30万人を魅了!?“やまとなでしこ的いい女”のルールが明らかに
女性の社会進出が叫ばれて以来、日本でも欧米のような“自分の意見を持った強くたくましい女性が素晴らしい”という風潮ができつつあります。
しかし一方では、一歩引くことの大切さや奥ゆかしい女性になるための方法など、いわゆる「やまとなでしこ」的な女性論をつぶやいた「いい女.bot(@ionnnabot)」というツイッターアカウントが、フォロワー30万人を超え、日本で生まれ育った私たちだからこそできる、日本人ならではの“女の磨き方”にも注目が集まっています。
今回は、その注目度の高さからついに書籍化もされた『やまとなでしこ的“いい女”のルール』より、今すぐ心に書き留めておきたい4つのルールを抜粋し、ご紹介したいと思います。
■ナデシコの花のような女性になる
やまとなでしこの由来にもなったナデシコの花は、控えめでありながらも、独特の形や色に主張があります。また花言葉は「可憐」ですが、痩せた土地にも根付くことができ、雨風にも耐え抜く強さがあります。
そんなナデシコの花のように、黙って微笑む優しく可憐な佇まいを見せつつも、芯は強い女性を目指すことがやまとなでしこ的ルールのひとつといえるでしょう。
■自分に合った生き方を見つける
旅行をしたり本を読んだりすることで、世界のさまざまな価値観や生き方を知ることは、自分を掴むきっかけにもなります。
ニューヨーカー的生き方やパリジェンヌ的生き方に憧れを抱き、そんなふうに自分も生きてみたいと願うことは、自分に合ってさえいれば大いにけっこうなこと。
ただし自分に合わない生き方を無理に実践することはやめましょう。
世界を見たうえで、改めて日本のことを学び、日本人らしい生き方が一番合うと気づくことも多いものです。
■何事も八分目を心がけるようにする
奥ゆかしい女性になるためには、「八分目」を知ることが大切です。全てを知りたいと思っても、八分目までで止めておく。全てを言いたくなっても、八分目までで止めておく。こんなふうに自分の感情に2割の余白を作っておくことで、気持ちにブレーキがかかりやすくなり、結果的にストレスフリーな生活を送ることができるようになるのです。
■守ってあげたいと思わせる女になる
上手に愛されるには、初対面から男性に「守ってあげたい人」と思わせることが肝心です。男性の「守ってあげたい」という感情は、その女性がか弱いだけでなく、強い女性に対しても抱くものです。そのことをまずは知り、自分の弱さも強さも含めてどちらも認めてあげましょう。もし強がりな人がいても、その強がりという弱さで相手から愛してもらえるはずです。
以上4つのルールを抜粋しましたが、『どんなときでも自信があって、自由で、美しい やまとなでしこ的“いい女”のルール』(著・いい女.bot)には、やまとなでしことして人を魅了する計51ものルールが紹介されています。
本著を読み進めれば、“日本的な女らしさ”がごくごく自然に身に付くだけでなく、着物など日本文化の魅力や数々の大和言葉についての知識、侘び寂などに代表される日本の美学についての見識などが深まることに気づかされます。表層部分だけでなく、心根からやまとなでしこにさせてくれる珠玉の1冊をぜひ参考にしてみては。
『どんなときでも自信があって、自由で、美しい やまとなでしこ的“いい女”のルール』
いい女.bot
大和出版
(文=吉田奈美/ 恋愛ユニバーシティ)
吉田奈美 / 恋愛ユニバーシティ (フリーランスライター)
フリーランスライター。女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。また書籍の企画・構成も行っている。B級裁判や恋愛にまつわる裁判傍聴ライターとしても活動しており、『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)を出版。フジテレビ『ホンマでっか!? TV』、テレビ東京『暴露ナイト』、関西テレビ『今週のスポットライト』、BSスカパー『ダラケ!』等、テレビ出演も。
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