小悪魔な態度はNG! 女同士で群れるな!etc. 結婚するために本当に必要なこととは?
「モテたい」そして「いい男と結婚したい」。そんな女性たちに向けた指南書が今までも数多く出版されてきました。
今回ご紹介する『最高の自分で最高の相手をつかまえる!“ベストな結婚”のために今すべきこと』(松尾和枝・著/青春出版社)もそんな書籍のひとつなのですが、今までの指南書とは一線を画す1冊でもあります。それは“普通なら公言したら嫌われてしまうような女の本音”がこれでもかと書いてある点。
筆者である松尾和枝さんはJALの元CAであり、のべ3000人以上もの男性と合コンしてきた経歴の持ち主。こんな出会いのスペシャリストである筆者ならではの恋愛テクニックや辛辣なアドバイスが詰まった本書から、“最高の自分で最高の相手をつかまえる”ための心得を5つ抜粋してみました。
■1:男断捨離をする
どんなにモテても、結婚する相手はひとり。芸能人でもない限り、たくさんの人にモテても意味がありません。小悪魔な思わせぶりな態度で多くの男性からモテるために時間を割くのはまったくの“モテ損”! いたずらに量を求めずに、たったひとり本命の男性を一本釣りすることに情熱を燃やすべきです。
多くの男性にモテたいというあいまいさを捨てることで、選ぶ服や女としての在り方、進むべき方向も明確になり、結果的に寄ってくる男性のレベルがぐんと上昇します。
■2:女同士で群れない
女子会の心地よさは一度はハマるとなかなか抜け出せません。しかし“いい男と結婚したい”ならば、女子会に入り浸るのはすぐにやめるべきです。
その理由はいくつかありますが、まず第一に“自己反省の機会を逃す”という点。女子会のメインテーマである恋愛トークになった際、ふられた原因やモテない原因の真実から目を背け、希望的楽観論を繰り広げ、甘いうそをかぶせていく傾向にあります。
また第二に、女社会の中で快適に過ごすためには、色気を排除したサッパリした気質と自虐ネタが必須スキルになるために、男性から縁遠い性格になってしまうという点があります。
恋をしようと思うのであれば、女同士の心地よさから距離をとることをおすすめします。
■3:自分磨きはやめる
料理教室や英会話、資格取得など、自分磨きに励む女性は非常に多いです。しかし恋愛においてはこのような自分磨きは必要ありません。なんでもかんでも自己完結してしまうと、恋とは縁遠くなるのです。あっさり結婚している女性ほど自分磨きはしておらず、その代わりとても“自惚れ屋”なのです。彼女たちは自分の至らなさに対してとてもポジティブで、変な気負いがありません。そんなゆるい女性に対し、男性は居心地のよさを感じ、プロポーズするのです。自分磨きはやめて、そのままの自分を慈しみましょう。
■4:セックスを切り札にしない
“何回目のデートでカラダを許したらいいんですか?”とは、女性からよく聞かれる質問です。ギリギリまでもったいぶったほうが男性に大切にしてもらえる確率は当然ながら上がります。しかし厳密に言えば、何回目で肉体関係を持つかということよりも、セックスした“その後”のほうが実は大事です。セックス後、女性が本気になり男性は都合のいい女として扱う、という状況に陥った時こそ、“デートの誘いを当日断る”“電話をこちらから切る”といった態度にすることで、男性を振り向かせることもできるようになるのです。
“カラダを許したらすべてあなたのもの”という姿勢を断ち切り、“1回寝たくらいで彼氏づらしないでよね”といった毅然とした態度に出ることで、男性の征服欲を刺激し、うまくいくことがあるのです。
■5:あなたも相手も完璧じゃなくてOK
結婚はゼロからふたりの未来を創っていく作業ですので、未熟な自分でOK、それどころか未熟なほうがいいのです。相手にも完璧さを求める必要はありません。
ただし結婚相手として見逃してはいけない2つのポイントがあります。第一に、彼の母親への接し方がどうであるか。それは結果的にあなたへの接し方にも大きな影響を及ぼすからです。第二に、ビジネスでの問題を抱えてはいないか。仕事が不安定な男性は、余裕がなく、強すぎる自己主義が顔をのぞかせてしまいます。この2点を注目し、あとは不完全なままふたりで結婚後に歩み寄って行けばいいのです。
以上の5つの心得以外にも、『最高の自分で最高の相手をつかまえる!“ベストな結婚”のために今すべきこと』(松尾和枝・著/青春出版社/¥1,300+税)には、“女性が男性につくべき嘘”や“愛されるキャラづくりの鉄則”“毒のある女になるべき”など、従来の恋愛指南本にはない、刺激的かつ実践的なメソッドが多数紹介されています。必ずや目から鱗が落ちるような心得が見つかるはずですよ。
また巻末には合コンアナリストならではの“合コンテクニック”がなんと100も収録! メンバー選びのコツや相手の男性別ファッション指南、合コン後の振る舞い方に至るまで、すぐにでも試したくなるテクニックがビッシリ詰まっており、必ずや役に立つはずです。
『最高の自分で最高の相手をつかまえる! 』
松尾 知枝
青春出版社
(文=吉田奈美/ 恋愛ユニバーシティ)
吉田奈美 / 恋愛ユニバーシティ (フリーランスライター)
フリーランスライター。女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。また書籍の企画・構成も行っている。B級裁判や恋愛にまつわる裁判傍聴ライターとしても活動しており、『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)を出版。フジテレビ『ホンマでっか!? TV』、テレビ東京『暴露ナイト』、関西テレビ『今週のスポットライト』、BSスカパー『ダラケ!』等、テレビ出演も。
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