その時は本当に好きで少しでも近づきたい、
近くにいたい、そういうのが強いだけだった気がする。
その20年近くの間、私はほかの人と結婚し、離婚。
そうしてその人も結婚し、離婚。
付き合って別れてを繰り返し、ようやく不倫ではなく、
ちゃんと付き合おう、という段階になったところで、
結局だめになった。
その後、私はどうしてもその人を忘れられず、
復縁を画策しようともがいていた。
でも。途中で別の人と出会い、付き合ってまた別れた。
そして、誰かの愛人にもなった。
そうしていくうちに心にも余裕が出てきて、
その中で今一番愛している彼に出会った。
彼との出会いは衝撃的だった。
今までに会ったことのないタイプ。
正直、カッコイイ・・・というよりも、ぶっ飛んでいる、
というイメージだった。
その時に、私の好きだったあの人への執着と私自身の
抱えていた孤独が一気に吹き飛んだ。
2回目のデートの時、私の中で大きな衝撃が走った。
一晩ホテルに泊まり、翌日の昼まで一緒にいて、
駅でおわかれ。
何度も振り返り何度も彼に手を振った。
そしてようやく彼の姿が見えなくなり、
私が駅の中に入ったころ。
急に私はうずくまった。
胸が苦しいのだ。
なんだか、ドキドキして締め付けられる感じがあった。
何とか電車に乗るが切ない感覚が止まらない。
ため息が出る。
寝ても覚めても彼の事ばかり。
油断するとぼうっとしてしまい、動きが止まる。
ため息ばかりで食事ものどを通らない。
ずっと彼の事がちらついている。
恋の病だった。
久しぶりに味わった感覚。
いや、ここまで強いのは初めてかもしれない。
20年ぐらいネバっていたあの人の時も
元夫の時もここまで強いのは無かった。
他の付き合った人もそんなのは全くなかった。
それぐらい彼を好きになった。
これが本物の恋、と今更確信した。
でも、私は本物の恋とは、そういう事だけではない、
と気が付くのだ。
彼との突然の別れ、そして復縁。
彼を幸せにするために、彼に居心地の良さを感じてもらうために、
そして、私をもっと好きになってもらい、必要とされる女になる。
今度こそは、彼と結婚までたどり着きたい、と真剣に考えるようになった。
そこで、私はこの恋愛ユニバーシティで研究をしている。
必死で愛し、愛されるための情報を得ようとしている。
こういう何かしらの努力があっての恋こそが、本物である。
そう思っている。
エレファントカシマシ「絆」
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