奥手男子の攻略法３〜「ニセ・奥手男子」に要注意！見分け方とその特徴

彼は何を考えているの？

なんとなくいい雰囲気なのに、一向に二人の関係が発展しない。でももともと恋愛にあまり興味がなさそうな彼のことだから、もしかしたらもう少し時間が必要なだけかも…。

一見、奥手男子に見える彼との関係が縮まらずに悩んでいるのなら、もしかしたら彼は「ニセ・奥手男子」の可能性も。

第１回は、「奥手男性の特徴とその心理」、２回めは「奥手男性との具体的な距離の縮め方」について見てきましたが、今回は「注意すべきニセ・奥手男子の見分け方」について恋愛ユニバーシティの電話相談でご活躍中のmami先生に教えていただきました。

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※「奥手男子の攻略法３〜「ニセ・奥手男子」に要注意！見分け方とその特徴」は聴いて学ぶことができるようになりました！通勤中、通学中などにラジオ感覚で簡単に学ぶことができます！ぜひご視聴ください。

「ニセ・奥手男子」って？

では、「一見、奥手男性に見えるけれど、一向に距離を縮めてこない男性」について見ていきましょう。

実は彼らは、あなたを好きにさせたいだけの「受け身のアプローチ」をしてくる男性の場合があります。

“受け身のアプローチをする男性”とは、後述でくわしく解説しますが、端的にいえば「二人の関係がいい雰囲気になっても、告白してこない」男性たちのこと。

この受け身のアプローチをする男性には注意が必要です。

彼らと奥手男性は、明らかに異なる部分があります。

「受け身のアプローチをしてくる男性」の特徴をチェック！

あなたの気になる彼に以下のような特徴があったら、彼は「好きにさせたいだけの男性」といえるかもしれません。

□気を遣ったり優しい態度は見せるけれど、関係を深めるための具体的な行動が伴わない。
□こちらが押したら、相手は微妙に引いてしまう。
□「遊びに行きたいね～」と相手が言い出しても、具体的な日時を言わない。
□「また今度、絶対ね！」と言うのに、そこからなかなか進展しない。
□にこやかに接してくるので、嘘をつくような人には見えにくい。

上記の特徴が当てはまり、さらに二人の関係が進展しない理由があるとするなら、それはそもそも「彼に進展させる気が無いから」といえるでしょう。

“受け身のアプローチ”とは？

では、「受け身のアプローチ」とはどういうものなのでしょうか？

一言でいうなら、「女性に優しくしたり楽しませてくれるけど、自分からは告白はしない」ということ。

これは、恋愛で数多くの著書がある恋愛カウンセラーぐっどうぃる博士が最初に用いられた言葉です。

彼らはあくまで、「自分のことを好きにさせたいだけ」なので、二人の関係は一向に進展しません。

一緒にいると明るく楽しくノリも良いけれど、「その次の予定を積極的に聞いてくる」「具体的に付き合おうと言ってくる」などの行動がありません。

せっかくいい雰囲気でも、なぜかするりとかわされてしまう感じなのです。

このような男性はあなたを好きにさせたいだけなので、あなたが距離を縮めれば縮めるほど、離れていってしまいます。

奥手男性と「好きにさせたいだけの男性」との見分け方

やっかいなのは、彼らは一見奥手男性のようにも見えるということ。

好きにさせたいだけの男性と本当の奥手男性を区別するには、「モテを意識している行動をしているか」で判断できるでしょう。

これらは、見た目の良し悪しや、学生時代の部活など、彼のちょっとしたエピソードや成育歴からも、見えてくるでしょう。

たとえば、モテを意識しているとすれば吹奏楽部に行くよりは、「女性にモテるからバンドやる！」と言っていたかもしれません。

服装や身の回りの物も、割とセンス良くオシャレなことも多いでしょう。

このように、「モテ」や「女性」を意識した行動をしている男性の場合、本当の意味での「奥手男性」とはいえないので注意が必要です。

なぜ彼は受け身のアプローチをするのか？

そもそも、受け身のアプローチをする男性とは「過去にそういう方法での成功体験がある」ことが多いです。

何となく女性に対して気のある素振りをしていたら、彼女の方から告白されて付き合ったなどの、「上手くいってしまった経験」です。

男性側の労力が少なく、曖昧で都合の良い関係にも持ち込みやすいので、こういった方法をマスターしてしまった男性は、その成功体験をその後の恋愛に踏襲しようとしてもおかしくないです。

恋愛上級者がテクニックとして使う場合もあれば、もともと奥手男子だったのに恋愛経験を積んで進化し、「受け身のアプローチ」をする男性になった人もいるでしょう。

もちろん、この方法が無意識に身についてしまっている男性もいるでしょう。

彼の話からチェック！ニセ・奥手男子の見分け方

こういったことは、彼の家族関係や、過去の恋愛を見ていけば気が付かされる部分が多々あることでしょう。

話を聞いていたら、ちょっとした違和感や矛盾を発見するのは容易いと思います。

たとえば、以下のような言動がある場合は、「ニセ・奥手男子で受け身のアプローチをする男性」だと言えるでしょう。

・過去の恋愛は女性から告白されたことが多い。
・自分はシャイなので、なかなか自分からは積極的にいけない、と言う。
・寂しがり屋なのでLINEでも電話でも貰えると嬉しい。
・元カノとはいつも一緒にいたかったけど、忙しくなって振られた。
・自分は気が利かないのか、振られたり自然消滅も何度かある。
・誘われると嬉しい。
・「好き」とか、素直に言ってくれる女性がタイプ、と言う。

過去の恋愛にかこつけて上記のような「俺のトリセツ」を提示してくる男性は、受け身のアプローチをしてくる男性であるといえるでしょう。

「友情に男女の別は無いよね」などと、フレンドリーな感覚をアピールしてきたりする男性も、内気や奥手では無いことがほとんどです。

このように、わざわざ「俺のトリセツ」を自分から言うことの真意と、内容を考えてみましょう。

ある意味では、彼は饒舌に、女性に対し「自分語り」できているわけです。

そのような男性が内気だったり、奥手だったりとは考えにくいですね。

ニセ・奥手男子の攻略法

では、このような受け身のアプローチをする男性（ここでは「ニセ・奥手男子」）を好きになってしまった場合、どうしたら良いのでしょう？

まず「好きバレしないこと」が大事です。

相手が本当の奥手男子で、さらに受け身の男性の場合なら、あなたの好意を伝える事自体は悪くありません。場合によってはとても有効だと思います。

しかし、受け身のアプローチをする男性に同じことをしてしまうと、相手はそれでお腹一杯になってしまい、むしろ距離をあけようとしてきます。

だから、二人の関係が進展しなくなるのです。

自分からは絶対に告白しない

彼が近づく分と同じくらいには、あなたも近づいて良いのですが、雰囲気に流されないことは大事です。

自分から告白しないのはもちろん、体の関係を持たないこと。

相手が語る「俺のトリセツ」に従ってはいけません。

すでに好きバレしてしまってる場合は、彼とちょっと距離を置いてみます。

たとえば「このごろ、すごく忙しくて…」「新しく＊＊を始めて時間が無い」等の言い訳を用意して、実行してしまうことです。

自分を好きでいさせたいと考える男性は、それでもいろいろ理由をつけて近づいてくることが多いでしょう。

そんな場合も、会話に困れば以下のようにオウム返ししておきましょう。

「＊＊が良かったよ。今度行きたいね」
「そうね、是非行きたいですね」

笑顔で答えたら、あとは絶対自分から押さずに、相手の出方を見ることです。

その後は微妙に押したり引いたりの持久戦になりますが、我慢比べと思ってやり過ごしてください。

半年経ったら…

こういう努力を約半年やってみて、それでも彼から具体的なアプローチ（告白など）がなく、彼の態度が煮え切らない場合、かなり脈はないと考えられます。

彼にとってあなたは、好きでいさせたい＝「俺のファンでいてね」という位置から揺るがない、付き合う気がない存在である、と考えられます。

とても残念かもしれませんが、諦めることも人生です。

本気で諦めた途端に、状況が変わることもゼロではありませんので、「期限を決めて頑張る」ことにしませんか？応援しています！