「いい女」だけの特権なの? 年上の彼がおごってくれないワケ
おごってもらえるのは「いい女」だけ?
男性が年上で、女性が年下、という夫婦やカップルは割と多いのではないでしょうか。若い頃には、同年代の男性たちが精神的に幼く見えて、ちょっと年上の男性の落ち着いた雰囲気に惹かれた、という人も多いかと思います。5歳くらいであれば、年が離れていてもそれほど年齢的な差は感じないかもしれませんが、8歳、10歳と離れていくと徐々にジェネレーションギャップが生じたりしますよね。 もちろん、経済的にも一般的に年上男性の方が豊かなので、交際中は美味しい思いができる場合もあります。そんな素敵な彼と付き合っていれば、いい女でいられるよう自分磨きを続けよう!というモチベーションも湧いてきますよね。
今回は「年上の彼が、安いお店でもおごるのを嫌がります。もっとお家デートでご飯を作ってあげるべきでしょうか?」という切実なお悩みが恋愛ユニバーシティに寄せられました。10歳以上年上の彼と付き合っているという相談者さん。それだけ年齢が離れていると、金銭感覚や結婚に関する考えなど、色々と考え方の違いや距離感が難しそうですが・・・。
【相談】彼が、デート代を負担することを嫌がります。もっと私が尽くすべきでしょうか?
10歳以上年上の彼と付き合っています。私はまだ勤め始めたばかりなので、生活費を抜くとほとんど使えるお金がない状態で、それは彼にも伝えてあります。家には色々と買い足したものがありますが、新生活に必要なものばかりです。
彼と付き合い始めてから半年ほどたちますが、ケンカをした際に、「デート代をすべて出すことに不満がある」と言われてしまいました。デート代とは言っても、デートで行くのはファミレスのような安めのお店が多い上に、彼のお家でのデートの確率の方が高く、その時は全て私が料理し、片づけまで行っています。
しかも彼の家が遠いため、食事代と同じぐらい交通費がかかっているので悩んでいます。
彼が私におごってくれないのは、私がいい女ではなく、愛されていないからなのではないかと考えてしまって不安です。(20代前半・女性)
恋愛の悩みに感度の高い恋ユニユーザーから多くの支持を集めていた回答をまとめると次のようなものでした。
結婚するなら少しぐらいケチな方がいい!?
「彼の性格が分からないのでなんとも言えませんが、一般的に、『ケチ』や『お金を出すのを渋る』男性は女性に敬遠されがちですが、『結婚』するには、『少々の』ケチはお勧めかも知れません。
ただし、この『少々の』がポイントです。まず、『ケチ』は女性にはモテません。そして、余り遊びません。遊んでも、女性と続きません。これらの事を踏まえて、彼との今後を考えてみて下さい。」とアドバイスする恋ユニユーザー。
確かにお金を際限なく使ってしまう彼よりは、金銭感覚がしっかりしている彼の方が、将来的には堅実な家庭を築けそうですよね。
でも、相談者さんは現在お金が無くて辛い状態。それをわかっているならちょっとぐらい負担してくれても…と思うのは自然な感情とも思えます。でも、「年上なんだから、全額出してくれるのが当たり前!」とお会計時にお財布を出さないのは、いい女とは言い難いですよね。相談者さんも少しずつ意識改革が必要なようです。
彼がおごってくれないのは愛情がないから?
相談者さんは、キャバクラに勤める友人に彼のことを相談したとき、「魅力がないからお金を出してもらえないのでは・・・」と、言われたことを気にしていました。それに対し、「キャバクラの女性は 『いかに男性にお店に来て沢山お金を払ってもらうか』がお仕事ですから、比べてはいけません。彼女は、あくまでビジネスです。」と指摘する恋ユニユーザーも。
相談者さんは他にも同じような恋ユニユーザー達からアドバイスを受けて、「社会的に女はお金を出してもらうもの、とか若ければ優遇される、とか年上なら余裕がなきゃいけないとか、固定観念に縛られてました。」と目からウロコが落ちた様子。
確かに男性が「何が何でも手に入れたい!」と思う「いい女」は存在しますし、追いかけられている方が女性としても「愛されている」感じがして嬉しいですよね。
しかし、おごったりプレゼントをしたりということは、彼の性格や収入によって左右される場合も多くあります。
「男性だったら愛しているならおごってくれるはず!」という固定観念に縛られてしまうと、自分で自分を追い込む結果になってしまうこともあります。
男性がおごりたくなる女性と、ワリカンにしたくなる女性の2つの違い
尽くすだけがいい女ではない! 自分の状態をしっかり分析する
「相談者さんが彼の態度にイライラして、悲しくなってしまうのは『お金をかけてくれない=自分の女としての価値はそこまでなのか』という気持ちを刺激されるからではないでしょうか。」と、相談者さんを冷静に分析する恋ユニユーザーも。また、「相談者さんに必要なのは、自分をもっと愛してあげて、自信をもつことです。」「若いんだし、もっと自信をもちましょう!!」と相談者さんを励ます恋ユニユーザーもいました。
スキルアップや勉強、見た目を磨くなど、「いい女」になるためには自分自身を磨き、まずは自分で自分を愛し、自信を持つことが大切です。「いい女」だと周りに思われる女性は、自分が「いい女」だという自覚を持っており、それを武器にしていることも多いはず。相談者さんには若さという武器もあるのであまり卑屈にならずに、彼自身が「ケチ」という性格であり、むしろ結婚には向いてるかも、と割り切ることも必要なのではないでしょうか。
いい女と都合のいい女の違いって? 彼と結婚するために必要なこと
女性は、どれだけ彼が尽くして追いかけてくれるか、ということで愛情をはかりがちですが、彼にも性格や事情があります。その一点だけで愛情をはかってしまうと、色々なことを見誤ってしまうかもしれません。彼が「おごりたい!」と思ういい女を目指すのは必要なことですが、それだけに縛られ過ぎないようにしましょう。
この記事は、相談者本人が特定されないため、記事の意図に影響のない範囲で内容を変えています。
参照:みんなの恋愛相談<恋人>「年上の彼が、安いお店でもおごるのを嫌がります。もっとお家デートでご飯を作ってあげるべきでしょうか?」
(尚/恋愛ユニバーシティ)
伊藤尚 / 恋愛ユニバーシティ (WEBライター)
アラサー女子のフリーライター(稀にデザイナー)。ある時は素人女優、ある時は素人音楽家、他趣味多数。ダメンズ好きからの卒業経験を活かし、皆さんと一緒に悩んだり怒ったりしながら「納得感」のある記事を配信します。
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