彼の「居場所」を考えよう②―居心地良さ再考のヒント【5つの距離の真実編】―
「居心地の良さ」を、新たに
【彼の居場所】という視点から考えてみるシリーズ、第2回です。
前回、
「居心地の良さ」を深く知るためには
【居場所】
という概念が発生していることが重要であり、なおかつ
「彼が、あなたに居場所の提供を求めていない限りは、居心地の良さは成立し得ない(可能性がある)」
という私の仮説をお伝えいたしました。
そうすると、
実際彼はあなたに対してその居場所を求めているのかどうなのか?
私は彼にとって居場所を求められている存在なの?
ということが気になってくるはず。
今回は、これまたこちらでは既に有名になっている博士の理論を元に、そのヒントを探っていこうと思います。
【1】の距離←恋愛対象外
↑好きじゃない―♡―♡―♡―♡―♡―♡―♡―♡―
↓ 好き ↓
【2】の距離←恋愛対象には該当
【3】の距離←いわゆるセフレ関係
↓多くの場合超えられない壁がある↓
【4】の距離←正式な交際
【5】の距離←初めて結婚に至る
これを見ていただくと分かるように、「結婚」という目標を達成するには、5の(近い)距離を目指すよりほかない、ということになりますが、結果そのものよりもプロセスをより大切にする、もしくはしたい私達にとっては、
ex.)欲しいものをプレゼントでもらうという結果よりも、彼がプレゼントを手に入れるために労力をかけてくれることを望み、そちらをより嬉しく思う、もしくは思いたい!
「そうか、これから5つある距離を徐々に縮めて行けば良いのね!」
と、思うかもしれませんが、男性から見ると、どうやらそういうことではないようなのです。
男性にとって、距離というのは、あくまでカテゴライズ、仕分けの一環であり、単なる「仕分け結果」でしかないのかもしれません。
従って、「遠ざける」「縮める」といった、女性が重視しがちなプロセスは全く重要視されないのではないかと思われます。
もちろん、色々な状況によって、距離が移動する、ということはままありますが、あくまで移動した「結果」が重要であり、「移動」そのものが重要視されることはないのでは、ということです。
女性に比べ、男性が恋愛ものの作品をあまり好まないことが多いというのも、もしかしたらこういったところに理由があるのかもしれません。
男性にとって、結婚したい女性は出会った瞬間から決まってしまっている(それ故に、一度決意があれば物凄いスピードで話が決まって行く)ケースも少なくなかったりするので、最初は遠い距離だけど、少しずつ縮めてついに結婚!という考え方は極めて女性的だということが分かります。
つまり、博士の提唱する「5つの距離」を深く理解するには、
【男性の言う距離】
→その多くが物理的もしくは数値的なおかつ結果論である
【女性の言う距離】
→その多くが道のりや長さに関すること、あるいは遠近感やプロセスを重視した感情論である
※「距離感」という言葉を多用するなど
といった違いを踏まえた上で、
「距離」という概念の捉え方自体を考え直す必要があるのではないだろうか、ということです。
【彼の居場所】という視点から考えてみるシリーズ、第2回です。
前回、
「居心地の良さ」を深く知るためには
【居場所】
という概念が発生していることが重要であり、なおかつ
「彼が、あなたに居場所の提供を求めていない限りは、居心地の良さは成立し得ない(可能性がある)」
という私の仮説をお伝えいたしました。
そうすると、
実際彼はあなたに対してその居場所を求めているのかどうなのか?
私は彼にとって居場所を求められている存在なの?
ということが気になってくるはず。
今回は、これまたこちらでは既に有名になっている博士の理論を元に、そのヒントを探っていこうと思います。
まずは、ここから!―5つの距離を深く知る―
この真相を探るための大きなヒントになり得るのが、ズバリ。
博士が提唱されている
「5つの距離」
の話です。
5つの距離に関しましては、博士が執筆されたこちらの記事の記述を参考に、考えてみることにします。
多くの方にとっては、復習になるのではと思われますが、
私たち女性の大半は、男性の「好き」レベルを、おおよそ以下のように見ているのではないでしょうか。
「好き(=結婚したい)」
「普通(=友達、もしくは付き合えても結婚までは良いかな)」
「嫌い(=無理、近づかないで!)」
人によっては「好きになったら当然結婚したい!」と「嫌い」の白黒2択、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、多くの女性にとって「好き」な男性はひとりだけ、だったりします。
ところが、男性はどうやらそうではないようだ、との明快な理論を提唱されているのが、我らがぐっどうぃる博士です。
博士によると、男性の「好き」には4段階があり、それぞれ明確な距離感が存在しているとのこと。
「好きじゃない」も含めると、合計5つの距離に分類され、男性は、出会った全ての女性を即座にこの5つの距離に振り分けている、ということでした。
それが、以下です(一部を引用、若干の改訂を加えています)。
1.生理的に受け付けない
2.好きになってほしい。でも身体の関係を持ちたくない。
3.身体の関係は持ちたいが、付き合いたくはない
4.付き合いたいが、結婚はしたくない
5.結婚したいくらい好き
最も遠いとされる1から順に、5段階の距離がこのように示されています。
そして、1から5の距離に注釈を加える形で以下のチャートにまとめてみました。博士が提唱されている
「5つの距離」
の話です。
5つの距離に関しましては、博士が執筆されたこちらの記事の記述を参考に、考えてみることにします。
多くの方にとっては、復習になるのではと思われますが、
私たち女性の大半は、男性の「好き」レベルを、おおよそ以下のように見ているのではないでしょうか。
「好き(=結婚したい)」
「普通(=友達、もしくは付き合えても結婚までは良いかな)」
「嫌い(=無理、近づかないで!)」
人によっては「好きになったら当然結婚したい!」と「嫌い」の白黒2択、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、多くの女性にとって「好き」な男性はひとりだけ、だったりします。
ところが、男性はどうやらそうではないようだ、との明快な理論を提唱されているのが、我らがぐっどうぃる博士です。
博士によると、男性の「好き」には4段階があり、それぞれ明確な距離感が存在しているとのこと。
「好きじゃない」も含めると、合計5つの距離に分類され、男性は、出会った全ての女性を即座にこの5つの距離に振り分けている、ということでした。
それが、以下です(一部を引用、若干の改訂を加えています)。
1.生理的に受け付けない
2.好きになってほしい。でも身体の関係を持ちたくない。
3.身体の関係は持ちたいが、付き合いたくはない
4.付き合いたいが、結婚はしたくない
5.結婚したいくらい好き
最も遠いとされる1から順に、5段階の距離がこのように示されています。
【1】の距離←恋愛対象外
↑好きじゃない―♡―♡―♡―♡―♡―♡―♡―♡―
↓ 好き ↓
【2】の距離←恋愛対象には該当
【3】の距離←いわゆるセフレ関係
↓多くの場合超えられない壁がある↓
【4】の距離←正式な交際
【5】の距離←初めて結婚に至る
これを見ていただくと分かるように、「結婚」という目標を達成するには、5の(近い)距離を目指すよりほかない、ということになりますが、結果そのものよりもプロセスをより大切にする、もしくはしたい私達にとっては、
ex.)欲しいものをプレゼントでもらうという結果よりも、彼がプレゼントを手に入れるために労力をかけてくれることを望み、そちらをより嬉しく思う、もしくは思いたい!
「そうか、これから5つある距離を徐々に縮めて行けば良いのね!」
と、思うかもしれませんが、男性から見ると、どうやらそういうことではないようなのです。
男性にとって、距離というのは、あくまでカテゴライズ、仕分けの一環であり、単なる「仕分け結果」でしかないのかもしれません。
従って、「遠ざける」「縮める」といった、女性が重視しがちなプロセスは全く重要視されないのではないかと思われます。
もちろん、色々な状況によって、距離が移動する、ということはままありますが、あくまで移動した「結果」が重要であり、「移動」そのものが重要視されることはないのでは、ということです。
女性に比べ、男性が恋愛ものの作品をあまり好まないことが多いというのも、もしかしたらこういったところに理由があるのかもしれません。
男性にとって、結婚したい女性は出会った瞬間から決まってしまっている(それ故に、一度決意があれば物凄いスピードで話が決まって行く)ケースも少なくなかったりするので、最初は遠い距離だけど、少しずつ縮めてついに結婚!という考え方は極めて女性的だということが分かります。
つまり、博士の提唱する「5つの距離」を深く理解するには、
【男性の言う距離】
→その多くが物理的もしくは数値的なおかつ結果論である
【女性の言う距離】
→その多くが道のりや長さに関すること、あるいは遠近感やプロセスを重視した感情論である
※「距離感」という言葉を多用するなど
といった違いを踏まえた上で、
「距離」という概念の捉え方自体を考え直す必要があるのではないだろうか、ということです。
居場所を提供して欲しい男性vs.居場所を提供したい女性
好きな男性のためなら、何でもしたい、やってあげたい!
と思ってしまうのが、女心というもの。
彼が「居場所」を求めていると知ったら、早く提供したくて、いてもたってもいられない、という方も多いかもしれません。
ですが、ちょっと待って!
ようやっとここで、前回からお伝えしている
果たして
「彼はあなたに居場所を求めているのか?」
を真剣に考えるべき時が、やってきました。
ここで大いに役立つのが、先程から見てきた「5つの距離」の理論です。
結論から申し上げますと、
Q.彼はあなたに居場所を求めているのか?
の問いに対し、確実に「Yes」と断言できるのは、
【4の距離以上】になっている場合
です。
つまり、名実ともに「本命の恋人」と言われる状態ということになります。
もちろん、博士の言う
「恋人の定義」
1.彼からの告白
2.身体の関係がある
3.家族や友人などに紹介されている
はある程度満たしている必要があることに違いはありませんが、「居場所」という観点からその度合いを測りたい場合、「彼からの告白」というのは、大変重要なファクターになるでしょう。
ぐっどうぃる博士は、男性の立場(=メリット)から考えた時の、交際の意味に関して
「身体の関係を恒常的に持つのは、あなただけです」
という一種の契約のようなものだと言及されていたように心得ていますが、私の見解として、男性の「付き合ってください」という言葉は、このようにも解釈できるのではないかと思っています。
男性からの
付き合ってください
=あなたの中に、僕の居場所を作ってください
つまりは、男性からこのように言われ(告白され)、女性が承諾した時点で初めて、正しく居心地の良さを提供していくと、それらが確実に生きてくるのではないか、ということなのです。
では、それよりも遠い距離にいるとされる場合、つまりは正式な恋人関係になれていない場合、居場所は全く求められていないのだろうか、といえば、必ずしもそうとは限りません。
ただし、正式な恋人状態に比べ、居場所のスペースが極端に狭かったり、常設されていなかったりします。
また、同じような狭さや頻度で現れるスペースの女性が、他複数いたりすることもあるでしょう。
もちろん、居場所自体が完全に求められていないという場合もあります。
彼からみたあなたの位置付けである距離が遠ければ遠いほど、その可能性は高くなるでしょう。
このように、4の距離以下の正式な恋人関係とは言えない関係である場合、居場所という概念自体が、非常に不安定で、 不確実なものである、ということです。
さらに、この段階で悩んでいる女性の多くは、先ほどの5つの距離を確実に理解しきれていないことが多く、どうしても恋愛回路の強さや現実検討能力があいまって、希望的観測を見込んだ長さでの距離を測ってしまいがちです。
つまりは、彼との距離を実際よりもかなり近い距離で見積もってしまっているために、上手く行っていないというケースも散見されるように思います。
では、1〜3の距離に関してのまとめを確認してみましょう。
★1の距離★
この距離の場合、居場所は全く求められていないどころか、概念すらないパターンになります。
しかしながら、恋愛相談などで、この位置になってしまっているケースは、それほど多くはありません。
特に、恋愛が始まっていない、片思い段階、もしくは初見で1の距離ということは、実際のところほとんどないと思われます。
1の距離に置かれるケースで最も考えられるのは、かつて恋愛関係かそれに近い間柄において、破壊行動を積み重ねたり、重く振舞ったり、しつこく連絡するなど、彼の生存を脅かす行為をしてしまった場合でしょう。
1の距離を抜け出ることは実際ほとんどないと思いますが、あるとしたら、例えば物凄く太っていて、1の距離だったけれど、ダイエットをしたら見違えた、という場合はあるかもしれません。
★2の距離と3の距離★←重要Point!
さて、今回のレポートの山場は、間違いなくここです。
2の距離すなわち、
好きになってほしい、でも身体の関係は持ちたくない
と
3の距離
身体の関係は持ちたいが、付き合いたくはない
ふむふむ、簡単簡単。
「身体の関係があるかどうかで考えれば良いのね…?じゃあ、私たちは身体の関係があるからきっと、3の距離…」
いや、ちょっと待ってください!!
この部分の見極め、実はそんなに単純な話ではないかもしれないのです。
日々UPされる恋愛相談で見られる最も多くのケース(と言ってしまっても問題ないでしょう)は、この2と3の距離(いわゆる、曖昧な関係)に関連しているように思われます。
そして、2と3の距離の境目を正しく見極めるというのも、恋愛を成就させる上では、実は非常に重要なポイントとも言えるのです。
言い換えれば多くの人が、この部分を勘違いし、
「実際より近い距離で見積もってしまっている」
のが最大の原因だと言えるでしょう。
つまり、身体の関係がある、という事実だけを根拠に3の距離と見積もっているが、実際には2の距離を出ていない
というケースが後を絶たないのです。
先ほど、4の距離以下である場合、
「居場所」を求められても、不確実であることが多い
といったことをお話しました。
そして、距離が遠ければ遠いほど、不確実性が高まると同時に、居場所のスペースも狭くなり、常設頻度も落ちるということも、既に述べてきた通りです。
つまり、2の距離と3の距離においても、その差は想像以上に大きいということもまた事実。
この違いを的確に見極められるかどうかが、非常に重要だということになります。
―身体の関係があるのに、2の距離ってあり得るの?―
答えは「Yes」
実際のところ思っている以上によく見られるケースでもあります。
博士は、2の距離の定義を
好きになって欲しい。でも身体の関係を持ちたくない
としています。
いわゆる、自分はモテるという自信を常に与えてくれる「チヤホヤ要員」にしておきたい、ということ。
そして、
「積極的には身体の関係を持ちたくない」
という意味が含まれているものと考えます。
男性が「身体の関係を持ちたくない」とする主な理由としては、
1.相手に対して性的な魅力を感じない
2.その女性と身体の関係を持つと何らかのリスクが生じると思っている
→自分に本命の彼女がいる、その女性が親友の身内である、もしくはその女性の性格を熟知していて関係を持つと面倒なことになると察知しているなど
の2点が挙げられるかと思います。
1の理由が100%である場合は、そもそも1の距離に入れられる可能性が上がりますので、やはり2.の方の何かしらの「リスク」を抱えている例がほとんどではないかと思われます。
とは言え、多くの男性は、性欲自体自分から切っても切れない状態。
それは色々な理由、環境、状況から、
性欲がリスクを上回ってしまうことも少なからずあるということです。
また、100%生理的に無理でない(つまりは、1の距離ではない)なら、一時的にハードルが下がることも十分に考えられます。
お酒の勢いは、その典型と言えるでしょう。
「セックス」という用語が既に入っている、セックス至上主義or非セックス至上主義
の見極めであっても、「性欲の強さ」そのものが根拠にならない点からも、それは明らかでしょう。
なぜなら、性欲自体はどの男性もそれなりには持ち合わせているものだから。
つまり、
「一度身体の関係を持った」
という事実だけで、3の距離だとは到底判断できないということです。
たとえ、何回か身体の関係を持っていたとしても、
◎こちらから何かしら連絡やアクションをしなければ一切誘われることはない
◎こちらから連絡をしても、返信が極端に遅かったり、返ってこなかったりする
◎何かしらコストを求められる(いつもこちらが出向かなければならない、または費用負担を強いられるなど)
◎本命の相手がいる、もしくは自分と同様の相手が他に何人もいそう
といった要素が揃っている場合、それは
3の距離ではなく、実は2の距離である可能性が非常に高くなります。
性欲に突き動かされているだけの行為では、判別ができないということです。
一方、3の距離というのは、
身体の関係は持ちたいが、恋人にはしたくない
と定義されていますが、
これは、実際のところ、
(性的な魅力があり)恒常的に身体の関係を持っている
ということが前提のように思われます。
こちら側から何のアクションをしなくても、すぐに連絡がある、という場合ですね。
つまり、性欲+α(見た目の美しさその他)の部分を感じさせていなければならないということです。
セフレと呼べる相手が多くいるような男性でも、実際のところ、3の距離の女性というのは、その中でもそれほど多くはないのかもしれません。
博士も記事の中で書かれているように、こちらから好意を見せたとしても、遠ざかることはない(身体の関係以外にも恋人同士のようなことはされる)が、告白はされないような状態
と言ったことからも、3の距離とみなされるのは、単に身体の関係がある、というだけではなく、私たちが思っている以上に近くて恒常的な関係を築けている場合に限られる、ということが言えるのではないかと思います。
―2の距離と3の距離が見極められないと、どうなるの?―
実際のところ、不都合なことがいくつも起こり得ます。
まず、2の距離と3の距離とでは、求められる「居場所」の度合いが圧倒的に異なっているということ。
そして最大の問題は、
2の距離では「フリー作戦」が一切効かないということです。
何故なら、2の距離では、そこまでの居場所が求められていないから。
辛さに耐え抜いてフリー作戦をやり切ったのに失敗してしまう(やり切れなかった例はここでは省きます)例の大半が、距離の計測を誤っていることが原因なのではないかと思います。
また、「居心地の良さ」だと思っていることを頑張っているのに、何をどうやっても上手く行っている感じがしない、というのは、2の距離以下である可能性が高いということ。
そして、同じ3の距離だとしても、本命になれるパターンとそうでないパターンは、男性は既に決め込んでしまっているかもしれません。
もしかすると、同じ3の距離にも
3-A(恋人候補)/3-B(セフレ)
があるのかもしれませんし、
もしくは、この女性は3.1、この女性は3.5(同時並行で関係を持っているとは限りません)などと位置付けていて、4に限りなく近い女性ほど、本命になる可能性が上がる、ということが言えたりするのかも。
それはすなわち、
求められている居場所の大きさや常設頻度に左右されるということになってくるのでしょうね。
いずれにしても、2の距離か3の距離かを見極めるのは、「居場所」という観点から考えてみても、とても重要なアクションであることは、まず間違いありません。
「居心地の良さ」が伝わっている気がしない、なかなか成果が上がって来ない…という場合、5つの距離の計測を始めからやり直してみるということを是非、考えてみてください。
居場所居場所と言うけれど、具体的には何をどうするべきなの?
そもそも、居場所って何?
居心地の良さって、結果どう理解すれば良いの?
いよいよ次回から、それらの核心に、アプローチしていきます!
乞うご期待を。
【まとめ】
★5つの距離の定義を深く理解すると、居場所についても分かるようになる
→男性と女性では「距離」という言葉の捉え方自体が異なることに注目
★2の距離と3の距離の違いをしっかり把握する
→想像以上に両者の差は大きい!
お読みくださりありがとうございました。
―③に続く―
と思ってしまうのが、女心というもの。
彼が「居場所」を求めていると知ったら、早く提供したくて、いてもたってもいられない、という方も多いかもしれません。
ですが、ちょっと待って!
ようやっとここで、前回からお伝えしている
果たして
「彼はあなたに居場所を求めているのか?」
を真剣に考えるべき時が、やってきました。
ここで大いに役立つのが、先程から見てきた「5つの距離」の理論です。
結論から申し上げますと、
Q.彼はあなたに居場所を求めているのか?
の問いに対し、確実に「Yes」と断言できるのは、
【4の距離以上】になっている場合
です。
つまり、名実ともに「本命の恋人」と言われる状態ということになります。
もちろん、博士の言う
「恋人の定義」
1.彼からの告白
2.身体の関係がある
3.家族や友人などに紹介されている
はある程度満たしている必要があることに違いはありませんが、「居場所」という観点からその度合いを測りたい場合、「彼からの告白」というのは、大変重要なファクターになるでしょう。
ぐっどうぃる博士は、男性の立場(=メリット)から考えた時の、交際の意味に関して
「身体の関係を恒常的に持つのは、あなただけです」
という一種の契約のようなものだと言及されていたように心得ていますが、私の見解として、男性の「付き合ってください」という言葉は、このようにも解釈できるのではないかと思っています。
男性からの
付き合ってください
=あなたの中に、僕の居場所を作ってください
つまりは、男性からこのように言われ(告白され)、女性が承諾した時点で初めて、正しく居心地の良さを提供していくと、それらが確実に生きてくるのではないか、ということなのです。
では、それよりも遠い距離にいるとされる場合、つまりは正式な恋人関係になれていない場合、居場所は全く求められていないのだろうか、といえば、必ずしもそうとは限りません。
ただし、正式な恋人状態に比べ、居場所のスペースが極端に狭かったり、常設されていなかったりします。
また、同じような狭さや頻度で現れるスペースの女性が、他複数いたりすることもあるでしょう。
もちろん、居場所自体が完全に求められていないという場合もあります。
彼からみたあなたの位置付けである距離が遠ければ遠いほど、その可能性は高くなるでしょう。
このように、4の距離以下の正式な恋人関係とは言えない関係である場合、居場所という概念自体が、非常に不安定で、 不確実なものである、ということです。
さらに、この段階で悩んでいる女性の多くは、先ほどの5つの距離を確実に理解しきれていないことが多く、どうしても恋愛回路の強さや現実検討能力があいまって、希望的観測を見込んだ長さでの距離を測ってしまいがちです。
つまりは、彼との距離を実際よりもかなり近い距離で見積もってしまっているために、上手く行っていないというケースも散見されるように思います。
では、1〜3の距離に関してのまとめを確認してみましょう。
★1の距離★
この距離の場合、居場所は全く求められていないどころか、概念すらないパターンになります。
しかしながら、恋愛相談などで、この位置になってしまっているケースは、それほど多くはありません。
特に、恋愛が始まっていない、片思い段階、もしくは初見で1の距離ということは、実際のところほとんどないと思われます。
1の距離に置かれるケースで最も考えられるのは、かつて恋愛関係かそれに近い間柄において、破壊行動を積み重ねたり、重く振舞ったり、しつこく連絡するなど、彼の生存を脅かす行為をしてしまった場合でしょう。
1の距離を抜け出ることは実際ほとんどないと思いますが、あるとしたら、例えば物凄く太っていて、1の距離だったけれど、ダイエットをしたら見違えた、という場合はあるかもしれません。
★2の距離と3の距離★←重要Point!
さて、今回のレポートの山場は、間違いなくここです。
2の距離すなわち、
好きになってほしい、でも身体の関係は持ちたくない
と
3の距離
身体の関係は持ちたいが、付き合いたくはない
ふむふむ、簡単簡単。
「身体の関係があるかどうかで考えれば良いのね…?じゃあ、私たちは身体の関係があるからきっと、3の距離…」
いや、ちょっと待ってください!!
この部分の見極め、実はそんなに単純な話ではないかもしれないのです。
日々UPされる恋愛相談で見られる最も多くのケース(と言ってしまっても問題ないでしょう)は、この2と3の距離(いわゆる、曖昧な関係)に関連しているように思われます。
そして、2と3の距離の境目を正しく見極めるというのも、恋愛を成就させる上では、実は非常に重要なポイントとも言えるのです。
言い換えれば多くの人が、この部分を勘違いし、
「実際より近い距離で見積もってしまっている」
のが最大の原因だと言えるでしょう。
つまり、身体の関係がある、という事実だけを根拠に3の距離と見積もっているが、実際には2の距離を出ていない
というケースが後を絶たないのです。
先ほど、4の距離以下である場合、
「居場所」を求められても、不確実であることが多い
といったことをお話しました。
そして、距離が遠ければ遠いほど、不確実性が高まると同時に、居場所のスペースも狭くなり、常設頻度も落ちるということも、既に述べてきた通りです。
つまり、2の距離と3の距離においても、その差は想像以上に大きいということもまた事実。
この違いを的確に見極められるかどうかが、非常に重要だということになります。
―身体の関係があるのに、2の距離ってあり得るの?―
答えは「Yes」
実際のところ思っている以上によく見られるケースでもあります。
博士は、2の距離の定義を
好きになって欲しい。でも身体の関係を持ちたくない
としています。
いわゆる、自分はモテるという自信を常に与えてくれる「チヤホヤ要員」にしておきたい、ということ。
そして、
「積極的には身体の関係を持ちたくない」
という意味が含まれているものと考えます。
男性が「身体の関係を持ちたくない」とする主な理由としては、
1.相手に対して性的な魅力を感じない
2.その女性と身体の関係を持つと何らかのリスクが生じると思っている
→自分に本命の彼女がいる、その女性が親友の身内である、もしくはその女性の性格を熟知していて関係を持つと面倒なことになると察知しているなど
の2点が挙げられるかと思います。
1の理由が100%である場合は、そもそも1の距離に入れられる可能性が上がりますので、やはり2.の方の何かしらの「リスク」を抱えている例がほとんどではないかと思われます。
とは言え、多くの男性は、性欲自体自分から切っても切れない状態。
それは色々な理由、環境、状況から、
性欲がリスクを上回ってしまうことも少なからずあるということです。
また、100%生理的に無理でない(つまりは、1の距離ではない)なら、一時的にハードルが下がることも十分に考えられます。
お酒の勢いは、その典型と言えるでしょう。
「セックス」という用語が既に入っている、セックス至上主義or非セックス至上主義
の見極めであっても、「性欲の強さ」そのものが根拠にならない点からも、それは明らかでしょう。
なぜなら、性欲自体はどの男性もそれなりには持ち合わせているものだから。
つまり、
「一度身体の関係を持った」
という事実だけで、3の距離だとは到底判断できないということです。
たとえ、何回か身体の関係を持っていたとしても、
◎こちらから何かしら連絡やアクションをしなければ一切誘われることはない
◎こちらから連絡をしても、返信が極端に遅かったり、返ってこなかったりする
◎何かしらコストを求められる(いつもこちらが出向かなければならない、または費用負担を強いられるなど)
◎本命の相手がいる、もしくは自分と同様の相手が他に何人もいそう
といった要素が揃っている場合、それは
3の距離ではなく、実は2の距離である可能性が非常に高くなります。
性欲に突き動かされているだけの行為では、判別ができないということです。
一方、3の距離というのは、
身体の関係は持ちたいが、恋人にはしたくない
と定義されていますが、
これは、実際のところ、
(性的な魅力があり)恒常的に身体の関係を持っている
ということが前提のように思われます。
こちら側から何のアクションをしなくても、すぐに連絡がある、という場合ですね。
つまり、性欲+α(見た目の美しさその他)の部分を感じさせていなければならないということです。
セフレと呼べる相手が多くいるような男性でも、実際のところ、3の距離の女性というのは、その中でもそれほど多くはないのかもしれません。
博士も記事の中で書かれているように、こちらから好意を見せたとしても、遠ざかることはない(身体の関係以外にも恋人同士のようなことはされる)が、告白はされないような状態
と言ったことからも、3の距離とみなされるのは、単に身体の関係がある、というだけではなく、私たちが思っている以上に近くて恒常的な関係を築けている場合に限られる、ということが言えるのではないかと思います。
―2の距離と3の距離が見極められないと、どうなるの?―
実際のところ、不都合なことがいくつも起こり得ます。
まず、2の距離と3の距離とでは、求められる「居場所」の度合いが圧倒的に異なっているということ。
そして最大の問題は、
2の距離では「フリー作戦」が一切効かないということです。
何故なら、2の距離では、そこまでの居場所が求められていないから。
辛さに耐え抜いてフリー作戦をやり切ったのに失敗してしまう(やり切れなかった例はここでは省きます)例の大半が、距離の計測を誤っていることが原因なのではないかと思います。
また、「居心地の良さ」だと思っていることを頑張っているのに、何をどうやっても上手く行っている感じがしない、というのは、2の距離以下である可能性が高いということ。
そして、同じ3の距離だとしても、本命になれるパターンとそうでないパターンは、男性は既に決め込んでしまっているかもしれません。
もしかすると、同じ3の距離にも
3-A(恋人候補)/3-B(セフレ)
があるのかもしれませんし、
もしくは、この女性は3.1、この女性は3.5(同時並行で関係を持っているとは限りません)などと位置付けていて、4に限りなく近い女性ほど、本命になる可能性が上がる、ということが言えたりするのかも。
それはすなわち、
求められている居場所の大きさや常設頻度に左右されるということになってくるのでしょうね。
いずれにしても、2の距離か3の距離かを見極めるのは、「居場所」という観点から考えてみても、とても重要なアクションであることは、まず間違いありません。
「居心地の良さ」が伝わっている気がしない、なかなか成果が上がって来ない…という場合、5つの距離の計測を始めからやり直してみるということを是非、考えてみてください。
居場所居場所と言うけれど、具体的には何をどうするべきなの?
そもそも、居場所って何?
居心地の良さって、結果どう理解すれば良いの?
いよいよ次回から、それらの核心に、アプローチしていきます!
乞うご期待を。
【まとめ】
★5つの距離の定義を深く理解すると、居場所についても分かるようになる
→男性と女性では「距離」という言葉の捉え方自体が異なることに注目
★2の距離と3の距離の違いをしっかり把握する
→想像以上に両者の差は大きい!
お読みくださりありがとうございました。
―③に続く―