なぜ、彼を好きなのにSEXをしたくないのか？その原因と対処法

日本では既婚者の４７％はセックスレスと言われ、そして近年は、若者でさえもセックスに対する関心が薄くなってきている！？とも言われています。

既婚カップルの場合、妊娠中から出産後にセックスレスになったその延長で、長期間のレスになるカップルが多いと思います。

しかし最近は「彼は好きだけどセックスをしたくない！」という女性も増えています。

彼は好きだけど、セックスはしたくない！？

この一見、矛盾している問題を、恋愛ユニバーシティ―有料相談・ぐっどうぃる博士推奨マークの恋愛カウンセラーで、パートナーシップの世界的権威・ジョングレイ博士の認定ライフコーチのミコリー先生にお話を聞いてみました。

彼が好きなのに、セックスをしたくないその理由は？

私はパートナーシップの専門家なので、セックスのお悩みも男女共によく受けていますが、 今までの相談経験から、女性が相手のことは好きだけどセックスをしたくない理由として

1.セックスが気持ちよくない
2.その気にならない
3. 性的な魅力が感じられなくなってしまった

の３つが代表的なものだと思います。

すべてのことを説明すると長くなるので、今回はまず

１、セックスが気持ちよくない

セックスがイヤになる理由の多くは、パートナーとのセックスが気持ちよくない！というもの。 女性からよく受ける相談内容には

1). 愛撫のテクニックが未熟でイケない
2). 触れ方が乱暴で痛くて怖い
3). 挿入時間が短いまたは長くて不満

があります。

ほとんどの男性は、セックスの方法を誰からもきちんと教わることなく、ポルノ動画などアダルトコンテンツから学ぶことが多いと思います。

コンテンツの内容は、男性視点で描かれているため、女性からしてみるとありえないセックスの仕方であったり、女性を乱暴に扱っているものも多いです。

ネットの普及がもたらした弊害として、アダルトコンテンツから学んだ男性が、 「これらの行為が普通のセックスだ！」と思い込むこと。

そしてその中で行われている行為を、自分のセックスのときにやってしまうと、行為そのものが男性の身勝手なものになり、女性側に恐怖や痛さを感じさせてしまいます。

しかし、多くの女性はセックスについて話をすることは

・恥ずかしい
・ふしだらだと思われたくない
・不満を言って嫌われるのが怖い
・パートナーを傷つけたくない

などの気持ちからパートナーには何も言えずに、嫌々ながらセックスに付き合っている女性がたくさんいます。

愛する人とするセックスは、気持ちよく楽しいものであるべきですが、セックスが痛くつらい修業のようになってしまうと

彼のことは好きなのに、セックスをしたくない！

と思ってしまうのは当然ですよね。

挿入時間が短いや長いは、機能的なこともあるので今回は割愛しますが、
１）のテクニックが未熟で気持ちが良くないことや、２）の痛くて怖い！を解消する方法を紹介します。

【対処法】

私は常々

「セックスの下手な男は女が作る！」

とお伝えしています。

女性は何事においても、

何も言わずとも察してほしい！

と思うクセを持っていますが、何事もあなたが思うことを口に出さない限り、彼だけでなく自分以外の人に、あなたの想いが１００％伝わることはまずありません。

セックスにしてもあなたが何も言わなければ、彼は「これでいい！」と思い込み、あなたが好まないセックステクニックを磨いていくことになるのです。

上記にあるように、男性は誰からもセックスを学ぶことはほとんどなく、手探りと独断でセックスのノウハウを身に着けます。

しかし女性の身体も千差万別なので、それがあなたにとって気持ちの良いものかどうかはわかりません。

もしあなたにとって彼のテクニックが良くなければ、察してほしいと思うのではなく、あなたの感じる場所やしてほしいことを、彼に上手に伝えて行くことが必要です。

【伝えるときの注意点】

男性にとって、男性器やセックスのテクニックについてはとてもデリケートな問題です。

「正直にあなたの気持ちを伝えましょう！」といっても、なんでも伝えれば良いものではありません。
あなたの言葉でＥＤになってしまう可能性もなくはないので、言葉使いは本当に気をつけましょう。汗

間違っても

「痛いじゃないっ！」
「何やってるのっ！？」
「それ、イヤ！」
「くすぐったい」

などを言わないこと。
これらの言葉は男性を非難してダメ出しする言葉になります。

乱暴で痛いときは

「もう少しゆっくりしてくれると、もっと感じるの・・・」

あなたが好まないことをしてくるときには、

「こっちの方が感じるの・・・」

など、上手に言って彼をあなたの好むことへ導きます。

言葉で説明することはなかなか難しいので、あなたが身体を少しずらしたり、感じるところに当たるように持っていくなども必要です。

そして「そこよ！」と言う代わりに、声や態度で「気持ちがいいこと」を彼に知らせ、あなたがいつも以上に乱れていきましょう。

そうなれば、彼が”どこをどうすればあなたが喜ぶのか？”を学ぶようになるので、あなた好みのセックステクニックがどんどんと磨かれていきます。

さいごに

恥ずかしいから、察してほしいから・・・と、何も伝えないのではいつまで経っても、あなた好みのセックステクニックを彼が身に着けることはありません。

セックスにおいても、あなたの要望を上手に伝えること

これが、あなたにとって楽しく気持ちの良いセックスができて彼も満足する方法です。

もしあなたが”彼は好きだけど、彼のセックスのやり方がイヤでセックスをしたくない”ならば、ぜひあなたの要望を上手に彼に伝えてみてください。
彼とのセックスがどんどんと変わってくると思います。