不覚にも期待してしまった話

最愛に人に出会う確立は、70億分の１。この数字はやばい。
と話したら、彼が私に向って「お、70億分の１だ～」と笑って腕を絡めてきたもんだから、
不覚にもずきゅんどきゅんと”えっ私が最愛なら結婚する気あるよね？プロポーズくるかねコレ神様ぁぁ！？！？”と期待してしまった話。（ダパンプ元気かなぁ）

梅雨明けしたのに、夏らしい雰囲気が最近さっぱり減ってるように思うこの頃。

良い年齢の社会人カップルの私たちは、夏のイベントを粛々と実行している。
誰だってみんな誰かの子供なのだ！子供っぽくて何が悪い！とここ1週間で悟りを開いた。

夏はカレーだ！という、キーマカレーが大好物な彼と一緒に先月、北参道にあるキーマカレー屋さんに行ってきました。
店名は失念しましたが、有名店だそうで2時間並びました…2時間あれば上海行ける…。

私は並ぶなら違う店行こうって思うし、彼も並ぶ事にストレスを感じる人なのですが、
今回は大好物のカレーというのと、私がここ行ってみたい♡と言った手前、
彼も待ってくれるし私もなんだか引くに引けず待ちました。　

待ってる間、この時間は人生の何％にあたるのか？という話から派生したのが冒頭の話。
NAVERまとめに、人生におけるトイレの時間は●●時間、とか書いてあった。
移動時間やトイレの時間、いろんな隙間時間で勉強したらとてつもなく知識増えるね。
勉強は隙間時間にやるものだ。という学びもありました。

カレーですが、モッツアレラとたまごが印象的な有名なキーマ、美味しかったです。
スパイスがかなり効いていて辛め。どちらかといえば、女子受けが強そうな味。
タイ料理が好きな人はかなりハマる味と思いました。

当時の私は、最愛というパワーワードと酒に酔っていたために
一緒にご飯している彼を見て
（あああああぁ、私この人と夫婦になれるぅぅぅずっとこうやってご飯囲んで暮らせるぅぅだって一緒に食べてて心地いいからぁぁぁ）
と思っていました。
そのお店、バーでもあるので雰囲気もとてつもなくくらい良くて、美味しいお酒も出してくれるんです。
また、（あ、私この人と夫婦になる。なんかピンときた今。）
とか思ってました。
ビジョン降りてきたとか思いました。今思えばドン引きです。お酒って怖い。

彼の発言に逐一期待してしまう、27歳独身OL。
こわい、自分がこわいわ。

どうかこの焦った結果ヒステリックに彼を追い詰める夜叉のような顔と精神で
今後彼と過ごすような女になりませんように！
NO　夜叉！　NO　ヒス！　YES婚活！（合掌）

このような自戒（呪詛）のおかげか、まだ穏やかに過ごせている。（はず）

今週も花火大会に行った帰り道、浴衣姿を褒めちぎってくれた彼に胸きゅん♡
きゅんきゅんパワーで胸もおっきくなるんじゃないかと錯覚します。

「今日どう？」とか「今日も？」って聞いたら問答無用で「可愛いよ」と言わせる事を強いてるんですけど、
帰り道に、「いやでも冗談抜きにさ…」と改まって照れながら褒める彼がめちゃくちゃ可愛かったです。

この発言には背景があるので、より一層改まって伝えてくれた彼に感謝です。

おうちで二人で浴衣着たので、着終わった後、
「どう？♡」
「可愛い（棒読み）」
「きゃっ胸きゅん！♡それと？」
「え？…きれい」
「嬉しい♡それと？」
「えぇ？…上品ですね。」
「めっちゃ嬉しい～！それと？」
と、どんどん聞きまくるSモードにスイッチが切り替わったので
ひたすら聞きまくってました。最終的に私が飽きて終わりました。てへ。

付き合い当初、調教半分冗談半分で、「私が今日どう？って聞いたら、何も考えずに可愛いよっていうゲームしよう」と
何のゲームですらない提案をしぶしぶ受け入れてくれた彼に感謝♡初動が何よりも大切な事例♡
「勝ち負けってどう決めるの？」と聞いてきたので「照れたら負け」と即答した当時の私GJ！

「俺は良いなって思った時しか言わないんだからな！」とツンデレか？みたいな発言してた。
その辺のアホっぽいとこや素直なとこが、男の良いところだよなあとしみじみしました。
彼よ、そのアホさでうっかり私にプロポーズを！婚姻届けを！！（呪詛が効かない）

何度でもいうけど、”最愛だから結婚”という方程式が成り立たないのが今の人なんだよなあ。

実は7月まで、婚約破棄してしまった昔の彼に未練タラタラだったのですが（長い）
自分でもなぜこんなに未練がましいのかと思いましたら、気づいたんですよ。
「結婚できたチャンスに執着しているだけで、彼に未練があるわけじゃない」と。

この悟りがひらけただけでも、少しは心が軽くなりました。
そうか、だから私は彼の発言に対して逐一期待してしまうのか、という事で
彼との結婚の期待と思い上がりと不安定な状態が、少し冷静さと取り戻したというか。

周りがどんどん結婚してゆくのも相まって、彼との会話も結婚生活での友達とか、結婚式の話とか
子供の話とかになってきてしまって、少し心苦しくなってたこの頃に、終止符を打てそう。
ただし、彼の結婚生活や子供に対しての価値観が垣間見れるから、「この人と結婚したらどうなるのか」
のシミュレーションが出来るので、絶対会話のトピックとして選択しない、というのは無いと思う。

私が話す事によって、彼も「佐藤さんと結婚は無いな」と判断してくれればなあと思う。
伝わってるかは不明なので、ここもいつか目的を伝えておかないと自爆しそう…新たな課題発見。
こればっかりは、コントロール出来るものじゃないから。

今の私の気持ちを整理すると主に２つ。
１、早い段階で子供がほしい。体力あるうちに。まだキャリアが低いときに（転職したて）
２、彼と家族になりたい。彼と子供を育てられるならもっと幸せ。

焦るのは１の気持ちが強いからなのよね。
彼と7歳違うし、精子も劣化するというし、劣化が始まるのは35歳からというし、まさにドンピシャで始まっている！

タイミングを図っている最中だけど、このせいしも劣化する話を彼に投げてみたいところ。

サクッと判断して、結婚する気が無いなら早く言ってもらわないと、となるとそれはやはり２８歳になる年末か…
と悶々する夏。尊い。青年期の青春って感じね。

て結局結婚の話になっとるやないかーーいｗ

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