恋愛研究や女磨きに疲れた時に
恋愛研究や女磨きに疲れた時に
男にとって…セックスと愛の区別ってあいまいなのかもしれません
この本を読んで感じたことです
博士が付き合っていることの指標を身体の関係の有無としているのも、男性目線からそうしているのでしょう
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モテない男たちの自分勝手な恋愛を描く『チェィシング・エイミー』『アニー・ホール』、自分の人生から恋愛を排除しようとした男を描く『日の名残り』『永遠の愛に生きて』、本気で人を愛したら負けだと思っている男を描く『アルフィー』『ラスト、コーション』、嫉妬ゆえに愛するものを傷つける男を描く『ジェラシー』『ことの終わり』、セックスによって幼児退行していく『リトル・チルドレン』『ラストタンゴ・イン・パリ』、それに、愛する女性と結ばれたことで安心して失敗する『ブルーバレンタイン』。
…『道』と『カビリアの夜』は映画史上の傑作とされてきたが、よく見ると、男の勝手な理想と幻想を女性に押し付けている。
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筆者は後書きでダメなオトコの品評会だと述べていますが、ここで勉強中の方々ならこう返すかもしれません
「彼らはどこにでもいる普通の男性です」と
ちょっと暇な時、疲れた時は女磨きをお休みしてこんな本を読むのもいいですよ
こんな「戦士の休息」の積み重ねが「一緒にいて、飽きない女性」を作っていくのだと思います
本
紹介者: 藤本冬蘭