[私は彼に愛されていない気がする]
など、可哀想な彼女の立場に無意識に自らを投じる人が多いです。
被害者のポジションにいるって実は結構メリットがあります。
・人が心配など気遣いをしてくれる。
・周りの人に守ってもらえる。
・相手が悪くて本人は悪くないように見える。
・自分がいかに可哀想かを強く主張できる。
・可哀想さで相手をコントロールできる。
あなたが被害者だった場合、当たり前ですが相手を加害者として見ているということです。
お付き合いの関係上、あなたが被害者の役割を先に引き受ければ、相手は加害者の役割をやらされる事になります。
加害者にされるのってかなり居心地の悪いものです。
話を少し変えて私が加害者になった時の事。
私は以前、集まりの中で男友達に彼女を紹介して貰った時、不注意でコーヒーカップを倒してしまい、彼女の白い服にかかってしまいました。
私は必死で[ごめんね、ごめんね]と謝って、男友達は[いいよいいよ気にしないで]と言ってましたが、男友達が私を味方したのも彼女を傷つけてしまったようで
[今日のために新しく買ったのに!]と泣き喚いてしまいました。
平謝りを続けてクリーニング代を支払いましたが、彼女はずっと集まりの間元気がなく、楽しみにしていた集まりでしたが私はずっと隅の方で反省していました。
これが私の覚えてる加害者になってしまった時の気分です。めちゃくちゃ肩身狭かったです。
まぁこの1件は私が不注意を起こしてしまったので私の責任ですし、仕方ないとは思います。
よくある恋愛の中で、加害者の立場にされた彼氏は悪気もなくて不注意だったのか、もしくは彼は彼の価値観の中で普通に接していたのにいつの間にか彼女に加害者にさせられているのをよく見ます。
例えば
LINEの返事が遅い(彼の中では普通)
ドタキャンされた(悪いとは思ったけど仕方なかった)
愛情表現が少ない(彼なりにはしていたつもり)
などなど、彼視点に立てば悪気がないことは往々にしてあります。
その時に彼女に被害者意識を持たれて、いつの間にか加害者にさせられるのは彼としても不本意です。
起きた出来事に対してどのような意味づけをするのかで被害者なのか、彼を理解出来る彼女なのかが分かれます。
[もし、私が可哀想な目に合っている訳ではなかったのなら]
という事を1度俯瞰して考えてみて欲しいです。
もしかしたら事実に対して自分で被害者の立場を選んでしまっているだけなのかもしれません。
この視点を持っている、とある女性は浮気をした彼氏に対して[彼が浮気をした時期、私は彼にとって居心地のいい彼女じゃなかった。彼に浮気をさせやすい環境を作ったのは私だった]
と仰っている方が居ました。
被害者の視点でいるデメリットは受動的。
[相手次第]で自分の幸せが決まってしまうところが大きいです。
上記の女性のように自分にも原因の一端があったと自分の人生のハンドルを自分で切れると相手の言動には振り回されません。
(浮気を許す許さないは個人の自由です。)
彼の態度に傷ついた時にはなぜ今そのような気持ちになっているのか、自分に聞いて、ネガティブな意味づけをしていないかを確認してみてください。
より良いパートナーシップを築ける何か参考になりましたら幸いです。
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