「幸せな恋愛」はちょっとした気づきでできる！恋愛に臆病になったら

恋愛に臆病になってない？

職場が女性ばかりで出会いがない、見た目のコンプレックスがあって恋愛に積極的になれない、そもそも男性とうまくしゃべれない、元彼が忘れられなくて新しい恋に積極的になれない…。

恋愛に臆病になると、「なんでみんな出会えるんだろう？」「私なんてどうせ恋愛はムリ…」「もうきっと彼以上の人とは出会えない」などとつい卑屈になってしまうものですよね。

でも、ほんのちょっとした気付きさえあれば幸せな恋愛をすることはできる、と“謎の恋愛ポエマー”として話題の恋愛アドバイザー ブラック０号室さんは言います。

「ブラック０号室」とは主にインスタグラムやツイッターで活動している謎のアカウントのこと。そのアカウント運営者の正体は実はベストセラー作家なのだとか。

その「心臓をえぐる刃物のような言葉」は、１０代〜３０代の女性のみならず男性からも多くの支持を受け、インスタグラムで累計８００万もの「いいね！」を誇っています。

そんなブラック０号室さんの言葉は、恋愛に臆病になっているあなたにもきっと刺さるはず。

今回は、そんなブラック０号室さんの著書「幸せになる覚悟はいい？−グッバイ恋愛地獄」（ワニブックス）から、３つのお悩みについて見ていきましょう。

１. 職場が女性ばかりで出会いがない

現在はSNSが発達していて、毎日誰かとつながっている感覚がありますよね。
それなのに出会いがないと悩む人に「なんでかな？手のひらに何万人って男のアドレスを握りしめてるようなもんなのに」とブラック０号室さんはいいます。

確かに、たとえ職場が女性ばかりでもひとたびSNSを開けば、そこは出会いの宝庫。あなたにぴったりの人が必ず見つかる場所です。

趣味、嗜好がわかりやすいSNSの世界では、「気になる人がいたら、自分から近づいてみる」といいのだとか。まずは気になるアカウントにコメントをしてみて、コメントで仲良くなったら、DMも送ってみましょう。

そのときのポイントは彼を「褒めまくる」こと。

「男って単純だから、褒められたらそれだけで気を許すの。」とブラック０号室さんはいいます。１回の好きよりも、１０回の「かっこいい」が男性には響くのだそう。

また、SNSだけでなく出会い系、合コンなどの出会いももちろんアリだといいます。

そういう出会いを「ダサい」とか「怖い」、「ありえない」って思ってるとしたらそっちのがダサい、とブラック０号室さんはばっさりと切り捨てます。

「ファッションとか考え方は他人と被りたくない、オンリーワンでいたいって言うなら、出会い方だってあなたがいいと思えばそれでいい。もっと積極的に肉食系女子になってみて。まずはそれからよ。」

２．見た目にコンプレックスがあって恋愛に積極的になれない

見た目にコンプレックスがあって、好きな人がいても告白する勇気ない、という人は「自分の嫌いな部分がわかってるなら、それを取り除いたほうがいい」のだそう。

じゃあ、実際にどうやったらコンプレックスを取り除けるのか。

これはシンプルに「努力」するしかないのだとか。

当たり前のことに感じるけれど、「何もやっていないのに“私はかわいくないから”ってすねていたら、あなたはいつまでも変われない。なんの努力もせずに可愛くなりたいって、何も投稿していないくせにフォロワーがほしいって言ってるようなものでしょ」とブラック０号室さんは言います。

今、見た目に自信がないなら、それは実はすごくチャンスなのだとか。

なぜならそれは、これからいくらでも自分を変えていけるということだから。今のあなたは「なりたい自分」を選びたい放題の状況です。

本気で変わる努力をして、自分の最大の魅力を演出できるようになっていけば、変わっていく自分を見るのが楽しくなるはず。

そのために費やしたお金と時間はあなたを裏切りません。

普段の歩きかたとか立ち姿を変える意識をしてみたり、ダイエットにはげんだり、自分に似合う髪型を探したり、小さい目がコンプレックスならYouTubeなどのメイク動画をみて目を大きく見せるメイクテクを身につける、など。

３ヶ月くらい本気でやれば、確実に前とは違う自分になれるもの。まずは意識から変えていきましょう。

３．大好きだった彼が忘れられない、失恋から立ち直れない

大好きだった彼と別れることになり、失恋のダメージをひきずっているのなら、
「ズバリ『連絡を取るな』『相手のSNSを見るな』『思い出の品を捨てろ』『楽しいことは次から次にやれ』」と、ブラック０号室さんはシンプルにアドバイスを送ります。

これらが一つも守れていないなら、嘆くのはもったいないのだとか。

人は複雑そうに見えて、実はとても単純。

終わった恋の記憶を薄めるには、記憶を上書きするしかない、といいます。

また、元彼を忘れられないのは、もしかしたらよりを戻せる、と心のどこかで思っているからかもしれません。

そう思っているなら、思う存分元彼にアタックしていい、とブラック０号室さんは言います。

自分が納得できないから、まだチャンスがあるかも、と考えてしまうなら、納得行くまで元彼にアタックしてくればいい。

それでまた付き合えればそれでいいし、本当に嫌われてしまうこともあるけれど、「もしかしたら…だったかも」の可能性を一つひとつつぶしていかないと、いつまでたっても彼のことを整理できないでしょう。

また、失恋したときは「無理に忘れようとしなくていい」のだそう。

失恋すると景色がモノクロに見えたり、仕事が手につかなくなったり、もう生きていけないとまで思うかもしれない。

でも、これを解決してくれるのは「時間」しかないのだそう。

「結局さ、無理に抗ってもしょうがないのよ。失恋直後は確かに死ぬほど辛いかもしれないけど、他の男に行くよりも一回ちゃんと落ち込んだらいい」とブラック０号室さんはいいます。

少し動けるようになったら、自分が楽しいと思うことをやっていけば、そのうち時間が解決してくれるそう。

今あなたが「この人いいな、幸せそうだな！」って思う人もちゃんと傷ついて、それでも幸せになる努力を続けてきた人だと、ブラック０号室さんは言います。

「人を好きになるってとっても素敵なことだから。すぐに切り替えられなくていいから、次の恋に向かって行動することはあきらめないでね。」

いかがでしたか？このほかにも、今まで一度も彼がいたことがない、理想が高くて好きな人がなかなかできない、いつもすぐに飽きられて振られてしまう、彼が浮気性で困っている、など恋愛で抱えるさまざまなお悩みに、ブラック０号室さんならではの軽快な文章でお答えしているこの「幸せになる覚悟はいい？−ブラック恋愛地獄」という本。

ちょっと恋愛に臆病になってしまったら、ぜひ自分に喝を入れるためにも手にとってみては。

幸せになる覚悟はいい？ - グッバイ恋愛地獄
ブラック0号室 (著)