3/7 盛りだくさん！ぐっどうぃる博士「恋愛マーケティング理論」

ぐっどうぃる博士のセミナーに行ってきました！

博士の話が生で聞ける貴重な機会はなかなかないと思い、即申し込み。大人気の博士だけあって、会場も満員。みなさんノートを準備して、しっかりこの日に備えていました。

「恋愛マーケティング市場」というタイトルだけあって、まず「恋愛は市場、自分は商品だと考えましょう」というところからスタート。
人はあなたを恋愛市場において”商品”や”サービス”としての価値があるかないかを見ています、と、果たして自分に価値があるのかちょっとドキッとする言葉が。
まず、その”恋愛市場”で結活を成功させるためのポイントから。
”結婚”という目標を達成するには、「自分のことを好きな人」かつ「自分が好きな人」から選ぶのが基本。

付き合えない女性の４つの特徴の１つ目には、

①恋愛（結婚）に興味がないand/or一人の男性にずっと執着している　

というものがあり、特に「ずっと執着している１人の人」というのは、恐らく恋愛市場での「自分のことを好きな人」ではないところに属している人のことなんだと思います。
博士曰く、この世には自分を絶対に好きにならない男性がいる。
自分に置き換えて考えてもそうですよね。たとえどんなにいい人でも、やっぱりどうしても恋愛の対象にならない人はいます。だから、「自分のことを好きな人」の中から選ぶことが時間やエネルギーを無駄にしない為にも重要なんだそう。
わかってはいても、これってすごく難しい。成功率を上げるためには、感情に走りすぎずそこをコントロールすることが大事だそうです。

ここで冒頭から博士が「かけがえのない男性というのはこの世界にはいない。気のせいです。」と笑わせてくれました。

そして残りの３つの特徴は、
②価値が低い
③男性という生き物を知らない
④自分自身を知らない、です。

②の価値とは、性的、パートナーとして、結婚相手として、自由を邪魔しない、という４つの価値。４つと言っても、それぞれの項目が更に細かい条件に分かれます。

まず性的な価値とは、・美しい顔、スタイルの良い体　・若さと健康　・女性らしさ　・非日常と非現実　・幸せにできそう感　・手に入りそうで入らない距離。
次にパートナーとしての価値とは、・居心地のよさ　・飽きがこないこと　・自分の味方　・劣等感を刺激しない。　
結婚相手としての価値とは、・実年齢が若い　・経済観念がある　・家事や育児が得意　・世間からの見栄えが良い　・妻の役割を果たしそう　・保守的な考えを持っている。
最後に、自由を邪魔しないという価値は、・時間、空間、お金、心、夢を追う、恋愛の自由（を保証してくれる）というもの。

なんかスゴイですね・・・！
何だこの条件の数々！！こんなに揃ってる人なら私が結婚したいくらいです！（男性に生まれ変わったら）　
実年齢に関しては魔法使いでもないので今更どうこうすることはできないとして、外見を磨くための努力はとにかく重要そうです。
私は美しさって健康とイコールだと思っているので、健康に気をつけいつも美しくしておき、なおかつすぐ手に入りそうでもなかなか手に入らなそうでもない絶妙なラインをつく。
だからみなさん、あんまり美しくなりすぎちゃダメかもしれません（笑）。現実感出しちゃダメなので、生活感が漂うところとか、女のバックステージは見せちゃいけません。
もうなんかここまでで既に息切れしそうです。

次の、パートナーとしての価値は言い換えると、安らぐ、楽しい、疲れない、かわいげがある、ということだそうです。
劣等感と言い訳は常にセットで存在しているので、彼が劣等感を持っている所の言い訳を自分が先にしてあげることで、劣等感を刺激しない＝安らぐし疲れない、と思ってもらえる。（ex:学歴コンプレックスがある人なら、「社会に出てみて思ったけど、やっぱり学歴より実力の方が大事だよね」など。）
ただし、その言い訳が彼の言い訳と一致していないとピンとこないようです。

結婚相手としての価値は、これはなんかわかるような気がしますね。前述の通り実年齢はどうにもできませんが、どれもいわゆる”妻としての理想の姿”そのものという感じがします。
だから女磨きをするとなるとお料理教室とか行ったりするんですよね。

私が印象に残ったのは、「結婚という制度がそもそも保守的な制度なので、こういった条件も保守的になります」といった趣旨の博士の言葉でした。

そしてその保守性やそれと矛盾していそうな性的魅力やその他諸々を内包しつつさらに自由を邪魔しないという価値、と、もう息切れどころか完走できる自信がなくなりそうです。

セミナー中上がった質問の中で、今までに挙げた条件を満たそうとすると本当の自分とのずれができるけれど、最初からそれを隠しているといつか苦しくなるのではないか（だったかな？）や、駆け引きはした方がいいのか、というのがありました。
確かに！でも、人は価値を感じると初めて人として認識するんだそうで、まず価値を感じさせた後に初めて自分を少しずつ出すべきだそうです。

そう、最初にも言っていた通り、自分は恋愛市場に並ぶ商品。人にとって他人は全てサービスか役割です。だからまず価値を感じさせ、それから売る。見た目や年収など明らかな価値がない場合は、まず価値を感じさせてから告白したり駆け引きで離れたりすれば良い。距離が近くなり過ぎると価値が低くなったり、価値の高いものが遠ざかるとテンションが上がったり、距離に関してもとても重要なものがありそうです。

ふー。恋愛市場、シビアですね！たくさんのスライドを用意して少しでも多くを伝えようと時間いっぱいまで一生懸命説明してくださった博士。様々な本からの引用を多用しながら論理的に教えてくれ、博士手描きのイラストや冗談を交えながら最初から最後まで私達を笑わせてもくれました。
恋愛や婚活のセミナーで「７つの習慣」の話が出てくるとは・・・！とにかく駆け足で過ぎて行った熱気あふれる１２０分でした！

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