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投稿内容
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■ずばりどうしたいか?
・とにかく「感情」というものに疲れました。
「感情」をなくして生きたいです。
100%無くす事はできないと思いますが、少しでも「感情」をなくすには、どうすればよいですか?
・人間というものを理解して、自分の思うように、誘導できる接し方を学びたい。
■あなた(相談者)の年齢と性別、相手の年齢と性別。
あなた 45歳
■あなたの状態と相手の状態
私は、クラブのママ
相手は、従業員の女の子
またはお客様
■これまでの経緯を時系列で教えてください。
■具体的な相談
・水商売は、人間を動かす仕事なので、
感情的にならず、人間をうごかせるようになりたいです。
・お客様(男性)を来させる心理とは。
・ホステスをうまくのせて仕事させるには。
・自分自身が、従業員ホステス任せではなく、お客様に直接強く(関係性が築けている)なければなりません。
いちホステスと違い、一歩引かれてしまう立場ですが、関係性を深めるにはどうすればよいでしようか。
・水商売していると、いろんな人に接していて心が病みます。
少しでも、人間の性質を理解してうまく楽に付き合いたいです。
どのような訓練をすれば良いですか?
以上です。
宜しくお願い致します。
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mi2さん。
僕の意見を言います。
・とにかく「感情」というものに疲れました。
「感情」をなくして生きたいです。
●その気持ちはよく理解できます。
100%無くす事はできないと思いますが、少しでも「感情」をなくすには、どうすればよいですか?
●最後まで文章を読んだ上で言えば、今のmi2さんの仕事は特に感情を動かされる仕事だと思いますので、その仕事から離れるのが良いと思います。
感情の起伏をなくすことに最も良い方法は、利害関係を減らすというものです。
悩みの多くは近くにいる深い関係の誰かがもたらします。
人間関係が悩みをもたらすということです。
人と関わることをやめれば、感情の起伏は減るでしょう。
それが難しいとなると、(古い本になりますが)
https://u-rennai.jp/library/detail/58/
グサリとくる一言をはね返す心の護身術
は、お勧めです。
その中の一つの手法を紹介します。
この本によれば、mi2さんのように感情に振り回されて疲れてしまう人の多くは、誰にでも同じように心を開いてしまっているようなのです。
そうではなく、基本的には「心のシャッターを閉じておくべきだ」とこの本は言います。
たとえば、医者が全ての重い患者に心を開いていれば、治せなかったり、死んで行く人々に心底落ち込む日々を送るでしょう。
医者は医者モードになるので患者に振り回されずにすみます。
営業も営業モードになるので、客に頭を簡単に下げられたりします。
仕事場に行く時、mi2さんはここからは経営者モードになると自分を設定して、その役に徹するのです。
それから、感情をなくすのにおすすめなのは、座禅です。
曹洞宗の仏教の座禅を組んだり、その考え方を学ぶと、感情をなくすことができるようになるでしょう。
そもそも仏教は苦しみをなくすテクニックを教える宗教で、
その一つの方法が禅なのです。
1日20分毎日やると、心がリフレッシュされるでしょう。
ここ数年はマインドフルネスという言葉とともにこの方法が世界でも注目されています。
それから健康でいることも重要です。
睡眠を7時間程度とり、規則正しい生活をすると、ネガティブな感情が減るでしょう。
それから言葉を吐き出す場所をつくることです。
自分を否定せず共感する人を見つけることで、ネガィブな感情が減ります。
この吐き出す相手は、利害関係がなく、同じ価値観を持つ相手でないといけません。
何かを吐き出したら助言をしてきたり、説教をしてくる相手は言葉を吐き出す場所としてむいていません。
「「感情」をなくして生きたい」というのは、具体的な悩みがもたらしていることが多いです。
その問題が解決したら、その気持ちがなくなるかもしれません。
・人間というものを理解して、自分の思うように、誘導できる接し方を学びたい。
●逆説的ですが、
1)人間というものを理解すると、人を自分の思うように誘導することの難しさも見えてきます。
2)人間というものを理解すると、相手の気持ちに共感しすぎて、思い通りにしようという気持ちが失せてしまいます。
この2つの副作用とともに、相手もある程度動かせるようになります。
人間というものを多分、mi2さんよりは理解している僕に言わせると、人間を理解していると理解していない時より疲れます。
トラブルには巻き込まれなくなりますが、疲れてしまいます。
その人が話していることとその裏の意味が同時にわかりますし、
本人が本気で約束したとしても、それが守られない可能性が高いことを知っているわけです。
その人の性(さが)から、これ以上追い込むと逃げ出すとか、この人は価値観にないことは理解できず拒絶してしまうとかもわかります。
その人の限界も見えてきます。その人が未来にどうなるかも見えています。
それら全てが見えた上で雑談をするのは辛いですし、約束をさせるのも面倒くさい。
それが組織であれば、複数のそんな人たちが集まって何かをしているわけで、疲れてしまいます。
多くの人と距離を置きたくなるでしょう。
お勧めの海外ドラマがあります。
それは、ハウスオブカードです。シーズン1と2だけが特にお勧めです。
字幕を追うのが大変であれば吹き替え版をお勧めします。
ここに出てくる主人公フランクアンダーウッドのようになれば、疲れることなく相手を思い通りにできるでしょう。
ぜひ見てください。
誰か100パーセント信頼できる人はいますか?
そういう人がいると幾分心が安らぐでしょう。
全員に心を開く必要はなく、信頼のできる誰かだけに心を開くことで今の悩みが軽減されると思います。
あなたの状態と相手の状態
私は、クラブのママ
相手は、従業員の女の子
またはお客様
●具体的な悩みを解決していく過程で、mi2さんが抱える抽象的な問題(感情をなくしたい)を解決できる可能性があります。
これまでの経緯を時系列で教えてください。
具体的な相談
・水商売は、人間を動かす仕事なので、
感情的にならず、人間をうごかせるようになりたいです。
●ここで問題なのは、
ある特定の従業員がmi2さんを悩ませているのか、従業員全員がmi2さんを悩ませているかです。
それから、その従業員(あるいは従業員たち)がmi2さんを敵と思っているか、仲間と思っているかでしょう。
mi2さんが困っているのは、困らせている従業員がmi2さんを味方だと思っていない可能性が高いです。
このヒントとなる書籍は以下の3冊で、
●よい上司ほど部下をダメにする
ジャン=フランソワ マンゾーニ著
http://amzn.asia/d/5LvCwT2
●管理しない会社がうまくいくワケ
アービンジャー・インスティチュート著
http://amzn.asia/d/7eGBa2S
●仕事は楽しいかね? 2
デイル・ドーテン
http://amzn.asia/d/gfIsrQS
この3冊の通りに半年間活動すると、従業員からのストレスはなくなると思います。
お客様(男性)を来させる心理とは。
●お客さんは男性の中のある特殊な状態の人で特殊な人種だと予想します。
というのも、全ての男性がクラブにいくわけではないからです。
1)仕事のストレスが溜まった男性
2)察する能力の低い人、
https://u-rennai.jp/s/u/VWvJP3/
「察する能力が低い」
3)男子校系の男性が多そうです。
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20120731/131161/
https://u-rennai.jp/contents/course/294
https://u-rennai.jp/contents/course/301
男子校系、共学系
1は、非日常と非現実を求めています。現実の仕事や職場から感じるあらゆる場所から離れていることを好むでしょう。
2は、わかりやすいエンタメを求めています。
クラブに来る男性は典型的なクラブを味わわせれば喜ぶのだろうと想像します。
ただ、一方で「察する能力の高い」人が世の中に流行を作るので、少しだけ独自のブランドが必要です。
3)これは典型的な女性をもとめるということです。
女性らしい女性です。
以下URLの性的な魅力の高い女性です。
https://u-rennai.jp/contents/course/720
競合他社が多い場合、上でも少し書きましたが「ブランディング」が重要です。
他のお店にはない、もう一度会いたくなる人格をお店に持たすこと、これがブランディングです。
このヒントとなるのは、
https://u-rennai.jp/library/detail/405/
「なぜみんなスターバックスに行きたがるのか?」
↑この本です。
他の店と同じことをしていても、お客さんの奪い合いです。
安さで勝負するのも限界があります。
そうではなく、お客さんが必要としている人格をお店に持たせるのです。
それはmi2さんが持っている魅力とも関係しているかもしれません。
背伸びをしたブランディングは長く続かないからです。
まあ、読んでみてください。
それから、お客さんの人気になるホステス(クラブではなんと呼ぶのでしょう?)が来たくなるお店になることも重要です。
(もしかして僕はmi2さんの営んでいるクラブと違うクラブを想像していますでしょうか?)
・ホステスをうまくのせて仕事させるには。
●人間というのは、自分のことしか考えていません。
そして従業員を動かす要因は2つあります。
一つ目は衛生要因、もう一つは動機付け要因
https://www.motivation-up.com/motivation/herzberg.html
↑
これですね。
(なおこのサイトは今適当に検索したので、内容は保証しません)
これらがひとそれぞれ違うかもしれません。
もし先ほど勧めた3冊の本を理解し、従業員を味方につけたなら、彼らの動機づけ要因がわかり、
それを刺激してうまくのせることができるでしょう。
またホステスにしろ何にしろ、重要なことは、公平性です。
誰かを贔屓したり、冷遇したりすると、従業員の心は離れます。
能力が高い人には良い給料を与えたり、厚遇するのはありですが、それが誰の目から見ても明確でないといけません。
これらも先ほど紹介した3冊の本を読むとわかると予想します。
・自分自身が、従業員ホステス任せではなく、お客様に直接強く(関係性が築けている)なければなりません。
●そうですか。
いちホステスと違い、一歩引かれてしまう立場ですが、関係性を深めるにはどうすればよいでしようか。
●経営者かつ現場というのはとても難しいですね。
普通は現場から距離を置いて経営に力を入れると思います。
もし経営者が現場に入るなら、自分は一歩引いて部下たちを活躍させることでしょうね。
部下を後で褒めたり、部下に美味しいところを譲ったりするのでしょう。
この上司のために働きたいと思わせないといけません。
そこでも、公平性が重要です。
誰かがえこひいきしていると思われてはいけません。
・水商売していると、いろんな人に接していて心が病みます。
●それは、その人たちに心を開いてしまっているからだと思います。
心を閉じて、観察対象だと考えるようにすべきだと思います。
少しでも、人間の性質を理解してうまく楽に付き合いたいです。
どのような訓練をすれば良いですか?
●上の本を読み実践することです。
1)マネージメントの本
2)男性心理の本
3)感情をコントロール本
の3つが上で紹介した本に含まれています。
あと、立川ルリ子先生もクラブのようなものを複数経営している経営者だったと思います。
現場であり、プレイヤーだったと思います。
そんな中から編み出された、立川先生の本はどれも役立つと予想します。
あと、立川先生は電話などでのセッションもあるので、本を読んで共感するなら受けてみてはいかがでしょう?
もし具体的な悩みがあるなら教えてください。
僕もより具体的な提案ができるかもしれません。
クラブは専門ではないので大した助言ができない可能性もありますが。
僕の意見は以上です。
※優先チケット番号1148
ぐっどうぃる博士 2018-11-19 17:06