男心をくすぐる、「俺の本心を褒める女」になるための会話術
"コア"に潜む本当の褒めポイントとは?
目当ての彼とのなにげない会話。ほとんどの女性は、彼の話を笑顔で聞き、上手にキャッチボールをして適度に盛り上げることが大切だと思っているかもしれません。しかし、彼の心を自分のものにするには、彼の本心や本音、"彼が大事にしていること"といった、彼の"コア(核となるもの)"に近づくことこそ重要です。今回は、そうした男性のコアに近づく方法を学んでいきましょう。
なぜ、男性のコアを見付けることが重要なのか――男性は、女性に"褒められたい"と思い、"価値観を共有したい"と思っています。世の中の恋愛指南書にもよく書かれていることですね。でも、表面的にそれをしようとしても、的外れになっていることが多いのです。例えば、一流企業で働いているAさんに「有名な会社で働いていて素敵ですね」と褒めても、何も心に響かなかったりします。実はAさんのコアは"有名企業のデスクワークについているのに、趣味のロッククライミングも難なくこなす、何でも出来る俺!"であり、そこを褒められないと、嬉しくないし、価値観を共有したと思えなかったりするからです。
そこで、なかなか近づくことが難しい男性のコアを見つけて、近づく方法をチェックしていきましょう!
CHECK! 彼の"コア"を見逃さない会話術
CHECK1
会話をスキップする
2人で会話をしていれば、旬のニュース、好きな映画、流行の話、趣味の話など色々なトピックがあるでしょう。その時に重要なのは"会話をスキップする"こと。
たとえば、「俺、この前、タイ旅行したんだよね」と彼が言った時、多くの女性は、自分の中にあるタイの話題を出します。「アユタヤ行った?」とか「プーケット行ったけどのんびり出来るよね」など。でも彼は、タイ旅行の話から、政治や経済の話をしたいのかもしれないし、仕事で疲れていて早く会社をリタイヤしてタイに住みたいという話をしたいのかもしれません。ここで女性が自分の話をしてしまえば、彼のコアに近づくことはできません。
そこで、会話をスキップします。たとえば彼が「俺、この前、タイ旅行したんだよね」と言えば、「タイ旅行したんだ」と同じ言葉を繰り返すのです。あるいは、「どうだった?」と、さらにその先へと促すのも良いでしょう。自分の話題にせず、彼の会話をスキップしながら、彼の話したい方向を探ります。それがコアにつながりやすい会話なのです。
CHECK2
グチの中に、彼のコアが隠れている
グチというのは出来れば聞きたくないものです。「グチを言う暇があったら、自分でなんとかしなよ」とか、「私はネガティブな話を聞きに来たんじゃない」と思うかもしれません。ところが、このグチの中にこそ、彼のコアが隠れているのです。例えば男性の「俺の上司、使えないんだよね」というグチは、「俺は誰よりも企画力がある」というコアにつながっていたり、「いずれは経営者になりたい」というコアが隠れていたりするのです。グチは、親身になって聞いてあげ、「その上司がどうして使えないのか?」「具体的に何があったのか?」などと、彼のインタビュアーになって、コアを引き出していきましょう。
CHECK3
会話がおもしろすぎる人は、"会話"自体がコア
話し上手で、いつも周りを楽しませてくれる男性がいますが、そういう人の会話から、本心を引き出すことは難しいでしょう。とりわけこのタイプは、会話を通じて楽しい時間を演出することがコアにあたるので"一緒にいて楽しい""話しているとおもしろい"と、その人といる時間を褒めることが大切なのです。もしそんな彼が、面白くない話や、青臭い話、難しい話をしてきたら、それはコアにつながっているのかもしれません。心から興味を持って掘り下げていきましょう。
全ての会話は、上手に流れれば、コアにつながっていくと考えて良いです。何故なら人は、自分の気になっている話をしたくて仕方が無いからです。相手の話を真正面から受け止めるばかりではなく、会話の裏側にある彼のコアに近づけるよう意識しましょう。彼のコアは、ふたりの距離を縮めるうえで最も大切な役割を担うはずです。
恋の教訓
会話の内容に
神経を研ぎ澄ませて
彼のコアを見極めよう
ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
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復縁する方法のまとめ
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