、まず、「彼の敵にならないこと」が重要です。
そのために重要なのは、“言葉選び”です。
彼とのケンカでよく使われる「なんでこんなこともできないの?」「あなたは本当にだらしないよね」と批判や軽蔑をしたり、彼に注意されたときに「あなただって〇〇ができてないじゃない」「もう何も言いたくない!」など、逆ギレや自分の身を守る反応を示してしまえば、彼の敵になってしまいます。
では、なぜ上記の言葉がNGなのか、を次に見ていきましょう。
2,「あなた」から始まるメッセージ
たとえば上記の「あなたは本当にだらしないよね」という言葉に注目してみましょう。これは「あなた(You)」から始まる文章となっていますね。
これは言われた彼からすると、どうしても「決めつけられた」印象になってしまいます。
たとえばあなたが彼から、「君って気分屋だよね」「君って料理できなさそうだよね」と言われたらどうでしょうか?
「え、確かに気分屋かもしれないけど、気分屋には気分屋の理由があるんだよ!」「実際には、普通に料理できるけど!」とイラっとしませんか。
普段なんとなく言っているYouから始まる文章は、「Youメッセージ」と呼ばれていますが、改めて自分が言われたときのことを考えると、「あなたはそういう人だ」と勝手に決めつけてしまっているように聞こえますよね。
3.「ダメ出しの公式」を知る
上記のYouメッセージは知っている人も多いかと思いますが、次の「なんでこんなこともできないの?」というメッセージには、先ほどの「You」から始まる文章に「Why」がプラスされています。
実はこの「Why +you」を、Honey先生は「ダメ出しの公式」と名付けていますが、こちらは、より破壊力の高いNGワードとなるのです。
では、以下で例文を見ていきましょう。
「(私にとって普通の人にはできることが)なぜあなたはこんなこともできないの?」
このように、Youから始まるYouメッセージにWhyがプラスされると、あなたは「(私にとっての)普通じゃない」という「人格否定」の意味もプラスされてしまうんです。
もちろん言っているあなたは 人格否定してるというつもりもなく、無意識、無自覚で発した言葉ですが、彼からすれば「自分を否定された」としか聞こえないのです。
4.Why(なぜ?)からBecause(なぜなら)が生まれ、ケンカとなる
さらに、上記のように人はWhy(なぜ?)と聞かれると、どうしてもBecause(なぜなら)で答えたくなってしまうもの。
そうすると、彼は反論するために必死になりケンカが生まれやすくなってしまいます。
例えば電話相談などのご相談としてよくあるのが、彼はインスタのストーリーズをアップしたり、婚活サイト、マッチングアプリにログインしてたり、ゲームしてる暇があるのにLINEの返信をしてくれないので、「どうして返信をくれないの?」とつい感情的になって聞いてしまったというもの。
これは完全に「Why +you」のメッセージとなります。
5.戦うか?逃げるか?〜彼の選択
前章の「(あなたはヒマそうなのに)どうして返信をくれないの?」というメッセージを受けた彼が、Becauseで答える「戦う派」なら、ケンカになってしまいますし、「逃げる派」なら既読スルーや、音信不通になってしまったりするでしょう。
この彼の反応を「戦うか逃げるか反応」といいます。
「戦うか逃げるか反応」という理論はアメリカの生理学者ウォルター・B・キャノンが1929年に初めて提唱した理論ですが、これは危機的な状況に陥ったとき「戦うか逃げるか、もしくは動きを止めてしまう」といった反応のことです。
例えば、山でクマに遭遇したとします。私たちはまず、戦うか、逃げるか、もしくは動きを止めるのどれかをするでしょう。
もし、彼にとって、あなたがクマのような彼を脅かす存在になってしまったら、彼が動きをとめた=音信不通や既読スルー・未読スルーになってしまうかもしれません。もしそうなったら、彼を無理に追うのはやめましょう。それ以上はいったん何もしないでおくことがベストです。
また、彼がBecauseで答える「戦う派」だった場合、かなり高い確率でケンカへ発展してしまいます。
そうすると「居心地のいい女性」とは正反対の、彼の存在を脅かす存在=敵と思われてしまうのですね。
そのため、Why +youメッセージを彼に言うことは、「敵と思われてしまう可能性が高い」というリスクをしっかりと理解しておきましょう。
6.「ダメ出しの公式」をいいそうになったら
このように、「ダメ出しの公式(Why +youメッセージ)」を彼にいいそうになったら、実際に彼に言ってしまう前に、友達に一度話をきいてもらったり、一度冷静になるためにも、第三者である恋愛カウンセラーなどに電話相談をしてみましょう。
専門家に電話することで、感情のデトックスを行い、気持ちの立て直しや、今ここから何をどうするかを一緒に考えたりできます。
とくに恋愛カウンセラーはあなたの恋愛において完全な第三者なので、あなた自身も気づいていなかった客観的な気づきを得ることもできるでしょう。
honey (恋愛コンサルタント)
大手ファーストフードのアルバイトで店舗代表として接客コンテストに出場し、入賞、表彰される。
士業事務所勤務の後、家業に従事。
幅広い年齢層の男女に毎月レッスンを重ねる、ヨガインストラクター。
約10年、合コンや婚活パーティ等を重ね、出会った婚活男女は3,000人以上。
同時にぐっどうぃる博士の恋愛理論を実践、失敗と成功を繰り返し、40歳で結婚。
具体的な問題解決を目指す、恋愛コンサルタント。
恋人に関する悩みを解決する方法のまとめ
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