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投稿内容
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結婚を前提に7ヶ月お付き合いしている彼について
彼は年収300万いかない位(大幅に上がらない、貯金10万円、ボーナスもこれから出ないかも)です。
趣味はバイクでそろそろ乗り換えたいとの事。
私が高収入なら良いでしょうが
年収180万円(産休無し.貯金200万円)
ADHDと診断されていて、複雑な作業を伴うお仕事は難しいので、子供が出来たらパート勤めです。
人口20万の地方都市
車は確実に一人一台
結婚後、一年アパート暮らし
彼はマスオさんで私の実家に入ります(彼とは家がほぼ近所)
彼は店員さんに対して少し細かいところがありますが、今までお付き合いした方の中で一番気が合いますし、一緒にいて楽しいです。
彼とゆくゆくは結婚したいのですが、経済面で心配です。
子供も一人は欲しいです。
彼とはあと二年間お互い年収の半額
を貯めようと約束してます。
このまま結婚に進んでも大丈夫でしょうか?
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不安を抱えたままではなんでしょうから。希望的観測をまずは致します。
一緒に、日本の一般的な企業の給与制度を学んでいきましょう。外資系の多くは職務給です。これは割り当てられた職務そのものの難易度や達成度合いに応じて給与が決まります。わかりやすく言えば能力給制度です。一方、日本のそれは職能給です。これは会社に何年在籍したかに依って、給与額が決定される方式です。昨今の若手の人材が、企業に入った後活力を失っていく原因とされているものですね。50代過ぎてボケがきて、仕事ができなくても給与900万もらってるなんていうことは、別に珍しくもない制度です。
大幅に上がらないと書いていらっしゃるので、おそらくお相手の勤務先は職能制給与なのだろうという前提でお話します。お相手が同年代の場合、300万いかない位というのは、標準的と言える範囲です。停滞感により、不安が煽られているのでしょうが、それは皆が共有しているものです。お相手さんだけが、取り立てて不味いといえる材料は今のところありません。
さて、では次に貴女御自身の話を致します。ADHDだとおっしゃっていますが、ADHDだからといって、複雑な作業を伴う仕事が駄目かというと、けっしてそうではありません。
私自身、社会人としてやっている際、ADHDと同様の症状に悩まされました。トイレに行かば、しばしば、チャックを閉め忘れる。照れて閉め直すうちに、社内のよくあるギャグ扱いされましたっけ。良い同僚に恵まれていたもので、私がトイレに向かうときは缶ジュースを賭ける風景もよく見かけました。この他不注意によるトラブルはよくありました。
気が散りやすい性分をどうにかするべく。就業中は自分なりに心が落ち着く、あるいはノッてくると思った音楽を聴くようにしてみたりして、労働効率を向上させました。当初上司に直訴したときは不興を買いましたが、データが伴うとよくぞやった、という具合でしたかね。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず
己の仕事を知り、己自身の素質を知れば、百の仕事も大丈夫と解釈してみてはいかがでしょうか。ADHDだと自覚したことで、一歩先に進んでいます。あとは就きたい仕事があれば、その為に如何なる工夫をしてみるか、というところではないでしょうか。社会人であった間、私が心がけていたのは、トイレ休憩やタバコ休憩の際、誰かに助けてもらった事をその都度メモし、ある程度したら必ずお礼をするという癖をつけました。おかげで、チャックの締め忘れは増えたような気がしなくもありませんが。律儀、という過分な評価を頂き、同僚とうまくやっていくことが出来たものです。
経済面でのお話に移りましょう。地域にもよりますし、どのくらい外面を捨てるかにもよりますが、例えば我が家の家計は、15万弱で収まっています。上回った収入は全て貯蓄に…といった具合ですね。ま、妻が学術書買い入れたり、学会出席の為にといって旅費を持ち出したりって事が多く、預金からひらひらーっとお札が飛んでくことも多いですけれどもね。
自宅周辺はスーパーの過密地域で、2日に一度は目玉有りのセールがどこかの店舗でやっているので、食費や雑貨に関してはかなり安く済んでいます。稀にですが、たまごL1パック98円の時もありますし、みかん2kgが600円とかで買えることもあります。セールの時の鳥の胸肉は2kg598円ということだってあります。100g 88円の豚切り落としを用いたとて、料理に於いては、レシピと、手間と、愛情でもって、素材以上の旨さを引き出す事も不可能ではございません。実際、我が家の食卓は華やかです。
ラップの代わりにレンジ容器等等、細かくあげればきりがなく、生活費をきりつめることを思考し、試行し、施行していけます。いまのダジャレです。こういう言葉遊びで一喜一憂するのも、おすすめです。
結論ですが、不安を動機にして、目標設定をしましょう。どうしたら、現在の経済力で貯蓄をしながら、そこそこ幸せにやっていけるのか。今のうちから考えておくことで、自然と節約術が身についてきます。
多くの場合、良い先達を見極めることが肝要です。ピンポイントで交流を深めていくことで、その知恵を拝借し、御恩返しを欠かさずにやっていけばよいでしょう。テレビや雑誌の節約術は、あくまで話半分として、ご在住の近辺の方との交流でもって、その土地に即した節約術を身に着けていくとよろしいかと。
私なりの言葉を贈ります。
主ふ力は人海戦術が基本
読み終えて少しでも不安が落ち着いていれば、何よりです。