「より美しく、愛されるためのマナー」をちゃんと知ってる？魅力的な女性になるための“シンデレラマナー”とは
世の中には知っておくべきビジネスマナーや食事マナーなどが多数存在します。多くの人がそんなマナーに対し、「きっちり覚えておかないといけない」とか「堅苦しくて難しい」とか「少しでも間違うと恥ずかしい」といったネガティブなイメージを持っているのではないでしょうか。
しかしながらイメージアッププロデューサーでマナー講師の桜美月さんは、本来マナーとは相手を不快にさせない配慮であり、相手を大切にする気持ちなのだと言います。ゆえに「～してはいけない」ではなく、「～したい」という気持ちこそマナーの第一歩であり、マナーを学ぶことで女性がより美しく、そして愛されるようになるはずだと訴えています。
そんな堅苦しいイメージのある従来のマナーとは一線を画す思いやりと美しさを追求した愛されマナーを、桜さんは「シンデレラマナー」と名付け、著書『媚びてないのにかわいい❤ シンデレラマナー』（著・桜美月／主婦の友インフォス情報社）で60のシンデレラマナーを紹介しています。
今回はその中からすぐにでも取り入れたい３つのシンデレラマナーに注目してみました。
■１：“見返り美人図”のように振り返る
後ろから誰かに声をかけられたとき、あなたはどのように振り返りますか？
“とりあえず笑顔で振り返る”というあなた。間違いではありませんが、シンデレラマナー的には50点です。呼ばれた方向に顔だけ振り返ったり、サッと全身で振り返るとガサツなイメージを相手に与えてしまうでしょう。
シンデレラマナーとして紹介したい振り向き方は、浮世絵の「見返り美人図」。肩→腰→顔の順で優雅に笑顔で振り向けば、品の良い美しさを演出することができます。
■２：手を振る動作には祈りを込めて
私たちは別れの挨拶“またね”の際に手を振りますが、この動作は元来伝統的なおまじないの一種で、神様の霊を活性化させる“魂ふり”に由来しており、「神様のご加護の元、安全な旅ができますように」という祈りが込められているのだとか。
そう思うと、単に手を振るだけでなく、大切に心を込めることができると思いませんか？
そうすることで、きっと相手にも「また会いたい」と思ってもらえるのではないでしょうか。
理想的なお手振りは、皇室の方々。笑顔で相手の目を見て、お礼を言います。そして手は指先を軽く柔らかくそろえ、胸と肩の間におきます。そして手首を使わず指先で小さく振ると優雅で美しく見えるでしょう。
■３：表情美人は眉で作る
特別美しい顔のつくりをしているわけではないのに、ふとした表情が魅力的な女性は、たいてい眉がよく動いています。美を求めるなら、ぜひとも眉をたくさん動かしてください。
人はうれしい時、感動した時、驚いた時に眉が上がり、悲しい時や辛い時は眉が下がります。
両眉を少し上げるだけで、あなたの表情はみちがえるようにパッと明るくなるはずです。眉を動かす習慣のない人は、メイク前に鏡の前で毎日眉を５mm引き上げるエクササイズを10回行ってみてください。
表情の豊かさはあなた自身を美しく、またあなたと一緒にいる人間の気持ちをも明るくさせてくれることでしょう。
以上３つのシンデレラマナーをご紹介しましたが、どれもが覚えるべきマナーというよりも、魅力的な女性になるための心持ちとして取り入れたいものではありませんでしたか？
このような女性には欠かせないシンデレラマナーを学びたい人は、ぜひとも『媚びてないのにかわいい❤ シンデレラマナー』（著・桜美月／主婦の友インフォス情報社）を手に取ってみてください。美しい立ち姿や物の拾い方、靴の脱ぎ方やコートの着方、また会社訪問時等のビジネスマナーや食事の作法など、あらゆるシーンで女性を美しく輝かせてくれるシンデレラマナーが詰まった１冊となっています。
『媚びてないのにかわいい シンデレラマナー』
桜 美月
主婦の友社
（文＝吉田奈美/ 恋愛ユニバーシティ）
吉田奈美 / 恋愛ユニバーシティ (フリーランスライター)
フリーランスライター。女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。また書籍の企画・構成も行っている。B級裁判や恋愛にまつわる裁判傍聴ライターとしても活動しており、『恋愛saiban傍聴記』（主婦の友社）を出版。フジテレビ『ホンマでっか!? TV』、テレビ東京『暴露ナイト』、関西テレビ『今週のスポットライト』、BSスカパー『ダラケ！』等、テレビ出演も。
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