方なのですが、「家庭の事情」で退職されることに
なりました。
経験豊富な方ですので、引継ぎに苦労しています。
暗黙知といいますか、
色々なところに気がつく方で、
つい、手出し、口出しをしているうちに、
仕事がいっぱいいっぱいになるようです。
表面的な引継ぎをしている裏に
彼女が気を利かせてやっている、あれや、これや、
聞いていると際限がありません。
どこか、落としどころを見つけて、やめることを
決めなければならないのはハッキリしています。
ですが、こういう仕事がなくなってしまうと、
職場内がぎすぎすすることが多いのも事実。
潤滑油の役目を担ってくれてきた。
まずは吸収できるだけ教わって、
後で取捨選択という心づもりでいます。
博士流に言うと、察する能力が高い方なのでしょう。
ひょっとすると、彼女が退職を選んだのは、
察する能力が高い彼が散々女性に尽くして
疲れ果てて別れを言いだしたのに
近いのかもしれません。
「疲れた」「すこし休みたい」、だから退職というのは
すごくもったいないことと思います。
分かっているけれど、あえてやらないことを選ぶ、
他の人が気づくのを待つ、という忍耐力を発揮できるのが
大人の女性ではないかと私は思っています。
私自身は、仕事はともかく終わればいいという
適当な人間で、基本的には鈍感ですし、
こういう方を見て学びたい部分がたくさんあります。
ただ、すごいなあと思う反面、この先、転職されても
ご苦労されるだろうなと他人事ながら、
気になってしまいます。
貴女はいかがですか。
・・・
さて、話は変わりますが、
20代の女性陣には、専業主婦願望が多いと伺いました。
まあそうだろうなという思いと、危ないんじゃないの、大丈夫?
という心配と両方あります。
私はいま38歳ですが、同級生は色々な人生を歩んでいます。
多くは、結婚して、子供を持ち、かつ働いています。
少数派ですが、専業主婦をしている同級生もいます。
専業主婦の友人はみんな口をそろえて
「いつかは仕事をしたい」
「いい仕事があればと探している」などと話します。
経済面、自分のお財布を持ちたい希望はもちろんあるでしょう。
でも、今現在、専業主婦をしていられるというのは、要するに
旦那さんの稼ぎがそれなりにあるわけで、
決してお金に困っているわけではなさそうです。
時間が余って、退屈で死にそうなのでしょうか。
そういうわけでもなさそうです。
子どもがいて、夫がいて、三食のご飯と家事を
するだけで、かなり大変そうです。
では、なぜ、彼女たちは仕事をしたいのでしょうか。
私自身も、幸い、今は主人の稼ぎだけで
食べるのに困らない暮らしをさせてもらっています。
でも、フルタイムの仕事に出させてもらっています。
なぜか。
私の場合は、やはり、評価されたいということが大きいです。
自分なりに改善や工夫をして、喜んでくれる人がいて、
世の中の役に立っている実感が持てる。お金ももらえる。
仕事を通じての人とのつながりも嬉しいものです。
また、自分が良いと思うものにお金を投じたいという
気持ちもあります。贅沢ということではないのですが。
専業主婦をしていた時期もありましたが、
なにか、人生を無駄遣いしているような焦りがありました。
どうしても、ダラダラと時間を過ごしてしまいがちでした。
専業主婦というお仕事を、イキイキと全うできる方は
極めて自己管理能力の高い方だと思います。
働いていると、出かける時間が決まっていますので、
私のような怠け者にとっては、かえって都合がいいのです。
家にいる時間が限られているので色々な用事を詰め込んで、
効率よくやろうとします。時間管理がうまくなります。
長持ちのする働き方、考え方、生き方を
仕事を通して、あるいは家のことを通して、
一生かけて学ばせてもらいたいと思います。
自分に合った職場を選び、気持ちよく仕事を続ける
技を習得できれば、きっと人生にも役立つでしょう。
専業主婦をしながら、
いつか仕事をと求めている女性たちの
活躍できる場所がもっと、もっと、広がりますように。
▼ コメント(7) - 新しい順
- お返事くださって、ありがとうございました。
ガラスの地下室、本当ですね。不謹慎ですが笑ってしまいました。
私も平日帰宅後のおしぼりと15分ほっとく、オウム返し頑張ります。
地下室から、疲れて帰ってきてるんですものね。
- ローラっちさん、おはようございます。
女性はガラスの天井、
男性はガラスの地下室という言葉があります。
女性は上へ行けない透明の壁があり、
男性は生きるために命の危険にさらされる労働を強いられる。
この指摘は私にとって衝撃でした。
まだ考えがまとまりませんが、いつか書きたいテーマです。
男性の働き方を見直さない限り、女性活用も、日本の将来も
暗いと感じます。いますぐ、私にできることを考えますと、
男性を早く家に帰すために、まずは女性がユキコ道を徹底する
ことかなと(笑)
- yukiさんこんにちは。
私も家庭の事情で、18年勤続した会社を退職しました。
限界まで続けたので退職に後悔はありません。
たまに証券会社のセミナーに街中へ出掛けることがあるのですが、行き帰りに喫茶店に寄ったり、街中のエレベーターなどに乗ると道行く女性たちの雑談が聞こえてきて、「専業主婦っていやよね。」「元専業主婦って本当にダメ、仕事を任せても全然使えないわ」との声が本当に聞こえてきたことがあり・・・、苦笑してしまいました。
若いころは私も同じように感じていましたから。
正社員をやりながら育児すると、殺人的なスケジュールで本当に疲れます。時短があっても気疲れしますし、実家の助けを借りてなんとかかんとか、でした。実際、頑張りたくても身がもちません。
専業主婦をやってみると、体はそんなに疲れませんが、意外にも忙しいんです。
専業主婦はリスクがあります。
万一の場合、日本は先進国の中でも社会保障が低めで、不足分は個人が補うしかありません。
で、仕方なく間を取ろうとすると、非正規か起業しか道は残っていないのですよ。
私の周りの育児中の専業主婦たちは、趣味やボランティアを楽しんだり、ごくごく小規模の個人事業を始める方もいて皆さんおしゃれで綺麗ですし、世の中が何を言おうが気にならないくらい・・・お幸せそうです。
でも、yukiさんのおっしゃる通り、働きたい、でも時間に制約があり働けないという人がかなり多いというのが実情なので、移民受け入れを検討するより先にこの人たちに門戸を開いてあげてほしいなと私も思ってました。
男性の長時間労働が当たり前、の日本型の雇用がネックなのですが・・・、どうしようもないです。(^_^;)))
あ、長文書いちゃいました、ごめんなさい。
- ふらわーさん、こんにちは。
私は、子育て経験のある女性のマルチな能力、
対人関係のスキルの高さは大きな強みだと
思います。これからのふらわーさんのご活躍を
楽しみにしています(^^)v
ただ、冒頭の先輩のように、取捨選択できないと
長持ちする働き方は難しいのかな、とも思います。
時間や雇用形態に縛られず、
女性がいきいきと働き方を選べる社会を
作っていきたいですね。 - まことさん、こんにちは。
乱暴な言い方かもしれませんが、
結婚と正社員は似ていると私は思います。
結婚が社会的な契約であり、
相手選びが重要なのと同様に、
日本では非正規雇用者は不利益を被ることがあり、
ブラック企業など会社選びを間違えると命を縮めかねません。
いい、悪いではないですが、
正社員になりたければ、腹をきめて、
就職活動をやり抜く覚悟はいるかもしれません。 - いつかは仕事を、と考えている専業主婦です。
特に専業主婦志望だったわけではなく、夫の転勤を機に退職、そのタイミングで妊娠、出産しました。
1歳の子をよそに預けてまで新しい仕事に就く気にはなれず、そのまま専業主婦です。
yukiさんの仰るように、子供の世話だけで毎日大変です。
でもこの大変さがずっと続くわけではなく、子供たちはだんだんと成長し、自分のことは自分でできるようになり、ゆくゆくは親も手を離していかなければならないという思いがあります。
そのためには、何かしら仕事を始めるのが良いのかな。と考えています。(フルタイムでなくとも、パートタイマーとか主婦起業とか。)
なので私の場合は評価とか、お金のためではないのかも。
命懸けで働いている方には、そんな理由か、仕事をなめるな、と思われるだろうなと思います(笑)
専業主婦に対し、世間知らず、社会性がない、能力がないとか、そういうふうに思う方が多いのだろうなと感じています。
第一線で働く女性のなかにも、yukiさんのように心を寄せてくださる方がいると知り、世の中捨てたものではないなというような気持ちになりました。ありがとうございます。 - yuki様
コメント失礼します。
私は自己を確立のために働きたい人間です。
ですので、現在とても悩んでます。
私はあと一年程で30になります。
派遣のようなお仕事とアルバイトをしていますが、正社員になるべきかの選択をしたいと考えています。
今回のお話を参考にさせていただきたいと思います。
このユーザーの最新の日記
-
05/06
-
04/10
-
04/06
-
04/04
-
03/03
みんなの最新の日記
-
12/21
-
12/20
-
12/19
-
12/17
-
12/16
恋の悩みを相談してみませんか?
恋愛ユニバーシティでは、無料でお悩みを相談できる掲示板があります。「片思いを成就させたい!」「どうしても復縁したい!」「彼と結婚に至るには?」など、さまざまな恋愛のお悩みを受け付けています。
相談には、恋愛や男性心理を知る当サイトユーザーが回答し、解決方法をアドバイスします。
「悩みを公開したくない」「すぐに回答がほしい」という方は、「電話・メール恋愛相談」をご利用ください。実績のある恋愛カウンセラーや専門家が、あなたのお悩みに答えます。