質問家・マツダミヒロさんインタビュー全3回vol.2〜運命の人は彼? 迷った時の「魔法のしつもん」
運命の人を知るための魔法のしつもん
今お付き合いしている彼は、本当に「運命の人」なの?
そんな迷いも「しつもん」するだけで、答えが見えてくることがあります。
3回にわたってお届けする質問家 マツダミヒロさんのインタビュー2回目は、本当の運命の人を見分けるための方法です。彼が運命の人なのか知るための「しつもん」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
「しつもん」することで、自分の恋愛が見えてくる。そんな「しつもん」の奥深さをぜひあなたも体験してみては。(恋愛ユニバーシティ)
マツダミヒロ先生
「魔法の質問」主宰。質問家。ライフトラベラー。時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅しながら、各国で 「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超える。 1年のうち300日は海外に滞在。カウンセリングやコーチングの理論をベースに、自分自身と人に日々問いかけるプロセスを集約し、独自のメソッドを開発。質問するだけで、魔法にかかったようにやる気と能力が引き出され、行動が起こせるようになることから、「魔法の質問」と名づける。 そのメルマガの読者は5万人を超える。
「運命の人」を知るためのしつもん
山際 前回は「出逢い」のためのしつもんを教えていただきました。続いては出逢った相手が運命の人かどうかを知るためのしつもんを教えてください。
マツダ では、これらのしつもんにまず答えてみてください。
・「怒るときはどんな風に怒られたいですか?」
・「お金で買えないものは何ですか?」
・「どんなスキンシップが理想ですか?」
・「3000万円を自由に使えるとしたら何に使いますか?」
山際 かなり具体的なしつもんもが多いですね。
マツダ 実は、最初の「この人と一生はぐくんでいきたいですか?」というしつもんが一番大事です。これはイエスじゃないと、そもそも終わりなんですが。
山際 イエスではない場合も多いのですか?
マツダ 多いですよ。同じような相談で多いのは「好きな人がいて結婚しようかどうか迷っているんですけど、どうしようかな」というパターン。これは結構よくあります。
山際 それに対してマツダさんはどういうしつもんをなさるんですか?
マツダ その時の僕のしつもんは実にシンプルです。
「結婚したいの?」。
するとこれに対する答えは2パターンでてくるんです。ひとつは
「したいです」
ただ、この答えの人はほとんどいないんです。
山際 えぇ!
マツダ もうひとつは
「いい人なんですよ」
「素敵なひとなんですよ」
と。
山際 ああ、ありそうですね。
マツダ 「結婚したいの?」に対する答えは「イエス」か「ノー」じゃないですか。でも実際は「イエス」か「イエス以外」なんです。
山際 なるほど。
マツダ 「イエス以外」は結構危険なんです。頭で考えていて「いや、いい人なんです。収入もあるし、優しいし性格もいいしいいんじゃないかなと」と。じゃ「結婚したいの?」と聞くと、「いい人なんです」と。
山際 答えになっていない((笑)
マツダ こういう場合がすごく多いです。
山際 踏み切れない?
マツダ というか「イエスじゃない」だけです。
山際 「イエスじゃない」ことを自分がわかっていないと。
あなたはどっち?愛の選択vs恐れの選択
マツダ そうそうそう。そうなんです。僕はこれらの表現を愛の選択か恐れの選択かだと解釈しています。愛の選択はwantなので、「したい」。恐れの選択は「したほうがいい、しなければいけない」というものなんですね。
山際 恐れの選択をするのはなぜですか?
マツダ たとえば、「もう35歳だし、もう結婚したほうがいいよね」というのは恐れの選択。「親がうるさいしもう結婚したほうがいいよね」っていうのも恐れの選択です。恐れの選択をしていくと、たいていうまくいかないんです。愛の選択はとてもうまくいきますよ。愛の選択をするためには自分に正直でいることが大事なんです。要はしたいかしたくないかというところにいきつく。
山際 実はシンプル。「イエス」でなければ、もう違っているということですよね。
マツダ だから僕のしゃべることはだいぶ少ないです。「したいの?したくないの?」だけ(笑)
山際「したくないんだ」って言っていますよと気づかせていくという。
マツダ たとえば「一生はぐくみたいの?」と聞かれても「そういわれても・・・」みたいな。別の言葉でいうと覚悟があるかということだと思うんですけど。
運命の人は見つけるのではなく、はぐくむもの
Love Card(上)はじめ、
マツダさん考案の
ライフトラベラー・グッズ
山際 ただ、運命の人かどうか、迷ってしまうというのはどうしてもあると思いますが。
マツダ でもそもそも、運命の人を見つけようと思っても見つからないんですよ。なぜなら運命の人っていないから。
山際 い、いない・・・。
マツダ 運命の人ははぐくむんですよ。はぐくむことがすごく重要で、なんかみんなできあがった製品を買おうとしているんですよ
山際 確かに。しかもできるだけ性能のよいものを・・・。
マツダ そうそう。でも自分のタイプというか、好みのようにはぐくんでいったら、だいぶ確率は上がるんですよ。
山際 なるほど、完成品としてみなければいいわけですね。
マツダ そうそう。完成品じゃないと思ったほうがいいです。それがまず前提にあって、相手を知るためのしつもんとしては、まず相手の何を知りたいのかを確認することが重要です。
山際 全部と言いたいところですが。
ライフスタイル、人生観、パートナーシップを確認するしつもん
マツダ 大きく3つくらいテーマがあります。ひとつはライフスタイル、生き方とか人生観とかですね。次は仕事。最後はふたりのリレーションシップというかパートナーシップ、この3つのことについていろいろと知ったり確認したり伝えたりした方がいいと思います。
山際 具体的にはどんなしつもんでしょう?
マツダ ライフスタイルだったら
「どんなライフスタイルが理想なの?」
「どんな場所に住みたい?」
「どんな風に時間を過ごしたいの?」
仕事に関しては
「仕事をする上で大切にしていることはなに?」
「どんなキャリアを描きたいの?」
「収入はどれくらいをめざしたいの?」
パートシップでいえば
「どんなカップルが理想なの?」
「好きなカップルはいる?」
「なぜその人たちがいいと思うの?」
そんなことを聞くと自分の価値観とフィットさせやすいと思います。
山際 その答えが自分の価値観と違っていたとしたら?
マツダ そこで最初のしつもんに戻るのですけれど、
「この人と一生はぐくみたいの?」。
考えが違う場合は、まず、順番としては相手の考えを知り、自分の考えを知り、違うと初めて分かったときに、次の選択肢は別れるか付き合ったままかということになりますね。付き合うのだとしたらどこまで歩みよれるか。それは対話でしかできないと思うんです。そのためには違いを知って伝えあうのはとても重要だと思います。
山際 それをしないで、お互いによくわからずにケンカしたり、別れたりということになりがちですね。
マツダ そうです。そして聞く時には、「受け止める」というのと「受け入れる」というふたつのパターンがあります。
山際 どう違うんですか?
マツダ 「受け入れる」といのは「私も賛成」受け止めるは「私は反対。でもあなたはそういう考えなのね」という。あとは「跳ね返す」っていうのがあるんですけど、これは話にならないから「受け入れる」か「受け止める」かのどっちかをした方がいいです。
山際 跳ね返しちゃだめなんですね。
マツダ 対話にならないから。だいたい自分が満たされていないと跳ね返しちゃうんですよ。だから自分が満たされていない状態というか忙しかったりイライラしたりしていると、話し合いもうまくいかない。
山際 跳ね返さず「受け止める」ためには、お互いの考えの源まで踏み込まないと無理ですね。つまりそういう関係を築く努力がいる。
マツダ そうです。だって「一生はぐくんで」いくわけですから。(続く)
(取材・文/山際恵美子)
・自分の答えが、愛の選択か恐れの選択かを知る
・運命の人はいない。運命の人ははぐくんでいくことを知る
山際恵美子 (編集プロデューサー)
編集プロデューサー。元マガジンハウス「GINZA」編集長。大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。
帰国後平凡出版(現マガジンハウス)「Elle Japon」創刊メンバーとして出版の道に入る。ミラノ・パリコレクションの取材を10余年経験。その後書籍編集に移りベストセラー「断捨離」 の担当編集はじめ、ライフスタイル、医療、美容、料理と幅広い書籍を出版。2016年3月退職し、フリーの編集プロデューサーに。また、プロのフランス語原語シャンソン歌手の顔も持つ。
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