最初が肝心

博士の言う正式なお付き合い、
最初に体の関係を持った相手の男性は
幸いなことに私にとっては良い男性でした。

はじめての男性は、女性のその後に大きな
影響を残します。処女をあげる相手は、
慎重に選んでほしいと願います。

今の主人は最初の彼と似ています。
アレルギー体質とか、肌の触れ心地、
関心領域とか、議論のまとめ方とか。
主人には一生、黙っています。

当時、携わっていた障害児の支援をする
ボランティア活動を通して知り合った
知的かつ活動的な男の子でした。

ある時、私が書いた記事を読んだ彼が
隣にきて絶賛してくれました。
女だって誉め言葉に弱いのです。
その時から彼を意識し始めました。

電話したり、メールしたり。
彼も私に興味があるなと感じました。
受け身のアプローチをされたのかな。

生まれてはじめて、ラブレターを書きました。
切手を貼り、ポストに投函しました。

ドキドキはしたけれど、心の内では
勝算ありと思っていました。

根拠のない自信のために、いい思いも、
大恥かくのも、たくさん経験しました。

彼は私のラブレターを読んで、電話をくれて
付き合おうと言ってくれました。

今よりもフットワーク軽くユキコ道も
知らなかった私は、彼の独り暮らしの
下宿に飛んでいきました。

彼の顔を見て、話を聞くだけで幸せでした。

初恋が続かなかったのは、私の自己評価の
低すぎたゆえでした。

多くの間違いやNG行為をしました。
別れの痛みは今でも覚えています。

こちらの相談を読みますと、昔の自分を
思い出します。相談者さんが私自身の
ように思います。

相談される時点で、不平不満や疑いが出た
段階で、ほとんどの案件はやめたほうが
いいものだと思います。

終わった恋をやり直すよりも、
反省はするけれど復縁は諦めて
貴女が好きな彼と共通する面を持つ
別の男性と新しく出会い直したほうが楽です。

新しい出会いなんて面倒だわ、ですか？

魅了するよりも、
幻滅を取り戻すほうが、
ず～～～っと、大変です。

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