発達障害の基礎知識
発達障害の基礎知識
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「発達障害」を現場の第一人者が初歩的な解説にはじまり治療の方法、法令や雇用の問題まで幅広く丁寧に説明する入門書の決定版。
最近よく耳にすることが多くなった「発達障害」。少し前までは子どもたちに対して使う「発達障害」という言葉は、ときに「発達」だね、といった言葉で聞くこともあります。どこか差別的な意味にとっている人たちもいます。実際、なんだかよくわからないうちに言葉だけがひとり歩きをしているような気もします。
近頃では子どもだけではなく、「大人の発達障害」もニュースで取り上げられることが多くなり、社会で起こっていることすべてを発達障害で説明しようとする動きもあります。実際、女性の悩みや職場で起こっているトラブル、夫婦間の問題についてもその問題の解決のキーワードとして「発達障害」が使われるようになっているのではないでしょうか。
発達障害は、子どもが発達していく過程のどこかに問題が生じてくることを指しています。さらに、精神病的な症状ではなく、認知(理解をして行動する過程)に問題があり、日常生活・学校生活上に問題が生じている状態と考えればわかりやすくなります。とはいえ、なかなか理解しにくい「発達障害」という言葉の意味、その全体像をわかりやすくまとめたものが本書です。
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