バツイチアラフォー恋をする②

ここでは彼をジローラモと呼ぶ事にしよう。

その日のうちに彼から、
『無事に帰れた？楽しかったよ、ありがとう！(^^) また飲もう！』とLINEがくる。
ラリーが何回か続いた所で、
私から『その飲みは飲み友達として？私はジローラモくんと男性としてまた会いたいなと思ったよ！』と入れてみた。
彼からは『それは飲み友達として…でも、発展出来たら嬉しいなと思う！恥ずいわ！』と
返事がくる。私は久々に女性扱いされて、舞い上がってた。

次の日から毎日彼から『のどかおはよう！(^^)』のLINEが来るようになった。
おはようのやり取りを続けて１週間、
彼からのお誘いがまた来て会う事になる。
雨が凄いので近くまで車迎えに来てくれると言うので待ち合わせ場所に向かうと、何台か車があったので、彼の車どれかなー？と探す。
一台は軽自動車、その前には普通自動車、
その前には超高級スポーツカー！！！
そこには彼の姿が。

私のこころ『キターッ♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪』（笑）
ここで、ミーハーな私は更に舞い上がった。
大して顔は好みではない、でも経営者、
しかも超高級外車、わかり易い価値観が好きな私。わかりやすい男と、わかりやすい女。
出会うべくして出会ったのか。
一気に彼の魅力が増した。

彼が家に忘れ物した〜車も置きたいから家付き合って！！私…えっ？いきなり家？（笑）
いやいや、何かされるとか期待してる？
ないないー大丈夫。と…
人を疑うくせにすぐ信用する騙され易い私。
出会って2回目の彼の家にノコノコ行く。
共通の知り合いいるし、彼の店知ってるし、
殺されはしないかと大して気にもせず、
家に入る。

彼『ソファーにでも、座ってて！』
彼『なに、緊張しちゃったりしてんの？（笑）』

私『そりゃ男の1人暮らしの家だからね（笑）』
と、内心メンズに久しぶりな私はドキドキが止まらず話つづける。

彼『さあ、済んだし飲みに行くか！』と。
本当に何もされなかった！！！（笑）
あれ？この人意外に誠実？と変に安心した。

家を出た時に一緒にいる彼かLINEが届く。
そこにはLINEの位置情報、彼の家の住所。
またいつでも遊びにくればいいじゃん！
おいで！もう場所覚えたでしょ？
って軽くサラーっと言ってのける。
慣れてる〜〜女慣れしてる〜（笑）
肉食系〜〜サラーとした肉食系（笑）
私、昔からこう言うスマートな振る舞い？
女慣れしてるメンズが好き。

彼の家からチャリで飲みに行く。
のどかしっかり捕まって！おっこちるよ！
って、青春じゃないんだからチャリ2人乗りってアラフォーとアラフィフが恥ずかしい。。。（笑）でも今となると彼との毎回のチャリ移動が淡い思い出となってる。

彼行きつけのお店で、二時間くらい飲んだ時に彼から俺たち付き合わないか？と言われる。
いやまだ2回目じゃん？と私が言うと、じゃあ婚活アプリで何人かと会ってから決めてみるでもいいよ！と言われ、悩んで面倒になり、
面倒になると私フェイドアウトしちゃうかも〜と言うと、それじゃ嫌！じゃあもう決めて！
付き合ってから好きでもいいし、合わなかったら別れるでいいし、とプッシュされて、
押しに弱く肉食男性が好きな私は落ちた。

彼は無邪気でアホぽくてなんか面白い、人間的に。と思う反面、飲食経営者は遊びまくるし、
女慣れしてるし、、、絶対私以外にも同じ事言ってんだわ！でも、お金はあるしなぁ〜
子持ちと伝えでも、引かないしアプローチしてくれる彼に惹かれていた。

契りを交わそうとキスしようとしてくるが、
男性久々すぎて顔反らしてしまい、ほっぺにチュで勘弁してもらった。

つづく

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